2010.07.29発 ボツワナキャンプ11日間 その2

キャンプ中のテント設営中と設営完了したテント群です。慣れたら設営10分、撤収10分位でしょうか。
01
02
キャンプ場でのキッチンと、出来あがった昼食です。右端から2番目はキャンプ場で焼いてくれたケーキです。とっても美味しかったです。
03
04
カカナカでボートサファリ中のボートでの昼食です。毎回野菜サラダが山盛り。野菜嫌いの添乗員もボツワナのレタスは本当に美味しかったです。
05
テント撤収後残り火にあたっている所です。太陽が昇ってきました。
06
その3へつづく
木下

2010.08.08発 コンゴ・神秘の森 ヌアバレ・ンドキ国立公園探索14日間 その2

よやくボマサ・キャンプに上陸した一行は、翌日ワリ・キャンプへと向かう。車で1時間ほどゆられ、ンドキ・キャンプからは小さなピローグに乗り込み、ンドキ川を上流へ。立派な板根を持つ木々、鳥たちのさえずり、一切の人工物がない森の中へ。いよいよ深い森の内部へと来たと実感する。
01
1時間ほどボートに乗り徒歩でワリ・キャンプへ。森の中にひっそりとあるシンプルなコテージは雰囲気満点。
02
午後は徒歩で1時間ほどのところにあるワリ・バイへと向かった。観察台に上ると広大なバイ(草原湿地帯)が広がる。深い森の中に突如として現れるこの草原湿地帯は、かつては深い森の一部だったが、そこを流れる小川の周りをゾウが歩き周ったことで湿地帯が形成されたという。ミネラル分を豊富に含むこの湿地帯は他の動物たちにとっても格好のエサ場である。また、私たちがここまで歩いてきた森の中の小道もゾウ道と呼ばれ、ゾウが森の中を移動する為に作った道である。この道も豊かな森を育むには必要不可欠。ある場所で果物などを食べたゾウが種を運び、また別の場所で糞として排出、そこで新たな生命が誕生する。という、自然のサイクルが成り立っている。多種多様な動物や植物が生きるこの豊かな森にとって、ゾウの存在は偉大なのである。
03
バイを見渡せる観察台は、もともと研究者たちが動物を観察するために建てられたもので、今でも我々が動物を見ている間、屋上では研究者の方が熱心に動物を観察している。東アフリカなどのサファリでは、車で動物がいる場所まで移動して観察・・というパターンだが、ここではすべて自然まかせ。椅子に座りのんびり過ごしながら動物観察。ゾウやローランド・ゴリラ、シタトゥンガなどを観察できましたが、距離があるため写真にしっかり収めるには望遠ズームは必須です。
04
ゴリラ、シタトゥンガ、ゾウの写真は、林弘道様からご提供いただきました。ありがとうございます。
もう一日ワリ・バイで過ごした一行は、その翌日、この旅のメイン・イベントでもあるモンディカ・キャンプへと向かった。
その3へつづく
佐藤

