お米と魚介の出汁・・・日本人の口に合う、西アフリカのセネガル料理

アフリカ大陸54ヶ国。旅の楽しみの1つに、何といっても『食』があります。なんせ大きな大陸ですから国によって様々な名物料理があり、1度や2度、お口に合わない料理があったとしても必ずや胃袋を満たしてくれる国が1つはあるはずです。
アフリカ料理に関しては舌の肥えている(?)弊社のスタッフの中でもファンが多いのは、「セネガル料理」。
アフリカならではの…特殊な食材が使われるわけではありませんが、米を主食とし、隠し味に魚介類のダシを使う事も多く、日本人の味覚にとてもマッチしています。西アフリカ諸国を長く旅した事のある方なら、首都ダカールに着いた途端に、料理のレベルが一気に上がる事に涙した方も多い事でしょう。事実、そこらの屋台で何を食べても美味しいのです。料理の種類も多く、今日は何を食べようかと嬉しい悲鳴に頭が悩みます。
ですが、まず食べるのは、何はともあれセネガル国民のソウルフード「チェブジェン」。これを味わうこと無く、セネガルという国を語るなかれ。現地の言葉で「チェブ」はお米、「ジェン」は魚。野菜や魚をとにかく煮込み、魚ダシが十分に効いた煮汁でお米を炊き上げる。パエリアにも似た料理です。
お洒落なレストランも多いダカールでは、綺麗に盛りつけられた優雅なチェブジェンも味わう事ができますが、機会がありましたら是非味わって頂きたいのは、家庭で振る舞われるオフクロの味。家族も客人も老若男女も関係なく、大皿1つを囲んで食べるのが基本スタイル。セネガルは「テランガ」(=ウォロフの言葉でようこその意)の国であると言われ、家族や身の周りの人間、仲間内の結びつきを非常に大切にします。文字通り、同じ釜の飯を食らうスタイルにもそんな心意気がよく現れています。