作って食べるアフリカ 全ての炭水化物好きに捧ぐ!「エジプト・コシャリ」

今回は、炭水化物好きにはイチオシのメニューです。関西人はお好み焼きをおかずに白米を食べる「ダブル・炭水化物の民」ですが、こちらは「トリプル・炭水化物」です!腹持ち抜群の国民食をご堪能ください。

◆材料(2人分):
米1カップ、ヒヨコ豆30g、マカロニ40g、玉ねぎ1/2個(薄切りでカリカリに揚げる)、クミン&コショウ小さじ1/2、粉末チキンスープ小さじ1/2、オリーブオイル大さじ1、レモン汁(酢でも可)適量
<シャッタ(ソースのような物)>バター大さじ1、ニンニク適量、ホールトマト缶1缶、水適量、クミン&粉唐辛子少々
◆調理:
1:お米、ヒヨコ豆、クミン、コショウ、粉末チキンスープを加えて白飯の水加減で炊く。炊き上がったご飯にオリーブ油、レモン汁をかけて混ぜる。
2:バターを熱し、みじん切りニンニクの香りを付け、良く炒める。 ホールトマトを加えてひと煮立ちさせる。
3:水、粉末チキンスープ、クミンを加えて5分ほど煮込む。塩・粉唐辛子で味を調える。
4:茹でたマカロニ、カリカリに揚げた玉ねぎをトッピングする。シャッタをかけていただきます。
シャッタはお店によって味が異なるそうです。
ご自身のベストシャッタを作って召し上がってください。
本場のエジプト料理を食べに行くなら…エジプトツアー一覧はこちら。

唐辛子を使ったチュニジアの辛口の調味料 「ハリッサ」

ハリッサ(Harissa)とは、唐辛子を元に作られるペースト状で辛口の調味料。マグレブ諸国、特にチュニジアで多く作られ、使われています。缶詰や瓶詰、チューブ入りなどで市販されているほか手作りも可能で、各家庭の味があるとも言われています。チュニジア版「おふくろの味」と言ったところでしょうか?
マグレブ料理店では自家製のハリッサを置いている店も多く、主にクスクスに添えるほか、タジン鍋やケバブなどにも用いられます。好きな方は、前菜で供されるパンにつけて食べる方も。
作り方は、生の赤唐辛子を蒸してペースト状に溶かしたものを基本に、最も単純な味付けでは塩を添加、あるいは塩とニンニクを足しただけのものが安価で手に入ります。自家製や味の良さを謳う多くの瓶詰では、それに加えてコリアンダー、クミン、キャラウェイ、オリーブオイルなども混ぜます。特にチュニジアはオリーブの世界一の生産地でもありますので(表向きはイタリアですが、イタリアで売っているオリーブの多くはチュニジア産です)、オリーブを混ぜて辛さをおさえ、まろやかさを出すのがチュニジア流。味は各家庭、料理店、販売元によって千差万別、変わらないのはとても辛いこと。ですが、市販品の種類によっては辛味のほかに若干の苦味もあり、また質のよい物は独特のコクがあったりもします。見た目は豆板醤、コチュジャンなどの他の辛味調味料と似ていますが、味は別物。
ツアーでも、個人旅行でフラッと入ったレストランでも、必ずテーブルにのぼるので(もちろんチューブや瓶ごとではなく皿に載せて)、長く滞在した方ならこのハリッサの味を恋しく思う方も多いはず。

モロッコに住んでいる知人がチュジニアを訪問する際、大家さんに必ず「お土産はハリッサね!」とお願いされるほど、チュニジアのハリッサの味は良いのだとか。
チュニジア訪問の際は、レストランごとに味の違うこのハリッサを是非ご賞味ください。
本場のハリッサを口にする機会もある?チュニジアのツアー一覧はこちら。