2010.08.21発 南部アフリカ オーバーランド・キャンピング23日間 その2

フィッシュリバー・キャニオン~セスリエム~ソリテール
乾燥したナミビア最初の一夜が明け、車は南部アフリカ最大の見所の一つと言っても過言ではない、ナミブ砂漠を目指します。ナミブ砂漠は超乾燥した気候とベンゲラ大寒流の影響でできた世界最古の砂漠と言われていますが、大西洋岸沿いを南北に、ほぼナミビア国土と同じ長さで広がっています。海岸から内陸部へは約100kmの幅がありますが、内陸に行くに従って砂丘も古くなり、褐色のいわゆる砂色から酸化し赤色に変色するため、セスリエム周辺には赤い砂丘が広がっています。その美しい赤い砂丘を見に出かけるのは翌日の日の出前にとっておいて、到着後はすぐにテント設営。設営が終わり、コック兼ガイドのパトリックが夕食の準備をしているのを待ちながら、ちょうど良いタイミングで沈んでゆく夕日を眺めつつ、ゆったりとアルコール飲料を流しこみ、砂漠ならではの優雅な?ひとときを皆さん過ごされていました。
今回のツアーでキャンプをした各キャンプ場では、シャワーも完備で、水勢や量にはバラつきがあるものの、殆どの場所でお湯が出ました。これには事前にご心配されていた、特に女性の参加者の皆さんもかなり安心されたようでした。とはいえ、移動距離が長い日はキャンプサイト到着が夕方以降になってしまい、寒くてシャワーを浴びることができない状況も多々ありました。また、やはりほとんどのキャンプサイトでAC電源が備えてあり、南部アフリカのプラグは特殊な形をしているのですが、コネクターさえ噛ませれば全く問題なくバッテリーの充電も可能でした。
美味しい食事をいただいた後は、この夜も皆さん焚き火を囲んで砂漠の夜を楽しまれていました。私もコックの手伝い、車の掃除、故障箇所の修理などなど、細々とした仕事の手伝いが毎日ある中、多少なりとものんびり皆さんとお話できる時間は、この焚火の時間でしたので、毎晩興味深いお話を聞かせていただくことができました。
翌朝は、通常通り日の出前に出発、ゲートからデューン45までの45kmを走り、ドライバー、コックと私で朝食の準備をしている間に、皆さんは砂丘の頂へ。風も穏やかで、素晴らしい景色が堪能できたようです。この後、ソーサスフライ、次いでデッドフライへの砂漠ウォーキングを行ないましたが、地元のガイドさんとして同行していただいたのは、ここに暮らして13年のユリさん(日本人!)でした。ご主人と仲間の一人と3人でガイドツアーの会社を経営しているとのことでしたが、ご自身が興味を持ってかなり勉強しない限り、また実地で試行錯誤しない限り得られないような知識を駆使して、しかも日本語でのガイディングは、非常に中身の濃い有意義なものでした。この砂丘ツアーを終えた後は、キャンプを畳んでソリテールへ向かいます。
ソリテールは見た目も実際も“フロンティア最前線の街”ですが、、有名な古びたガソリン・スタンドと、アップルパイで知られるカフェがあります。このカフェのおじさん(店主?)は、ヒゲモジャの強面&大男なのですが、見た目と違っておちゃめ&サービス精神旺盛で、喜んで皆さんと写真に収まっていたのが印象的でした。カントリーロッジと言う名前のロッジの裏庭がキャンプサイトなのですが、ここもキャンプの方が快適に感じるようなキャンプ場で、しかも夕日が非常に綺麗に見られるキャンプ場でした。
01
ソリテール~スワコプムント
ソリテール出発後は、ウォルビス・ベイを経由して一路大西洋岸の街スワコプムントを目指します。ケープタウン出発後から5日間続いたキャンプもここで一息つき、スワコプムントではロッジに連泊となりました。出発してしばらくは(というより突然街に入り海に出るまで)は、荒涼としたナミブ砂漠の風景、とはいえ砂丘の連続ではなく、非常に乾燥している、恒常的な水場がない地域がずっと続き、南回帰線を通過します。ある意味、ナミビアの一番ナミビアらしい風景と言えるのかもしれません。
ウォルビス・ベイで久々に見る大量の水(海なので当たり前ですが・・・)と浅瀬のフラミンゴを見ながらの散歩&昼食の後、スワコプムントへ。まずは翌日のフリーの1日で楽しむオプショナルツアー予約のため、アクティビティーセンターに寄ります。スカイダイビング、釣り、ドルフィン・クルーズ、サンド・バギー、サンド・ボーディングなどなどへの参加が可能ですが、アクティブな方々はスカイダイビングやサンド・バギーへ、のんびり楽しみたい皆さんはドルフィン・クルーズにお申込みされていました。この日は夕食も付けていませんでしたので、皆さん思い思いに街に繰り出して、レストランを探し食事をされていたようです。私はと言えば、ロッジのレストランでの夕食後、久々の安定して出るホットシャワーを浴びるとベッドに転がり込み、翌朝まで全く目覚めずぐっすり寝てしまいました。
翌日、皆さんがオプショナルに出発された後、現地スタッフは車の整備と食材の買出しへ、私も1日フリーでしたので、ディナー用のレストランを予約しに海岸に出て、ついでにドイツ風の町並みを眺めながら散歩を楽しみました。この街の隠れた特筆点は本屋が非常に充実していること。もちろんアフリカーンス、ドイツ語、英語のいずれかの言語の本がほとんどなのですが、長らく探していたナミビアや民族学関連の邦訳されていない本を見つけることもできました。
オプショナルツアーはと言えば、天候がすぐれず(霧や雲が多いため)スカイダイビングは中止となってしまった以外、ご参加の皆さんそれぞれが楽しまれていたようです。乾燥地での旅が続くので、やはり海や水関連のアクティビティーはおすすめです!
夕食は海岸沿いの有名なシーフードレストラン、船の形をした「TUG」を予約しました。ロケーションと評判が良いので、ツアー利用が多く、非常に混雑してはいたものの、何とか9名分の予約が取れ、予想より食事代が高くなってしまいましたが、名産の牡蠣と白ワインは皆さんにご満足いただけたようでした。ナミビアや南部アフリカはやはり肉料理が中心になるので、こういったチャンスにはシーフードが必須です。
こうして、まさに週末の休日(ちょうど土日でした)を過ごすようにスワコプムントでの2日間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
02
スワコプムント~スピッツコップ~カマンヤップ~エトーシャ
旅はまだまだ続きます。しばらく大型スーパーマーケットはありませんので、まずはスワコプムントで買出しを済ませ、「ナミビアのマッターホルン」と言われる岩山、スピッツコップへ向かいます。もしかしたら、ある意味、観光地としての魅力には欠ける、と思われる方もいらっしゃるかもしれない場所ですが、非常に美しい岩山群で、個人的な好みはあるかもしれませんが、私にとっては今回ベストのキャンプ地の一つでした。他のキャンプサイトと違い、ここは地元のダマラ人達のコミュニティーによって運営されている、非常にシンプルな設備のキャンプサイトです。水シャワーのみ、トイレも水洗ではありません。が、とても静かで人が少ない場所なので、夜は真っ暗、星空がかなり美しい場所でした。ここでも到着からテント設営、夕食までの流れは変わりません。旅が始まって10日目、キャンプは6泊目なので、手馴れたものです。テント設営後は、サンの人達の岩絵と、岩そのものの特徴的な造形を見学しに簡単なウォーキング・ツアーを行ないました。何と言っても、夕暮れ時オレンジ色に燃え上がる岩山群は非常に美しかったです。
実はスワコプムント滞在中にトラブルが発生、急遽ドライバーのピーターがトラブル処理のため、首都のウィントフックへ向かわなければならなくなり、ガイドとドライバーは早朝のバスに間に合うようにキャンプサイトを出発するため早寝をしていましたが、相変わらず私と一部の方々はかなり遅くまで焚き火を囲みました。
翌日から、ガイド兼コック、そして今度はドライバーもこなさなければならなくなった、我らがパトリックの奮闘が始まりました。この日はスピッツコップから一気に北上し、ヒンバの人達が暮らすカマンヤップ近郊まで向かいます。途中でトイレ休憩と簡単な買出しをしながら、相変わらずの乾燥した大地を走ります。途中、特徴的な民族衣装を着たヘレロのおばさんたちのお店で買物休憩。自分たちを象った人形を街道沿いのバラック売店で販売しているのですが、お一人巨大なヘレロ人形を購入された方もいらっしゃいました。ナミビアもここまで来るとケープタウンやスワコプムントの肌寒さが嘘のように、恐ろしいくらい暑くなります。ハイラックスが暮らす岩に囲まれた、特徴的なキャンプサイト到着後は、暑さでヘロヘロになりながらテント設営。夕方、しのぎやすい暑さになってからヒンバの人達を訪問しました。ヒンバの村と言っても、キャンプサイトのオーナーである白人の方とヒンバの女性リーダーが立ち上げた孤児院と、そこで子供たちの面倒を見ている大人たちで構成された村で、血縁者だけで構成されている純粋な「村」とは呼べないような施設でしたが、ヒンバの人達の暮らしや習慣を知る上で、かなり有効な訪問でした。英語を話す若者リーダーのガイドの元、住居の中や代名詞にもなっている女性の化粧品、体に塗るレッドオーカー(酸化第二鉄)と獣脂を混ぜたモノ、の作成作業などを見学させていただきました。
カマンヤップ出発後は、ナミビアのハイライトの一つ、エトーシャ国立公園へ。快適な舗装道路が続きます。オカクエヨ・キャンプにテントを張り、昼食後ひと休みして午後のゲームドライブへ。見られる動物はシマウマやレイヨウ類中心でしたが、人工的に作られた水場を中心に見て回るサファリは、東アフリカと一味違ってまた良いものでした。私にとっての特筆点は、やはりクドゥーが簡単に見られること。東アフリカでは非常に難しいのですが、びっくりするくらい簡単に、しかもたくさん見ることができました。
ここ、オカクエヨでもオプショナルがあり、かなり高価なものの、飲み物付きのナイト・サファリと、朝食付きの朝のサファリが可能です。特に夜のゲームドライブは、私も皆さんにオススメしましたが、夜しか見られない動物や、昼とは全く違う動物の動きを見ることができたようです。とはいえ、キャンプ場にも水場があるので、そこでもクロサイやその他のレイヨウ類は見ることができました。もちろん、キャンプサイトを走りまわる名物のジャッカル(犬のように沢山います)も。
03
その3へつづく
羽鳥

