チャリンコ・サファリ

野生動物を観察するサファリ(ゲーム・ドライブ)は、ケニアや他の国でも、サファリ用に改造したミニバスや4WD車で見て廻るのが一般的です。

ケニアにあるヘルズゲート国立公園では、公園内を車で走るよりももっとお奨めの移動手段があります。それは、自転車です。
公園の入り口周辺で気軽にマウンテンバイクを借りることが出来、公園内を自分の足で走る事が出来ます。
公園内には、ライオンやヒョウといった肉食動物もいるのですが、ご安心ください。それらの動物は会う事自体がとても難しく、メインとなるのは、シマウマ、ガゼル、キリン、バッファロー、ハーテビースト類といった草食動物たち。
さすがに、至近距離に近づくと動物たちの方から距離を取ってしまいますが、野生動物と同じ地平、同じ目線で息遣いを感じながらサファリをするのは他の国立公園・保護区では味わう事の出来ない醍醐味。
是非、体感してみて下さい!
ナイロビ駐在員 生野
ケニアのツアー・旅行はこちら。

ハネムーン・レポート『ケニアとザンジバルとティンガティンガ体験13日間』

2014年9月にハネムーン手配旅行でケニアとタンザニア・ザンジバル、さらにダルエスサラームでティンガティンガ絵画の1日体験をされたNご夫妻からのレポートです。

ケニア・ナイロビ
羽田~ナイロビの移動は羽田から待ち時間も含め20時間近い移動時間でしたが、お昼過ぎに空港に着き、現地スタッフの方とドライバーのピーターさんがお待ちくださり、スムーズにホテルまで連れて行って頂き、快適でした。
ドライバーさんをはじめ、ホテルの方も現地の方はとてもフレンドリーで、ウェルカムムードでフライトの疲れもあまり感じませんでした。
尚、ここでの滞在(パナフリック・ホテル)はサファリまでの一泊ですが、一番蚊に喰われました。サンダルの間からも入ってくるので、虫除けスプレーは必須です。
マサイ村訪問
マサイ村への訪問では、マサイの方は、観光客の相手に慣れている感じです。短い時間に、村人の紹介、家、火起こし、学校など案内してくれます。現地の方と触れ合える面白い機会です。
ただ色々と手作りのものを販売してきます。欲しくないのであればうまく断るか、値段の交渉をきちんとした方がいいと思います。
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アンボセリ サファリ
キリマンジャロをバックにサファリが出来るのは圧巻です。展望台もあり見晴らしも良く、マサイ・マラとは雰囲気が違います。
もし時間があるのでしたら、マサイラマだけでなく、アンボセリも是非お勧めします。
また宿泊したセレナホテルはサービスもお料理も滞在した中で一番レベルが高かったです。(勿論どこも良いですが)
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ケニア・マサイ・マラ
アンボセリからの移動
長時間です。体調を崩さないよう気をつけた方が良いポイントです。お水は用意してくれますが、多いに越したことがないと思いました。
見れる動物の種類
アンボセリより多いです。午前・午後と2回サファリがありますが、時間が違えばあえる動物も太陽の位置も違うので、自然の豊かさや面白さが感じられます。狩りは見れませんでしたが、死んだシマウマにたかるハゲワシなど、ここでも自然を感じられます。
気球サファリ
一番印象的だったのは、前日に現地で参加申し込みをした気球サファリです。朝日を見ることができ、上空から自然を眺めるのは、体験してこそ素晴らしさを味わえます。色々な国の参加者と朝食を取る時間も非常に楽しいです。
ケニア~タンザニアの移動
長時間の移動ですが、ケニアは最後かと思うと感慨深いです。サファリの場所と町では風景が全然違うのは当たり前ですが、その違いを感じるのも旅の一つの醍醐味です。
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タンザニア・ティンガティンガ村
ティンガティンガ村で、アーティストに指導頂きながらペイントしました。自分で作品を作り上げるのは思い出深く、楽しいです。村にはたくさんの絵があり、アートの世界に入り込んだようでした。
日本でのエキスポに参加経験があるアーティストも多いようで、日本人というと皆さんフレンドリーです。
基本的には、押し売りする人はいませんでしたが、人によっては、作品を売ろうと必死な方もいるので、作品が気に入れば問題ないですが、購入する際は良く検討した方がいいです。
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タンザニア・ザンジバル ストーンタウン
夕食はターラブの演奏を聞きながら過ごしました。屋上のラウンジで、街全体が見渡せアラブの雰囲気を全体で感じられるのは、非常に良い経験です。伝統の薬と言われるジンジャーティはとてもおいしかったです。
ストーンタウン全体の雰囲気は、アラブの雰囲気で、観光客の為の町のようでもありますが、ここは意外にも誰も押し売りしてこず、とても良かったです。これまでお土産を買いそびれてもここでもたくさん買えます。
肉や魚や野菜のマーケットは、人々の生活を肌で感じられとても活気があり面白いです。大きいお野菜がいっぱいあります。
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タンザニア・ザンジバル リゾート
ビーチでは、何より人が少なく、ハネムーンの最後にはもってこいのホテル(ザンジバル・リトリートホテル)です。アシスタントマネージャーの方はスウェーデン人のとても明るい方でいつも気を使ってくれました。
海も綺麗なことはもちろんですが、夜の星空も圧巻です。
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最後に・・・
ケニアでのガイド・ドライバーのピーターさんは、大変動物に詳しく、私たちに良い体験をさせてくれようとホスピタリティに溢れた方でした。その他どのドライバーさんもどのホテルのスタッフも優しく、大変過ごしやすかったです。(一方、お土産屋さんでは基本的にやはり積極的に販売に来ます)
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アフリカの壮大さは写真や映像でも伝わってきますが、見るのと体験するのはやはり全然違います。色々と盛りだくさんでしたが、忙しすぎることもなく一つ一つじっくりと味わうことが出来、アフリカをハネムーンの地に選んで本当に良かったと思います。
また是非アフリカに行きたいと思います。今度は別の地方にも夫婦で行きたいと話しています。素敵な旅行をありがとうございました。
※アフリカでのハネムーンにご興味のある方は、ぜひアフリカでハネムーン&ウェディングのページもご覧ください。