春のアフリカカルチャー講座IN東京 「ゴリラの現状と未来~エコツーリズムの取り組み」

「日本でゴリラといえば・・・」の京都大学大学院理学研究科教授・山極寿一さんを講師にお招きしましたが、定員60名様があっという間に満席なり、大盛況のイベントとなりました。
お話の内容は、日本におけるサル研究の歴史から、アフリカでのゴリラ研究の歴史、マウンテンゴリラ・東ローランドゴリラ・西ローランドゴリラの違い、山際先生が研究をされているコンゴ民主共和国のカフジ・ビエガ国立公園、また現在プロジェクト進行中のガボンのムカラバ・ドゥドゥ国立公園についてなど、いずれも中身の濃いものでした。
ゴリラの違いはなかなか写真だけではわかりにくいものですが、山際先生の解説とともに見比べると、見分けるポイントも違いもよくわかりました。ゴリラ観察は、ただただ見るだけではもったいない、ゴリラのさりげない動作にも注意すると、その行動の理由などもわかってくる、そんなお話もありました。またゴリラの喜怒哀楽、特に大人も子どもも遊びに夢中になって思わず笑顔、ついには笑い声まで聞こえてくる、そんな映像はとても印象的でした。
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2時間も話すの?なんて初めにおっしゃっていた山際先生ですが、いったん話し始められると、熱がこもり、また聴いている参加者の皆さんもぐいぐいと話しに引き込まれていき、あっという間の2時間。お話を通して、山極先生のゴリラに対する深い愛情を感じたのは、きっと皆さん同じだと思います。
山極先生のファンが多いことは聞いていましたが、北海道から九州まで本当に遠くからのご参加者が多かったことにびっくり。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
尚、講座の中で紹介された、コンゴのカフジ・ビエガへのゴリラ・トレッキング手配は弊社でも扱っています。またガボンのムカラバは現地の受け入れが可能になりましたら、ツアーを企画します。ぜひご期待ください!
山極先生が日本支部の代表を務めてらっしゃる団体「ポポフ」はこちらご覧ください↓
http://popof-japan.com/blog/

エチオピアの主食 「インジェラ」

エチオピアの主食はインジェラ。
日本人には馴染みのない食べ物ですが、エチオピアでは日本人がお米を食べるように毎日食べる食生活には欠かせないもの。
インジェラとはどんなものなのか?

形は、クレープみたいに丸く薄い。色は、灰色っぽい。味は、酸っぱい。ある旅行者が使い古した雑巾のようとも言っていたらしい(言うに事欠いて雑巾とは・・・)。
インジェラは、テフというイネ科の穀物を粉末状にし、それと水を混ぜ、2~3日発酵させる。そして、発酵させたものをクレープ状に焼く。これで出来上がり。
そして野菜やお肉などのおかずと一緒にいただく。ちなみに手でインジェラを適当にちぎり、野菜やお肉などを巻いて食べる。箸を使う日本人には少し難しいかもしれない。
私自身、初めは苦手だったインジェラだったが、食べていくにつれてはまってしまった。しかし、酸っぱさが苦手と言って二度と食べたくないという人もいる。
なんだか、不思議すぎる食べ物だが、インジェラには鉄分が豊富に含まれている。かの東京オリンピックのマラソンで優勝したアベベ・ビキラも、インジェラを食べてスタミナを培ったとコメントしている。
生涯一度は挑戦しても良いかもしれません!
by よしまつ(エチオピアで2年間暮らしていました!)
本場のインジェラに挑戦してみては?エチオピアのツアー一覧はこちら。