壮大なタンザニア・サファリ 12日間

2010年9月13日発、壮大なタンザニア・サファリ12日間にご参加された 山田 直子 様 からのレポートです。
プロローグ
前世も来世も猫の私にとって、アフリカの猫達は“憧れ”なのです。一昨年の年末年始でケニアハイライトに参加して、チーターの親子やライオンには会ったのですが、豹にはあえなくて・・・壮大なタンザニア・サファリ12日間のサファリ三昧なら、きっと豹に会えるだろう。と勝手に思い込み、早くからツアー参加を決めていました。
ドバイ国際空港で集合、タンザニア7回目のK氏が “やっぱり豹だな” とコメント。ツアーを企画された添乗員のIさんからも”豹が一番奇麗ですよね。“と付け加えられたので、「絶対豹が見れるぞー」と確信して、長―い ドバイ→ナイロビ→アルーシャを乗り切ったのでした。(ただ、道路が悪く、アルーシャに辿り着いた時は、髪の毛も砂だらけ、鼻の中も、耳の中も真っ黒になってしまいました。)
アルーシャで最初の朝、現地のツアーは現在シェアNO.1 Loprad ToursドライバーのTさんはNHK「生物地球紀行」とか色々なテレビ取材の時に指名されるベテランドライバー。Iさんもタンザニアの企画をする時はいつも指名されます。もう一人のKさんは日本に住んでたこともあり、日本語がペラペラ、面白いジョークでランドクルーザーの中、皆の笑い声が響きます。
01

タランギレ国立公園
Tさんから、マサイの言葉で「イボイノシシを殺す」と凄い意味の公園であることが判明。イボイノシシってしっぽをアンテナみたいに直角に立てて走る姿が可愛いのに、殺すなんてなんだかなぁ・・・
目に入ってきた景色はバオバブの木と椰子が赤い大地に根ざした、エキゾチックな風景。出迎えてくれた最初の動物たちはヌーやシマウマなどの草食動物でした。
02 03

