映画のロケ地になったアフリカ

アフリカをロケ地として撮影された映画というと、
皆さんはどの辺りを想像されますでしょうか。
一番の有名どころといえば、愛と憎しみのデカン高・・・もとい、
「愛と哀しみの果て・OUT OF AFRICA」でしょうか。

かなりのカットで、マサイマラのオロロロの丘やンゴングヒルが出てきます。(オロロロの丘はマサイマラ国立保護区の北西境界面です)
まだお若いメリルストリーブとロバートレッドフォードの競演ですね。

次は弊社でもお手伝いさせていただきました「風に立つライオン」。
ナイロビとマガディ湖の間にあるエンケレイヤンというマサイの小さな町にある小学校に、1990年代の病院を再現して撮影しました。
残念ながら、撮影終了と同時にセットは取り壊され、今は普通の小学校に戻っています。

最後はあの北米神話というか御伽噺の「スターウォーズ」。
アナキン少年(後のダースベイダー)が母と住んでいたあの家です。ここは砂の移動が激しく、現在は1/4ほどが砂に埋まり始めたようです。
かなり多くの観光客が訪れるところですが、チュニスのテロ後は整備が遅れているようです。

by 久世

モロッコのスーク

女性に人気のモロッコの雑貨。その雑貨を売っているモロッコのスークですが、活気があって見ているだけでも楽しいものです。

呼び込みがなかなか上手く、日本語で呼び込みされたりします。
「ミルダケ、ミルダケ、タカクナーイ、ビンボープライス」
なんて言われたときは思わず笑ってしまい、見事に術中にはまってしまいましたが(笑)
モロッコに限った話ではないのですが、値札が付いていることが少ないので、値段は交渉になります。この交渉もなかなか面白く、相手との駆け引きを楽しめます。自分の納得できる値段で交渉しましょう。
フェズとマラケシュのスークが有名どころですが、フェズの方のほうが静かというか、「好きなだけ見ていけ」的な雰囲気があるように個人的には思いました。
マラケシュのジャマ・エル・フナ広場は毎日がお祭り騒ぎ。体を張った大道芸、蛇使い、音楽、そして屋台!凄まじいエネルギーを感じます。テンション高いです。しかも、お酒なしで。
お酒飲んだらどうなってしまうのか・・・
写真はジャマ・エル・フナ広場の屋台です。
東京本社 菊地 佑介
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アフリカのオフライン航空会社録3

アフリカのオフライン航空会社録の第3回目は、ロイヤル・エア・モロッコです。
ロイヤル・エア・モロッコはアフリカ内で5本の指に入るほどの輸送人員、機材、就航都市を誇る航空会社です。
モロッコ独立翌年の1957年にエア・アトラスとエア・モロッコの合併によって、ロイヤル・エア・モロッコは誕生しました。

就航都市は西ヨーロッパ、中近東、アフリカ、アメリカ、モロッコを含めると90都市になり、西ヨーロッパはフランス、スペイン、イタリアで就航地点が多く、アフリカでは西アフリカ、中部アフリカの主要都市を網羅しています。
機材は主にボーイング737-700と800を36機保有しており、これらがアフリカからヨーロッパまで運航しています。長距離用の機材としてボーイング767と747-400を保有しており、ジェッダ線やニューヨークとモントリオールへの運航に使われています。
現在ボーイング787を4機発注していて、年内には受領の予定です。
弊社のツアーでもカサブランカ以遠での利用が多い航空会社です。
(画像は導入予定のボーイング787)

東京本社 深川

作って食べるアフリカ そら豆のスープ 「ビッサァラ」

新緑がまぶしい季節、今はそら豆が旬!ということで、今回はモロッコのビッサァラという、そら豆のスープを作ってみましょう!

材料(2~3人分):
そら豆:3カップ(下準備済のものを)
オリーブオイル:1/3カップ
水:6カップ
潰したニンニク:1~4片(お好みで!)、
スパイス類:チリパウダー・クミン・塩・黒胡椒・パプリカ・パセリ      各少々
1:熱したオリーブオイル大さじ2(分量外)でニンニクがキツネ色になるまで炒める。
2:水とオリーブオイル、そら豆とスパイス等を全て加え50分程弱火にかける。
3:なめらかになる様にそら豆を潰し、適宜水を加えます。
4:味を調整して完成。アツアツをいただきまーす!
速〇も〇みち流に、さらにオリーブオイルをかけるのもアリかもしれません!
By 大阪営業所 歌津

モロッコではおなじみの 「レモンソルト」

「食べるラー油」、一時期流行りましたよね。
最近ではブームも落ち着き、人気も定着してきた感があります。
「食べるラー油」に続き、というわけではないと思いますが、今「塩レモン」が密かなブームのようです。先日、何かの情報番組で見かけました。
「塩レモン」とは、レモンを丸ごと塩漬けにして発酵させたもの。北アフリカのモロッコでは調味料としてあまりにも一般的で、タジン鍋の煮込み料理などにも使われています。

漬けたては酸味も塩気も尖っていますが、時間が経つうちにまろやかに。そこまで待てば、果皮は刻んで香りのいい塩として、漬け汁は塩気のあるまろやかな酢として、野菜料理にはもちろん、肉や魚料理にも幅広く利用できます。ほのかな苦味が料理の味わいをグッと引き締めますし、酸味も穏やかなので酸っぱいのが苦手な人でもおいしく食べられます。
絶妙な分量は、塩分濃度10%。適度なしょっぱさで、塩味の見当もつけやすく、使いやすい。また冷暗所で保存も可能。レモン丸ごとで漬け込むのがモロッコスタイルですが、くし形に切って漬けると1か月ほどで塩も早くなじみ、少量でも作りやすいです。
モロッコでは、「AISHA」という非常に有名な食材メーカーによる瓶詰が売られていますので、ご旅行の際に購入されるもの良いかもしれません。
皆さんも、是非トライしてみてください。
≪レモンソルト(citrons confits)レシピ≫
●材料
レモン(国産)・・・3~4コ
粗塩・・・カップ1~1と2分の1
●作り方
1.レモンは洗い、水けをふき取る。お好みで、1個丸ごと、または4~5等分の乱切りなど。
2.清潔な密封瓶に、塩・レモン・塩の順に重ねて入れ、一番上に塩がくるようにして詰める。
冷蔵庫で保存し、時々瓶をふって上下を返す。
※1週間後から使えます。エキスが出てくる(美味しくなる)のは、1か月後。長く漬ければ漬けるほど(さすがに限度はありますが・・・)、味がまろやかになり、深みが出てきます。