サファリの合間に最適!ケニアのオリジナル炭酸飲料「ビター・レモン」と「ストーニー」

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ケニアをご旅行される皆様、サファリの合間の食事時には何を飲まれますか?
もちろん、乾燥したサバンナを駆け回った後は、キンキンに冷えたビールが最高!…ですが、昼間からは飲まれない方や、あまりアルコールを飲まれない方もいらっしゃるはず。
アルコール以外のソフトドリンクとなると、果物ジュースに、ミネラルウォーター、後は炭酸飲料という事になってきますが、ケニアで見かける炭酸飲料と言えば、世界中おなじみのコカ・コーラ、ファンタ、スプライトの3種類です。
迷いが少なくてよいのですが、アフリカまで来てコカ・コーラも味気ない…。そんな方々には、是非ケニア・オリジナルの炭酸飲料をお奨めです!

①BITTER LEMON(ビター・レモン)
緑色のビンが目印。味は甘すぎないレモネードのようです。
後口もさっぱりとしているので、飲みやすい。
②STONEY TANGAWIZI(ストーニー)
茶色いビンが目印。TANGAWIZIとは、スワヒリ語で「生姜」の事。
ジンジャエールより辛く、生姜汁よりは甘い、何とも不思議な味。
初めて飲むと少しびっくりしますが、いつの間にかクセになる味です。
どちらもケニア、タンザニアでは子供から大人まで広く飲まれている炭酸飲料です。是非、サファリ旅行に出かけられたら、「ご当地ソーダ」もお試しください!
ナイロビ駐在員 生野
ケニアのツアー・旅行はこちら。

マサイ・マラ国立保護区でヌーの川渡りを目撃

8月8日~8月17日、『ケニア・サファリ・ハイライト10日間』ツアーの添乗より戻ってきました。

ツアー中、滞在したマサイ・マラ国立保護区での出来事。
連日夕方から夜にかけて大雨。乾季のはずのマサイ・マラの草原は、雨の影響で緑色。

この時期は、マラ川でヌーの川渡りを楽しみにしている方も多いはず。
マサイ・マラの東からマラ川へ向けて走っている途中、なんと!連日の雨で増水したタレック川で、ヌーが川渡りをしていました。その場所はFIG TREE LODGEから5キロ位の場所。タレック川はマサイ・マラの東に位置するマラ川の支流です。
ヌーの川渡りというとマラ川で有名ですが、チャンスがあればタレック川で見られることもあります!マラ川で行われるヌーの川渡りに比べると、迫力にはかけるかもしれませんが、充分に見応えのあるものでした。
動物たちの動きはその時の状況によって変わりますが、運が良ければこんな出来事にも出会えるかもしれません!
川岸まで行って引き返すヌー。川を渡りきり向う岸でホッとしているヌー。写真は、ヌーが川に飛び込む瞬間!がんばれーと応援したくなります。

アフリカからコンニチハ!VOL.13 FROM ケニア

サファリの行先で根強い人気のケニア。初アフリカでも、2回目3回目でも楽しめる国・ケニアのガイド、ジェームスさんにお聞きしました。
●自己紹介
こんにちは!ケニア出身のジェームス・ンジョロゲです。ジェームスと呼ばれています。日本語ガイドをして13年です。ケニアやタンザニアでのサファリガイドをしています。

●インタビュー
Q.あなたの国で最高な場所はどこですか?
A.マサイマラです。間違いなく素晴らしいサファリができると思います。ですが、サンブル国立保護区もお薦めです。景観も良く、貴重な固有の野生動物を見られるチャンスがあります。
Q.あなたの国で最も興味深いお祭り・儀式は何ですか?
A.キクユの人々の伝統的な結婚式や、婚資を渡す式です。運良く観光客の方々が見られたこともあったんですよ!また、マサイの人々の生活様式や儀礼なども興味深いですね。
Q.ケニアの家庭料理で好きなものは何ですか?
A.ウガリと揚げ野菜、そして魚か肉の組み合わせです。キクユの昔ながらの「イリオ」も好きです。(ジャガイモやグリーンピースをマッシュポテトのようにしたもの。シチューなどの付け合わせにぴったりです。)
Q.あなたの好きなことわざは何ですか?
A.『MWENDA POLE HAJIKWAI』
意訳:のんびり、ゆっくり、いきましょう。
Q.日本で行ってみたい場所は?
A.東京です。それと京都の古い街並みや大阪の繁華街も見てみたいです。
Q.日本人に対する印象は?
A.他国の方々と比べると、とても謙虚で控えめな方々だと思います。そして動物・植物・鳥類など自然を愛しているように感じます。
ベテランガイドで日本語もできるジェームスさん。熱心にお答えいただきました。どうもありがとうございました。
日本語ガイドのジェームスさんも活躍しているケニアのツアー一覧はこちら。