到着後、公園内の展望の良い場所にあるロッジでまず昼食。
04

タランギレ川を見下ろす展望台へ、象の群れが水を飲みに来ていて、壮大な眺めが広がります。アフリカに来たことを実感する瞬間です。
05

その後、少しサファリをして、イボイノシシやキリンと対面し、公園の外側にある今日の宿、ツリートップスへ。出迎えてくれた草食動物たちに心の中で「お出迎え有り難う。これからのサファリよろしくね!」と挨拶をしました。その横でK氏が秋田弁で「豹とライオンの餌がいっぱいやなぁ。豹に会いてぃ。」と呟かれました。「本当に食べられるのは気の毒だけど、弱肉強食の世界だし、私も会いたい!!」今日は夕食後、ナイトサファリ!楽しみです。
トゥリー・トップス(タランギレのロッジ)
憧れのトゥリー・トップスです。最初に目に飛び込んだのは、木が建物の真ん中からニョッキとそびえるレセプション。マサイの人にガードされながらコテージへ。木の上のコテージはまさに森の中に浮かぶ、隠れや。200度位の部屋のどこからもタランギレの森が眺められ、仕切りのないコテージの内部はリビング、ベッド、バスルームと空間が作られ、シャワー部分のみ、カーテンがありますが、本当に広々。コテージの下にウォーターバックが遊びに来たり、夜は象も来たりして、本当に素晴らしいロッジです。飲み物もシャンペン以外はオールインクルーシブ。クリーニングまでしてもらいました。
メインの建物とマサイのスタッフ、レセプション横には洒落た椅子と堀下げられ暖炉があって、レストランもとても静かで落ち着いています。食べ残しを盗みに来る小鳥達が又、可愛い。
06 07

バーの横にあるプール。その先の水場は、ウォーターバックや象が水を飲みに来ます。
08 09 10

コテージのテラスからは、タランギレの森を独り占めできます。夜、ベッドサイドに用意してくれた“アマルーラ”というお酒が美味しかった。シャワーにおいてあるシャンプーの入れ物はダチョウの卵でした。
11 12

ナイトサファリ -ナイトサファリのアイドルはスプリングヘアーに決定-
公園の外に位置しているため、ナイトサファリが可能なんです!!昼と違う動物達に会えるのが楽しみ。ロッジの四輪駆動でいざサファリへ。ドライバーとサーチライトをあててくれるスタッフとともに道なき道をかき分けて走って行きます。象やインパラ達が光にびっくりしている姿が面白い。ジネットを暫く追いかけたのですが、動きが早いのと暗いので、カメラには収められず、がっくり・・・。ウサギとカンガルーみたいに飛び跳ねるスプリンングヘアーをget。ほんとうにカンガルーみたいにピョンピョン飛び跳ねるので可愛い!
うさぎはカメラ目線です。
13

しっぽが長ーいのです。
14 15

タランギレ終日7サファリ -豹が出た。象もやっぱ可愛い-
さぁ.本格サファリの開始。朝から大きな象の群れに遭遇。生後3週間くらいの小象がお母さんの足の下に入り、道路を横断したりして。象を眺めていると時間がゆっくりと流れていく。ただ、ゆっくりと流れる時間の中で、都会であくせく時間に追われ働いている自分の小ささを感じ、又、忘れてしまう瞬間です。
16

象の集団を見た後に枯れ木に豹がいるのをTさんが発見。”遠い”フォルムが確認できるだけ、でも木の又にしっかりと立って、獲物を見ている姿が美しい!タランギレの最初から豹が見れるなんて、“本当に幸せ!!”
17

今日の昼食はピクニックランチ。ランチボックスかと思ったら、ちゃんとしたピクニックランチ。スープや食器などもあって、眺めのいいピクニック場でみんなで楽しく昼食。360度何もないところでのランチは最高です。解放感いっぱい。食事も美味しく感じます。ただ、味の全くないパスタはやっぱり美味しくなかったかなぁ・・・
昼食後は水のある湿地帯へ、ここも象が沢山水を飲みに来てました。タランギレは象で有名なところ、こういう風景がタランギレらしいのかも。湿地の濃い色の緑と象の姿って、本当に絵になる。小象が大好きな私にはたまらない風景です。
象の親子が楽しそうに水を飲んでいる姿。どの子も笑っていると感じるのは、私だけかなぁ。象は水脈を見つけることができるそうです。鼻が長いのはそのため?
18 19 20

前回、ケニアでちょっとだけお目にかかれ、ビデオに少しだけ残せたディクディク発見。“超可愛い”耳も柄が入っていて小さい頃大好きだったバンビが実写版で現れた感じです。
目が可愛いでしょ。本当は怖がりなのです。
21 22

Tさんが又豹を発見。今度はさっきより近い!ビデオを覗くと”豹柄“が。大阪のおばさんの憧れの”豹柄“が。なんて美しいのか。輝いている。後光がさしている。ビデオのモニター眺めてはため息。体型も美しい。ずっと眺めていてもあきない。でも、少し動いて欲しいと願っていたら、木から下りてくれました。降りるときは少しぎこちないけど、降り際、オスであることを確認。なんて良い日なんだろう。
顔が取れれば、最高なんだけど・・・そんな贅沢は言えないですよね。動物園じゃないのだから。「遠くに見えているのが近付いてくるかも」とか、「ちょっと柄が見えたとか」少しの動きに一喜一憂それがサファリの醍醐味かもしれません。
23 24 25

タランギレの最後の夜はバーベキュー。やっぱりトゥリー・トップスは最高でした。
ンゴロンゴロへ移動 -鴻池の道路は凄い-
もっと木の上のコテージで過ごしたい気持ちでいっぱいですが、次のンゴロンンゴロに向けて、出発。公園の出口付近でキリンの子供が見送りに来てくれました。赤い土の道を1時間位行くと鴻池組が作った美しいアスファルトの道へ。まっすぐなアスファルトの道の傍らでキリンや象が、食事をしている。シュールな感じだけど、素敵!昼食を食べるファームまでの町で、路上で売っている赤いバナナを購入。k氏の奥様がお薦めのバナナは本当に美味しかった。Tさんは友達のお土産に黄色いバナナを購入。お土産なのに自分で摘み食い。大らかでいいなぁ。町の路上市場には色鮮やかな野菜が並べられています。荷物を頭に乗せて歩く姿が“アフリカッぽい“のです。
26