2013.12.28発 ナミブ砂漠で初日の出 ナミビア・キャンプ 8日間

昨年(2013年)末、恐らくこの時期ではアフリカで最も暑い国の一つである、ナミビアに添乗で同行させていただきました。ナミビアは、アフリカ南部に位置する国で、国土面積は、日本の約2.1倍、人口は約228万人(おおよそ名古屋市の人口ぐらい)で、アフリカ一人口密度の低い国です。周囲を5か国と国境を接しています。
ナイジェリアの様に、カオスとも呼べるほどの人の数から生まれくるエネルギーも魅力的ですが、ここナミビアでは、一見荒涼とした大地にポツンと存在する生命から、厳しい自然に耐え得るための、そこはかとなくも、内なる強いエネルギーを感じ取る事ができます。
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ツアーの最初の行程は、スタートの都市、首都ウィントフックから北西に約200km移動したエロンゴ山塊です。ここでは、剥き出しの溶岩台地に覆われています。周囲が隆起した溶岩台地で覆われているために、少し隠れ家的な要素もあり、雰囲気は抜群。肉食動物はいないため、キャンプ周辺を歩き回っても問題ありません(ただし、迷子にならない程度にしましょう)。かわいらしいハイラックスもいますが、日本では見かける事のないこんな大きなヤスデも(特に触らなければ悪さはしません)!もちろん夜は、一面の星空がキャンプ地を彩ります。
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キャンプと言えば、肉!ここナミビアでは、キャンプの夕食にオリックスのステーキが出てきます。全くクセもなく美味しい!あと、牛肉もとても美味しいです(国外に輸出をせず、国内で需要に見合った供給が行われているため、ホルモン剤などを使っていない健康的な肉なんだそうです)。また、道祖神のナミビアキャンプツアーでは、キャンプ中の飲み物(ビール、ワイン、ソフトドリンク、水など)は飲み放題!ナミビアの乾燥した風土に、口当たりの軽いナミビアのビールは最高です!スパークリングワインもどうぞ。
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ここでは、はるか昔からこの場所に暮らすサンの人達の生活スタイルを垣間見る事もできます。彼らの狩りや火起こしのデモンストレーション、また動植物に対する知識は、この厳しい環境に適応し、生き抜いてきた彼らの英知の結晶です。
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次は、大きく南へと南下し、今回のツアーのハイライトであるナミブ砂漠へ向かいます。
北はアンゴラから南は南アフリカに至るまで、南北に千数百キロに及ぶ砂漠です。8000万年前にできたとされ、地球最古の砂漠と言われています。ナミブ砂漠の砂は、その中に鉄分を多く含み、酸化により赤く(杏子色に)色づきます。特に朝日などを浴びて色が変っていく様子には、思わず息を呑みます。
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ここは、砂漠観光のベースとなるキャンプサイトです。
ナミビアは、他のアフリカの国と比較して、キャンプ設備がかなり整っています(北部エリアでは一部設備の乏しい場所もありますが)。シャワー、水洗トイレはもちろんの事、場所によっては、プールやBARまであります。キャンプはちょっと・・、とお考えの方にも、何不自由なくお過ごしいただけます。テントの設営(撤収)も、基本的に、現地スタッフが全て行いますので、ご心配には及びません(もちろんお手伝いいただいても結構ですし、中にはご自分のテントを日本から持参される方も!)
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この時期の一番のネックは暑さです(南半球のため、日本とは季節が逆)。日中、気温はゆうに40℃を超えます。暑くなければ、アフリカじゃない!というような方には構わない状況かもしれませんが、それでも暑い。ただし、空気が乾燥しているので、日蔭に入ると思ったよりも過ごしやすいのです。そして、何より、暑い時は、冷たいビールが美味しい!ビール党の方には、堪らない環境かもしれません。
暑さが駄目な方は、是非、日本の夏の時期にお越しください(日中の日差しは変わらず強いですが、気温は低めで、特に砂漠の夜は、氷点下になる事もあるほど冷える事もあります)。
早朝に起床して、ナミブ砂漠の深部へと向かいます。
途中、有名な砂丘「DUNE45」で朝日を観賞。砂丘の上まで登るのは一仕事です。
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その後、さらに奥へと進みます。途中からは、深い砂地になるため、4駆に乗り換えて、移動です。「ソーサスフライ」(現地の言葉で『行き止まりの干上がった水場』の意味)と「デッドフライ」(『死の水場』)を徒歩で観光します。砂漠は裸足で歩くと気持ちの良いイメージがありますが、トゲのするどい植物などもあるので、しっかりした靴が良いでしょう。
