アフリカを走る日本車

東アフリカ、特に日本と同じ左側通行の国では日本車が数多く走っています。

日本に比べて道路事情が悪いこともあり故障は多いようですが、修理屋さんの技術はすさまじく、日本であれば部品を交換する状態でも壊れた部品を修理します。

世界で4000万台売れたカローラを始め、ハイエースやランクルが数多く走っています。
なぜトヨタの車が多いのかを何人もの人に聞いたことがありますが、耐久性と部品が豊富にあるのが理由だそうです
偽物の部品が格安で手に入るらしいですが、すぐに壊れるので高くても純正が一番だとみんな口を揃えて言います。
ちなみにバイクはホンダのオフロードバイクが人気のようです。
写真は南部アフリカに多いオープンタイプのサファリカー
このままでは日本で走ることはできませんが(排ガス規制の問題で)、個人的にいつか乗りたい1台です。
by 菊地 佑介

エアコン付きの大型バスも!スーダンの乗り物

スーダンの乗り物といえば、過酷な列車ということでバックパッカーに人気?な、ハルツーム~ワディハルファ間の列車!という方もいるでしょう。

ところが今は綺麗に舗装されて、エアコン付きの中国製大型バスで移動ができてしまうのです!
砂漠の中の1本の道路を延々と走ります。早朝とういうか、真夜中に出発し、昼過ぎには終点に着いてしまう。アフリカによくありがちな、朝早すぎてなかなか辛いタイムスケジュールですが(笑)
もう1つスーダンの有名な乗り物といえば、スーダン~エジプト間のナイル川を往復している船です。これは定員300名ほどの船に700名ほど乗り込みます。
週に1往復しかしていないので、ものすごい荷物と人です。エジプトに出稼ぎに行く人は船の中でお店を広げ始めます。もちろん通路で・・・
もし、行かれる方がいましたら、早く乗船し自分の場所を確保することを強くお薦めします!
ほぼ1日缶詰にされ、足の踏み場もないほどの混雑ですが、陽気でホスピタリティ溢れるスーダン人のおかげで非常に楽しいものです。途中、船の上からエジプトのアブ・シンベル神殿を見ることも出来ちゃいます!
朝の5時頃にコーランが大音量で船内に流れてびっくりして起きましたが、お祈りするスペースがないのか、皆さんお祈りしていませんでした。
by 菊地 佑介

ケニア・ナイロビ名物の乗り合いバス 「マタトゥ」はハイエースが多い

ナイロビ名物と言えばマタトゥと呼ばれる乗合バス。
車種はTOYOTAのハイエースを使用する事が多く、座席数を増やしていて定員は14名まで。
全てのマタトゥは白いボディに黄色いラインが入っているが、実は10年位前まではこのルールはなく、ナイロビ中を走るマタトゥは思い思いのペイントが施されたカラフルな車だった。地味なカラーリングに統一されてしまったのは少し残念。
運転手と車掌の2人体制で、車掌は車から半分身体を乗り出し、大声で行先を叫ぶ。一応、各路線ごとに走るルートは決まっているのだが、渋滞を縫って走るマタトゥは、ルートもその場の判断で自由自在に変更する。この路線番号とルートは、ナイロビ市内中を文字通り網の目のように走っており、把握するまではさっぱりワケが分からない。但し、慣れてしまうとこれほど便利な物もなく、2~3台のマタトゥを乗り継いでいけば、まずナイロビ市内中のどこでも行ける。値段も初乗り20~30円くらいと安く、市民の生活の足として、無くてはならないものとなっている。私には違いが分からないが、人々には自分のお気に入りマタトゥというのもあるらしく、マタトゥは公共の交通機関という枠組みを超えて、ナイロビを表現する立派な都市文化の1つ。使いこなす事が出来れば、あなたも立派なナイロビアン。

しかし、実はマタトゥが真価を発揮するのは日が暮れてから。昼間はポリスの目があるので、比較的大人しく走っているマタトゥも、夜になると姿を変える。車内は怪しい色のブラックライトに照らされ、客席に向けられたスピーカーからは、低音の効いたダンス音楽が大音量で流れ始める。さながら走るナイトクラブ。正直なところ、明らかに嫌そうな顔をして耳を塞いでるおばあちゃん等もたまに見かけるのだが、運転手も車掌ももはやごきげん。爆音を垂れ流しながら、夜のナイロビを走り回っている。しかし、夜のマタトゥは運転も荒く、客層もよろしくなかったりするので、移動手段としてはあまりお奨めできない。皆さん、夜に移動するときはケチらずにタクシーを使いましょう。
ナイロビ駐在所・生野
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