昼食を取るファームに到着。コーヒー農場で、レストランや宿泊施設も併設。お庭がとても奇麗。色々な花と小鳥がいて、建物も可愛く、家具も素敵。ここのショップで販売していたお土産類が一番センスあって、良かった。アフリカじゃなく、ヨーロッパにいるみたいな感じでした。
27 28 29

お昼を食べて、ンゴロンゴロのクレーターの見える展望台へ、車を降りて、撮影開始。何処からともなく物売りが・・・ 何処に行っても同じものばかり、どこの国も商魂たくましい人ばかりです。すると道路に「山田温泉病院」のマイクロバスが・・・。タンザニアでも日本の中古車は人気。漢字が書いてあるとカッコいいと思っているらしく、他に幼稚園も名前のある送迎バスも見つけました。温泉病院は決してカッコよくないけど、まぁいいか。
30

ンゴロンゴロのゲートで、公園の説明はタンザニア7回目のK氏が差し棒を使って丁寧にしてくれました。まるで、ガイドさんのようでした。
ソパ・ロッジ
クレーターの周囲に建つロッジは見晴らしが良く、初日の夕日が美しかった。メインの建物のガラス窓が大きく解放的で、双子のように立っているバーとレストランの外でくつろいでいる人達がチェスをしたりして、絵になっていました。標高が高いので涼しいというより、肌寒いのですが、何故か欧州の人達はプールで泳いでいるんですよね。同じ人間とは思えない。
お猿さんがコテージに遊びに来ます。
31 32 33

ンゴロンゴロクレーターサファリ -百獣の王はやっぱりスターでした-
今日は朝早くから一日サファリ。朝7時半は寒い!ロッジからクレーターに降りて行く。その森にはシダ類やイエローアカシアが生い茂り、今までの公園と違う雰囲気。それが終わるとテレビでよく見るンゴロンゴロの草原が広がってきました。最初に背黒ジャッカルの子供が兄弟でお出向かいに。一頭は人間なんて怖くないのか、リラックスしてずっと見ている。もう一頭は怖がりなのか、警戒しながらも、気になるから、こちらを見に来ます。ジャッカルの子供は優しい目をしていて、可愛い。
左がリラックスした子。右が警戒心の強い子です。兄弟でも一人一人個性が違うんですね。
34 35

テレビや動物カレンダーでライオンと言えば、撮影地はンゴロンゴロというイメージがあります。その主役のプライドがムンバプライド。ムンバという川の名前をもらったプライドで、見に行ったとき、貫禄ある雄ライオンはじめ、みんなでお昼寝中でした。ケニアでもそうでしたが、夜行性のライオンを昼に見るからか、ライオンはいつもダラダラ寝ているんですよね。しかも無防備な姿で。怖いものが無いから、お腹を上にして、凄い格好です。
お父さんはゴロゴロ。子供たちは少し退屈。子供達がどこかへお散歩に行くと、お母さん達は少し心配そうです。
36 37

寝むそう。大きな口だなぁ。私の頭くらい簡単に入りそう。大阪の女子達は食べられてもいいかも・・・と。でも食べられるのは嫌かも・・・
38 39

目を閉じた時のライオンの顔は昔のロックバンドのKissに似てませんか?
40 41

なんとなく哀愁が何を考えているのかなぁ。
42

ダチョウ。あっダチョウ。またダチョウ。何故かダチョウがいっぱい。そして、オスがダンスしている。一生懸命ダンスして、メスに接近。顔を真っ赤にして、膨らまして、身体を右に左に、力を消耗するダンスを披露。そして、メスをget。交尾が始まりました。メスの上で身体を右へ。左へ。暫く続くと、急に終わり。あっさり離れて後は知らん顔。
子孫をつなぐことが、動物達の基本的な運命。世の男子達は女子の気を引く 引くために、頑張っているのです。最近の日本人男子みたい。
43 44 45 46 47

そして、この日ダチョウと同じくらい見たのが、ホオジロカンムリヅル。子育てのシーズンなのか、どの鶴も3匹で行動。良く見ると子供らしい少しちいさいのがいます。家族の仲がいいので、微笑ましい情景でした。
48

途中、トイレ休憩。何もない場所に清潔なトイレが、みんな寒いのでトイレへ。トイレを出たら、どこからかマサイの人達がお土産品を売りに来た。外貨獲得のため、一日中トイレ付近で待ち伏せ?
この後、遠くにサイを発見。でも、遠い。絶滅の危機にさらされた黒サイ。ンゴロンゴロでいっぱい見れるのかと期待していたけど、その後に見た時も、サイの親子は遠くだった。でも、怖がりで遠くに見える方が良いのかも。サイの角を狙って、絶滅の危機にさらしたのは、私達人間。人間は怖いものだと思う方が身を守るためには必要かもしれません。
森の中でブッシュバック発見!
怖がりでなかなか見れないと聞いていたので、嬉しい。ケニアでは、草の中ではっきりビデオに撮れなかった けど、今回は背中と顔の斑点も取れました。レイヨウ類は耳も可愛い。
49 50 51

車はナトロン湖へ。目に入って来たのは、一面のピンク。“フラミンゴだ”ケニアのナクル湖に行った時は季節がずれていたので、その時より沢山のフラミンゴ。昔、「愛と追憶の日々」のタイトルで壮大なアフリカの風景が映されていて、その中のピンクのフラミンゴを見てみたいと憧れていた風景が目の前に広がっていることに感動!!
52