デッドフライでは、立ち枯れしたアカシアの木(キャメルソーン)と砂丘がとても絵になります。デッドフライは、大昔にソーサスフライの中に砂丘が形成され分断されてしまったために、ナフクルフト山などからセスリエム峡谷を通って流れ込むはずの水が到達できずに、完全に干上がってしまったそうです(今から900年前頃に起こったと推定されている)。
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砂丘の淵にある複数の小さな点、なんだかお分かりでしょうか?これは、人です。世界でも最大級の高さを誇る、通称ビッグダディ(・・・笑)に登っている観光客の姿です。高さ300m超にもなるこの砂丘に登る事もできますが、ここから頂上までは、片道2~3時間となかなかにハードです(2枚目の写真、分かりづらいですが、正面の砂丘のトップに人が何人も登っています)。
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砂漠は、その特異な環境ゆえ、そこに住む生き物や植物もユニークです。この「ゴミムシダマシ」もその一つ。海から霧が発生し(時期にもよりますが、10日に1回程度発生するそう)砂漠を覆うと、向かって逆立ちをして、霧をキャッチします。そうして少しずつ貯まった水滴が体を伝って口元に流れてきて、水分を補給します。一滴飲むと人間に換算すると20Lもの水を飲んだ事になるそうです。
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こちらは、カナヘビの一種。砂に潜りやすいように、顔の先が尖っています。日中の暑い時には、足が焼けないように交互に足を上げる、ユニークな動作をするそうです。
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砂漠観光を終えて戻ってくると、オプショナルで遊覧飛行(シーニックフライト)に参加する事もできます。先ほど見てきた砂漠地帯を上空から眺めます。大よそ40分ほどの大パノラマビューです。
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ナミブ砂漠の七不思議の一つ、フェアリーサークルも見えます。(最新の調査では、シロアリがこの植物の根を食べて、枯れたために円形ができたというのが有力説だそうです)。
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キャンプ地近くの峡谷も訪問します。峡谷内に降りる事ができ、巣を作っている鳥類等を観察する事ができます(バブーンが居る事もあるのだそう)。今回は、ガイドが砂漠に住むサバクキンモグラの死骸を発見。恐らく早朝に、猛禽類が捕まえてきて、誤って落としてしまったのだろうとの事でしたが、モグラ全般、日中地上に姿を現す事は無く、まずお目にかかる事ができません。またこのキンモグラは生息数もあまり多くないようで、とてもレアとの事でした(ガイドも人生で見たのはこれで2回目との事。ちなみにこのモグラは環境対応のための退化で目がありません。)
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翌朝は、2014年初日の出。日出づる国の民とする日本人だけの感覚かもしれませんが、やはり灌漑深いものがあります。砂に書かれたメッセージで、新年のご挨拶。
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砂漠を後にし、一路東へと進みます。
ナミビアは砂漠のイメージが強く、雨が全く降らないようなイメージがありますが、雨期には雨も降り、場所によっては洪水も起こります。北部に位置するアンゴラ平原から流れ込む水によって大洪水になる事もあり、洪水対策用のダム作られているほどです(09年~11年にかけては、砂漠地帯にまで多量の水が押し寄せました)。
砂漠エリアを抜けると景色は一変し、緑の多いエリアで動物サファリを楽しむ事もできます。緑に囲まれると旅の疲れも癒されます。こちらのロッジでは、到着すると敷地内で飼われている可愛らしいイボイノシシとインパラの子供がお出迎えしてくれました。
ここで、日本までのロングフライトに備えるための英気を養います。
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またね!と、皆さんガイドに別れを告げて、窓から見える眺めを最後、思い出のポケットに詰めつつナミビアを後にします。
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(※文中の写真は、同ツアーご参加にいただいた、大塚様、岡田様、開地様よりご提供いただきました。)
ナミビアは、剥き出しの自然を、整った環境で快適に訪問できる最たる国の一つです。
2014年GW、夏のナミビアも、豊富なラインナップで皆さまをお待ちしております。
荒木