アフリカを走る日本車

東アフリカ、特に日本と同じ左側通行の国では日本車が数多く走っています。

日本に比べて道路事情が悪いこともあり故障は多いようですが、修理屋さんの技術はすさまじく、日本であれば部品を交換する状態でも壊れた部品を修理します。

世界で4000万台売れたカローラを始め、ハイエースやランクルが数多く走っています。
なぜトヨタの車が多いのかを何人もの人に聞いたことがありますが、耐久性と部品が豊富にあるのが理由だそうです
偽物の部品が格安で手に入るらしいですが、すぐに壊れるので高くても純正が一番だとみんな口を揃えて言います。
ちなみにバイクはホンダのオフロードバイクが人気のようです。
写真は南部アフリカに多いオープンタイプのサファリカー
このままでは日本で走ることはできませんが(排ガス規制の問題で)、個人的にいつか乗りたい1台です。
by 菊地 佑介

アフリカの通貨名の由来

日本のお金の単位・通貨名は『円』ですが、アフリカ全土を考えると、随分たくさんの通貨名があります。
北アフリカ諸国も、各国それぞれ通貨がありますが、その中で多いのは「ディナール」と「ディルハム」。中東諸国も含めると、ほとんどの国の通貨が、ディナール、ディルハム、リヤルの3つの単位(それぞれ通貨名の前に国の名前がついた異なる通貨扱いですし、当然換算レートもそれぞれ違いますが)のいずれかを使っています。何で別の国なのに、同じ通貨単位を使っているんだろう?と不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが(いないか?)、実はこの3つの通貨には非常に長い歴史があります。
まず、アルジェリア、リビア、チュニジア、イラク、クウェート、ヨルダン、バーレーン(その他セルビア、マケドニアでも)で使われている「ディナール」。起源は693年にウマイヤ朝のカリフ、アブドゥルマリクがダマスカスで打刻させた金貨に遡ります。
そしてモロッコやアラブ首長国連邦で使われている「ディルハム」も、全く同じ時に、同じカリフの命によって打刻されましたが、こちらは銀貨でした。
この時以来、イスラム世界では金貨のディナール、銀貨のディルハムが長い間並行して使われてくことになります。

それぞれの名前の由来は、ディナールがローマ帝国のデナリウス銀貨、ディルハムがサーサーン朝ペルシャのディレム銀貨(ディレムは更に遡ると、アレキサンダー大王が持ち込んだギリシャの「ドラクマ」まで遡ることができます)。いずれも、初期イスラム帝国が征服したそれぞれの地域でかつて流通していた貨幣です。今では以前使っていた国々でも独自の名前を持った通貨を制定する国が増えましたが、上に挙げた国々は現在でもこの由緒ある通貨名が使われています。
因みに、他のオマーン、カタール、イランなどの中東諸国では「リヤル」が通貨名となっていますが、ブラジルの通貨「レアル」とともに、スペイン語・ポルトガル語で「王の」を意味する形容詞「real」から名をとったスペインの古い通貨「レアル」に由来するアラビア語名です。この「real」は英語ではロイヤル(royal)にあたります。
日本の「円」の通貨名の由来ってご存知ですか?結構興味深い話なので、是非調べてみてください。
by 羽鳥

コートジボワールのおいしい水「SACHET D’EAU」

アフリカ、コートジボワールに住んでいたと話すと、飲料水に苦労をされたかとお思いになる方が多いです。

実際は上水道はSODECI(コートジボワール水供給会社:フランスのブイーグも出資している)が供給しているので、普通に煮沸しなくても飲めました。
もちろんローカルのミネラルウォーターもあります。ボトリングされている商品で有名なのはAWAで、コートジボワール最大のビールとソフトドリンク製造会社のSOLIBRA(アフリカ・レモネード・ビール製造会社)が生産しています。国内のいたるところで買えますし、フランスの植民地であった影響で、輸入のミネラルウォーターもスーパーマーケットにたくさんあります。
アビジャン市内のスーパーのミネラルウォーター売り場
アビジャン市内のスーパーのミネラルウォーター売り場