シマウマも平和に草を食べています。バーチャル種の模様がイマイチわからない。シマウマの柄は一頭一頭違うと言うけど、尻尾は?一頭一頭違います。
やっぱり、バーチャル種。尻尾の模様も全然違いました。
53 54

お昼を食べにピクニックサイトへ。一か所しかないので、サファリしている車が、池の周りに20台以上止まっていました。上空をトンビが飛んでいて、草の上でシートを広げ食べている人のランチを狙って、急降下してきます。危険なので、私達は車の中で昼食。昼食後、その辺を散歩と思っていたら、ライオンが近くにいるので、近くに行かないよう注意されました。それでも、近づいて記念撮影している他のグループの人がいる中、ライオンの方が水を飲みに池に異動。止まっていた全ての車にゲストが戻って、ライオンを取り囲みます。どの車のゲストもカメラやビデオで必死になってライオンを撮っている。ライオンはスターの自覚があるのか、悠々と水を飲み、堂々と歩いてきます。やっぱり、ライオンはスターだ。
55 56 57 58 59

昼食後、再びサファリへ。ライオンの遥か彼方にサイの親子発見。遠くて、双眼鏡で確認するのがやっとです。それでも、どの車のゲストも一生懸命にサイを見ていました。人気物ですね。
岩みたいだけど、サイです。
60

暫く、草原を走って、チーター発見。美しい雄のチーターです。でも空腹なのか、お腹がペッチャンコ。Tさんはこれからチーター狩をすると予想して、このチーターを観察することに。無線でチーターの姿を見たことが分かると、次々と車が・・・。私達が一番最初に見つけたのに、後から車が厚かましく割り込んでくる。なんだか悔しい。Tさんはチーターが道路を渡って、インパラ達を襲うと予想して、待っていると、チーターが道路を渡りそうな気配。その時、後ろから他の車が大きな音を立てて、私達を追い越したので、チーターも渡るのを断念。チーターの反対側にはトムソンガゼルが一杯いるのに・・・。チーターは腐って、昼寝を始めた。「ごめんね。」次はいつ狩できるのかしら。人間はいつも自分勝手で、恥ずかしくなります。
61 62 63

チーターが少し気の毒になって、車を移動した。あたりの雰囲気が緊張しているみたい・・・
ライオンがシマウマを仕留めたところに遭遇。首を噛んで留めを刺した後、おしりをなめてから食事。
64 65 66

ライオン一頭で倒したのか、ぬかるみで足を取られたのか・・・。これが弱肉強食のあるべき姿なのだから、可愛そうなんて人間の甘えた感情は、抑えないといけない。テレビで見るときはいつも目を背けるけど、真の姿はやっぱり、この目でちゃんと見ないといけない。そう思って、しっかりと見ました。
ンゴロンゴロのサファリも終盤。もう一度フラミンゴにいる湖へ。朝とは空の色や日の光も違うので、また違ったピンクに染まっていました。
今度は鷲のお食事です。ネズミを食べてます。
67

サーバルキャットを探したけど、会えなかった。クレーターの最後は朝のジャッカルが見送りに来てくれました。(本当はここに巣があるんです。)
68

ンゴロの夕日は美しかった。ソパロッジのレストランで、スタッフのオセアさんがいつもハイテンションでサービス過剰で面白い。
69 70

オルドバイ峡谷へ
初めて、タンザニアに来た人には、一度見て欲しいとIさんに言われ、大阪の女子チームがKのガイドと運転でオルドバイ峡谷経由でセレンゲッティへ先に出発。霧の深い道路をクレーターの周りをドライブ。途中脱輪したサファリカーが。一晩寒い中、車で夜を過ごしたらしい。Kさんの日本語はとても丁寧なんだけど、突然「何やってんだ?」と命令調になる。ホイッスルアカシアという風でヒューと音のするアカシアの地域を抜けると、低いアカシアが見えて来た。すると視界にキリンが・・・
ゴル山脈を背景に、絵になる~壮大な景色に、キリンの長い美しい首の姿が本当に奇麗。キリンはいつもこちらを見ている。
71

サングラスをかけているみたいでしょ?!所ジョージに似てるなぁなんて思ったり。
72

ガイドは楽しかったけど、化石より生きた動物が好きなので、早くサファリしたい大阪組。
73

セレンゲティのゲート到着。360度地平線。何もない。四国の大きさに感動。ゲートで記念撮影。その時、後発隊のTさんの車がゲート通過。凄い。時間調整完璧。さすがプロと一人感動。公園を突き抜けるビクトリア行きのバスが通過。Kさんの故郷直通便です。
74

セレンゲティ国立公園 -ため息。ため息。美しさに声もでない。-
Tさんがセレンゲティの入場手続。その間私達は展望台へ。美しいトカゲ発見。凄いポップなカラー。神様はどうしてこんなカラフルにしたのかなぁ。補色には見えないけれど・・・メスへのアピールか。トカゲを可愛いと初めて思った。
コモドドラゴンと同じ爬虫類とは思えない。
75 76

入場料結構高い。一日の料金×日数と泊る料金とドライバー達の料金と・・・個人ではいくらになるか考えると恐ろしい。ツアーでないと無理だなぁ。と実感。
セロネラワイルドライフロッジ到着。昼食を食べて、夕方のサファリ。Iさんが言われる通り、変な電気が接続されてない無駄なジムとかインターネットできる空間だけあるとか聞いたけど、本当に不思議な感じのロッジ。でも、岩場を上手く利用した建物は雰囲気があるし、空港に近く、公園の中心で異動し易い。岩場なので、バーは蝙蝠が飛んでいて、雰囲気抜群。食べ物は毎回同じ。景色は最高に良いし、中庭に住むハイラックスが超可愛い。
77 78

