アフリカンアートミュージアム

山梨県は北杜市、甲斐駒ケ岳の麓にある尾白川キャンプ場。
さすがは名水100選に選ばれている美しい尾白川が目の前を流れる最高のキャンプ場の一つです。
ここには年に一度の楽しみで行くのですが、その帰りはいつも長坂町近くにある蕎麦屋の「翁」での食事も忘れてはいけません。が、この「翁」、いつも混んでいまして、今年はその日に打った蕎麦も終わってしまい、食べず終いでした。
どこか無いかとウロウロと・・・
すると「アフリカンアートミュージアム」という小さな看板が。
寄ってみるとかなり立派な建物で、広々とした空間に展示物が置かれ、久々にゆっくりと鑑賞してしまいました。 

中にはアフリカ小物のショップや、小さなカフェも併設されていますのでお近くにお越しの際には頭の片隅に入れておくのも良いかも知れませんね。
この辺りには郷土資料館や芸術村、一軒家のレストランなどが点在していますので、高速道路で通過だけではなくちょっと寄り道してみませんか?
で、食事はどうなったのかって?
尾白川近くの北杜市役所付近に戻って「ひさの食堂」で満腹になりました(笑)。
気になる方は検索してみてくださいね。
by 久世
https://www.facebook.com/africanartmuseum

タンザニアの伝統的アート「マコンデ美術」

アフリカには、数多くの伝統的アートがあります。その中の一つに、タンザニアの「マコンデ」があります。

タンザニア南部からモザンビークにかけて住む、マコンデの人達が、1960年代に、現在の黒檀を彫るスタイルを確立したと言われています。
マコンデのテーマは、多種に渡り、シェタニ(サタン、精霊)、ウジャマー(家族)や人物像、日常生活の一場面、また、彼らの「肉体は一個人のものではなく、世代を通じて肉体と生命が伝達される」といった精神世界を現した作品も興味深いです。
黒檀は、ご存じの通り、家具や装飾品に使われる高級木で、堅く重く、加工が大変ですが、イマジネーションを膨らませて、素材の形を活かした作品や、また、1980年代以降の作品は、繊細なタッチのものも多くまた、高さ数メートルにも及ぶ大きな作品は、圧巻です。
実は、日本でもそんな作品に触れられる場所があります。三重県伊勢市二見町にある「マコンデ美術館」です。
■マコンデ美術館
http://www2.ocn.ne.jp/~makonde/
館長さんが、マコンデの魅力に惹かれて、30年以上前から収集を始め、ついには、美術館を建てるまでに至った圧倒的なコレクションの数々は必見です。また、同じくタンザニアを代表するアート、「ティンガティンガ」の貴重な創始者の原画や、バチック、楽器、生活用具などの民族資料も展示されています。
伊勢湾を見下ろす閑静な場所にあり、鳥羽水族館にもほど近いので、興味のある方は、是非一度お立ち寄り下さい。
大阪営業所 荒木
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ナイジェリアでヨルバの人たちのお祭りを見学

今回は2500年に渡るナイジェリアのアートに焦点を当てたツアーですが、ラッキーにも年に1度のお祭りを見学することが出来ました。
ヨルバの人たち固有の宗教で最大のお祭り、聖なる森に、一般市民や聖職者たちが集まり、クライマックスはオショボの王様と、そして巫女さんの登場。
写真はちょうど王様が登場された場面ですが、このあとチラリとだけお顔が見れたくらい。とにかく人、人、人。
たくさんの警官に警備される緊張の場面もありましたが、パワフルな国、これぞナイジェリア!という醍醐味を味わうことができました。
地元のお偉い方、長老の方もにこやかに写真に納まってくださったり、おまけに地元の人たちからは、珍しい(?)日本人観光客と一緒に写真を撮りたいのか、バシバシと写真を撮られたり。
交流も楽しみながらのお祭り見学となりました。

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