今回取り上げるSACHET D’EAUは、直訳すると「水の袋」です。ビニール袋にミネラルウォーターや天然水をつめてあるもので、ボトル入りのミネラルウォーターより安く、冷たくおいしいので、コートジボワール国民に人気です。
開けたばかりのSACHET D’EAU
開けたばかりのSACHET D’EAU

ビニールの縁を噛み切って押し出せばチュルチュル飲めるし、食事前には手を洗え、汗をかいたらリフレッシュをかねて顔にかけてもよし、人のいるところではどこでも売られていて、まさに安くて便利な一品です!!

ナミビアは自転車天国?

先日、ナミビアのツアーに同行させて頂いた際のこと、
同行のガイドと話をしていて、ナミビアのスポーツの話題から自転車の話になりました。

ナミビアはご存知の通り、国土の大部分が乾燥地帯であり、
面積は日本の約2.2倍、人口は約230万人(名古屋市の人口より少し多い程度)という環境で、都市部を外れるとひたすら乾いた一本道が続き、正直、今までナミビアに自転車というイメージがありませんでした。
ナミビアでは、年間に15以上の大きな自転車(MTB)の大会が開かれているそうです。
その内容も様々で、ウィントフックからナミブ砂漠を経由して
海辺の町のスワコプムントまで6日間で走るレースや、
起伏に富んだ地形を走るクロスカントリーレースなどがあるそうです。
ユニークだと感じたのは、動物保護区(私営保護区)の中を走るレースです。
流石に肉食獣がいない保護区を走るそうですが、キリンやアンテロープなどの草食獣やサイ!がいる中を自転車で走るのは、
非常にエキサイティングとのこと。
ガイド彼も、色々なレースに参加しているようで、最近だと、ウィントフックからスワコプムントまでの369kmを24時間で走るレース(その名もDESERT DASH)に参加して、19時間で完走したそうです(ちなみにトップのタイムは15時間だったとのこと)。
驚いたのが、勝手に涼しい時期に行われているのだと考えていたら、「いや、このレースは先週だったんだよ」と一言。
ナミビアは南半球のため、12月は最も暑い時期。
日中は40度を超えます。15時頃からスタートするそうですが、
それでも過酷を極めます。加えてスタートのウィントフックは標高が1700mほどあるのですが、そこから前半は2000mまで標高が上がり、1000mぐらいまでのアップダウンが続きます。
完走直後は、満身創痍で一人で立ち上がることもできなかったそうです。
レースの詳細を聞いて、ちょっと参加してみたいなーという軽い気持ちが、吹き飛びました(笑)
興味のある方は是非参加してみてください!
by 荒木
http://www.desertdashnamibia.com/#intro

何に使う?理科年表

理科年表をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。

理科年表
理科年表

理科年表 中身
理科年表 中身

今年は刊行90周年記念の年となっています(写真は1996年第69版)。
細かい字でぎっしり詰まったデータが「これでもか!」という程分厚くまとめられています。
「暦部」「天文部」「気象部」「物理/化学部」「地学部」「生物部」「環境部」と分別されて表記されているのですが、とにかく濃いです。
どんなに分かろうとしても理解出来ないところも大変多いのですが、「気象部」の中には30年分の世界各地の平均温度から湿度、観測地の標高があり、「地学部」には主な湖沼の成因・面積・深さ・透明度・湖面標高に川の長さから源流の地点、
大陸プレートの構成から、世界各地の火山の溶岩の成分などありとあらゆる情報が満載です!
で、何に使うのか、そして面白いのか…
自分がマイノリティーなのは大変良く分かっていますが(笑)、
地図帳などと一緒に書き込んでみたり、鉱物がどの辺りで生成されたのか想像したりと趣味の相棒として大変役立っております、はい。
でもどんなに理解しようにも理解出来ないところもたくさんあります。いや、むしろそっちの方が多いです。
研究者の方って本当に凄いなと思います。
https://www.rikanenpyo.jp/
by久世