お猿さん達も沢山いて可愛い。部屋に入るとガラス越しにハイラックスが今度のお客はどんなだろうと覗きに来た。お猿さんもすぐに部屋に侵入してくる。窓の向こうで小人マングースが走り、インパラが柵をジャンプ。3日目の夜部屋に入る時、横をカバが通った。2日目の夜、ライオンが来て吠えたので、猿、カバ達は大騒ぎで、大興奮。なかなか寝付けなかった。これって幸せな眠れない夜ですよね。
79

展望台と景色
80 81

セレンゲティ初日は、気球に乗る組と二つに分かれ、サファリへ。気球チームは5時起きで、空からのサファリへ。円高のお陰で車2台になったので、オルドバイ峡谷同様、自由自在にサファリを楽しめる。朝からライオンの家族を発見。子供が4匹以上いて、みんなお母さんのおっぱいに食らいついている。ライオンは本当に人間なんて怖くないみたい。
82

この後、木の上で食事する豹を発見。今日の食事はトムソンガゼル。豹のいる木の前の道はパパラッチが一杯。豹の人気は凄い。木の上の豹はなかなか動いてくれない。いつも我慢比べになってしまう。
83

セレンゲティは広いので、何かが出れば凄いけど、出るまではひたすら走り続ける。1日目の夕方のサファリ、ハイエナを発見。まだ子供みたい。とにかく可愛い。ハイエナはいつも悪い比喩として使われて、可愛いイメージを持ってもらえないけど、実際はとてもキュートキリンと同じ祖先のような気がする体型。丸くてぬいぐるみのような漆黒の目が熊に似ている。と大阪の女子で「熊みたいに可愛い」と騒ぐとマサイの言葉では女性猥褻な意味があるらしくKが大興奮。「クマ」はタンザニアでは禁句みたい。Iさんに聞くと「熊谷」とかクマという名字の人は自己紹介しにくいとか・・・言葉って面白いですね。
84 85

こどものキリンはふさふさしていて、可愛いです。キリンのまつ毛、今の女子がつける付けまつげみたい!
86 87

セレンゲティの背黒ジャッカルの子供が、巣の前で辺りを見回している。車が近いので、お母さんジャッカルが心配そうに走り出した。どんな世界も母は子供の心配をするんだな。
88 89

ワニの子だって、とってもキュートです。
90
Kさんは日本に何年か住んでいたから、日本語が話せるのですが、日本で一番好きな歌は、千昌男の「北国の春」なんだそうだ。そんな話をしていたら、いきなり表情が変わった。「ハイエナが走っている。」車を止めて、双眼鏡を手に必死で何かを探し出した。「豹がいます。」と私たちは「エッー。何処?何処?」必死に探します。豹かなと思ったら、ただの草。ただの岩。すると何かが動いているのを発見。歩いている豹だ。「すっごーいぃ」こんな陳腐な言葉しか出てこない。何度も何度も、「すっごーいぃ」「高いの無理して来た甲斐あったわ!」等等、興奮止まず。ビデオを持つ手も緊張で震えて・・・
豹はやっぱりBIGCATです。この毛づくろい。うちの猫と同じ。
91 92

セレンゲティで3日目の朝。今日は朝食ボックスを持って、長―いサファリへ。チーターが居る地域は少し遠く、7時半出発で向かいます。草原で朝食。青空トイレ。解放的な一日。最初に気球が目に入った。気球に驚いて、焦って逃げるカバの親子を発見。
一人5万円24人乗りでぼろ儲けだわぁ。
93 94

結構、走るのが早くてびっくり。
95
なかなか、チーターが出てこない。こんな広い草原のなか、草と同じ色のチーターを探すなんて無理なんじゃないかなぁと半ば諦めていたら、他の車から「チーターが出た」と無線が。
96 97

一昔前、動物占いが流行ったことがある。私はチーターだったので、チーターに対しての思い入れは人以上なのです。チーターの体型、輝く毛並み、小さい頭、きゅっと引き締まったお腹。「美しい」なんて「美しい」一人興奮冷めやらず感動していると、「もう一匹出た。」との無線さっきは雄で今度は雌らしい。
98 99

私にとって、お初のリードバック。この後、豹のご飯になっていたのは違うリードバックだった。
100 101

次にライオンの雌がのんびりと昼寝していた。
この2匹のライオンはずっと、ユニゾンで動く。息ぴったり。顔もそっくり。変な所に感動してしまった。
102 103

道路の真ん中で、水溜りで行水しているハイエナの子供が。車が来ても気持ちが良いので、「動きたくないよー」という表情です。
こどもは背中に産毛が残って馬みたい。ライオン達が金色に輝く毛で、ハイエナは銀色に輝く毛。お風呂好きみたいです。
104 105

“やんちゃな小象の鼻相撲” -実写バージョン-
「お兄ちゃん、鼻相撲しようよ!」「いいよ。はっけよーいノコッタ。」「お兄ちゃん強―い」
106 107 108 109 110 111 112 113

「困った子ね」「早く起こさなきゃ。」「みんなの鼻を合わせて」「よいしょ。よいしょ」
114 115 116 117 118 119 120 121

「お兄ちゃん。もう一回しようよ!」
122

みたいな感じでした。
また、歩いている豹がでたと無線が。エンジン全開“レッツラゴー”超ぶっ飛ばして現場へ直行この時のビデオに残った自分の声は“凄い”“あー”とかため息ばかり
123 124 125

木を見たら、マーキング。うちの子は家でするので、困っています。
126

最後の日、飛行機に乗るまで、サファリ。最後の最後まで、豹を眺めた。動いて欲しいけど、なかなか動いてくれませんでした。
127

昨日仕留めた獲物が左に・・・
128
セレンゲティからアルーシャは軽飛行機で2時間。「あー。とうとう終わった。」なんとも寂しい気分。次はいつ来れるかな。楽しい時間はいつもあっという間。一生懸命働いて、お金貯めて、また来たい。今回のスペシャルツアーはロッジも本当に良かった。サファリ中心のタンザニアを知り尽くしたIさん企画だけあって、本当に満足。2月は究極のタンザニア・サファリ 16日間かぁ・・・現役には難しい日数だ。Tさん・Kさんとはここでお別れ。全員で記念撮影。アルーシャ→ナイロビ→ドバイ→日本。日本とタンザニアは遠いなぁ。せめて、直通便があれば・・・
9時間も取ったビデオの編集。楽しみだけど、いつ完成するか。また帰ってくることを目標に一生懸命仕事します。それまでは「ダーウィンが来た」でも見ておこう。
129
タンザニアのツアー・旅行一覧はこちら。
サファリ・動物がテーマのツアー・旅行一覧はこちら。

2010.08.07発 ウガンダ・ゴリラトレッキングとサファリ 10日間 その3

マウンテンゴリラ。現在、その個体が確認出来るのは、ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国で700頭余りのみ。その風貌ゆえに人間から恐れられ攻撃され、また密猟のターゲットになり、おまけに近隣諸国の内戦でとんだとばっちりの被害を受けてきた。昨今、多くの保護活動により生息数は徐々に増加しているが、絶滅危惧種として今もなおその生存の危機が懸念されている。
01
そんな森の民の約半数は、ここウガンダのブィンディ原生国立公園に生息しています。マウンテンゴリラと言うと、彼らをモデルにした映画やゲームの凶暴的なキャラクターイメージがとかく先行しがちですが、本来は森の奥深くで家族や仲間と共に穏やかに暮らす平和主義者。そんな彼らの生活の一コマを見せてもらおうと、少しの不安とたくさんの期待を胸に森の中へ、いざ出発です。添乗員は許可証の発行数の関係で森の入口で皆さんを見送ることになりますが、ゴリラに詳しい専門のガイドと、荷物を持ってくれたり、急勾配な道で手助けしてくれるポーターがいるので大丈夫。
02
今回のトレッキングは思ったよりもハードでした。ガイドを先頭に、足元はもちろん、頭上や周囲の木の枝、棘のある草などに気をつけながら、けもの道を進んでいきます。途中何度か小休憩を取りながらも、歩けど歩けどゴリラはいずこに。疲れて遅れをとるメンバーを皆で励まし合いながら、2時間半経過した頃、ようやくゴリラのグループとご対面できました~。
03
大人4頭、赤ちゃん1頭のグループ。赤ちゃんは生後2ヶ月。
こちらもきっかり1時間で観察終了。いつも一生懸命、黙々と草を食べ続けているゴリラ達。基本的にはベジタリアンで、アザミ、イラクサ、セロリなどが大好物です。こうして観察していると、なんだか人間を受け入れてくれているように錯覚してしまいますが、とても警戒心が強く、ストレスや伝染病に敏感に反応します。よって観察時には非常に多くの約束事が設けられています。
その1 ゴリラのストレスになることは一切禁止。
その2 写真を撮る際はフラッシュは厳禁。大声を出すのももちろんダメ。
その3 ゴリラの1グループに会える人間は1日8人まで、かつ1時間限定。
その4 ゴリラに出会ったら、7m以上の距離を保つこと。
その5 病原菌をもたらす可能性は一切排除。風邪やインフルエンザなどで体調が悪い時は参加不可。
などなど・・・。
04
人間に守られながら、自分達の生活の一部を見せてくれるゴリラ達。彼らは「トレッキングツアー」という代償と引き換えに、彼らの森を維持し、伐採、密猟、森に潜むゲリラから身を守るために必要な人件費、諸経費を自ら稼いでいます。1日1時間、彼らに会うために必要な金額、なんと1人・US500ドル(2010年現在)
1人1時間、5万円って・・・。六本木や歌舞伎町の売れっ子ホストやキャバ嬢も顔負けですね~
でも、ゴリラに会う前の注意事項等のミーティングで聞いたガイドの言葉。「あなた達がルールを守ることを前提に、遠くウガンダまでマウンテンゴリラに会いに来てくれ、こうしてお金を落としてくれることが、彼らの生活を守る何よりの基盤になっている。だから国に帰ったら、マウンテンゴリラの素晴らしさを伝えて欲しい。」
とても心に残りました。
滞在しているロッジからマウンテンゴリラが住んでいる森を眺めていると、日本の田舎の山の風景を彷彿させるものがあります。DNAレベルでも人間と97%同じと言われているマウンテンゴリラ。なんだか勝手に親近感を抱いてしまいます。これからも彼らが安心して生活できる環境を整えるために、少しでも役に立ちたい。そんなことを思った旅でした。
*写真はツアーご参加の古結智之様、動画は萩原正宏様より提供していただきました。ありがとうございました。
今野