やっぱりマラソンが人気?エチオピアのスポーツ事情

秋と言えば、スポーツの秋!!!

エチオピアにいた頃、近くの競技場に大会を見に行ったり、
走りに行ったりとよく足を運んでいました。
エチオピアと言えばマラソンで有名。
やはり長距離が人気です。
エチオピア人は諦めがはやかったり、炎天下で活動することを嫌うことが多く、長距離を走るのには向かないのでは?と思っていました。
知り合いのエチオピア人に「なんでみんな走ることが好きなの?」と
聞いたことがあります。
そりゃ「ハブタムになるため!」と!!
※ハブタムはエチオピア公用語のアムハラ語でお金持ちという意味。
なるほど!!
かの有名な元マラソン世界記録保持者ハイレ・ゲブレセラシエは、地元にホテルを建てるほどお金持ち。エチオピア国民の憧れの存在でもあります。みんなハイレや世界で活躍しているマラソン選手のように、世界一になることを夢見て走ります。
ある試合を見ていると…
スタート時にいたはずの数えきれないほどの選手。
しかし、だんだん距離が増すにつれ1人、2人いやいやぞろぞろ…とリタイヤ。最後には数えるほどの人数しかいなくなってしまいました。
日本では、遅くても最後までがんばることの意味を教えられた私ですが、
これをみて、かなり衝撃だったことを覚えています。
諦めが早い、それとも決断が早いと言うべきなのか…!?
写真は、周回を知らせる審判と選手。
地方では、全部手動で審判や計測を行います。
中には裸足で走る選手も。
BY 東京本社 伊藤
エチオピアのツアー・旅行はこちら。

ハネムーン・レポート『ケニアとザンジバルとティンガティンガ体験13日間』

2014年9月にハネムーン手配旅行でケニアとタンザニア・ザンジバル、さらにダルエスサラームでティンガティンガ絵画の1日体験をされたNご夫妻からのレポートです。

ケニア・ナイロビ
羽田~ナイロビの移動は羽田から待ち時間も含め20時間近い移動時間でしたが、お昼過ぎに空港に着き、現地スタッフの方とドライバーのピーターさんがお待ちくださり、スムーズにホテルまで連れて行って頂き、快適でした。
ドライバーさんをはじめ、ホテルの方も現地の方はとてもフレンドリーで、ウェルカムムードでフライトの疲れもあまり感じませんでした。
尚、ここでの滞在(パナフリック・ホテル)はサファリまでの一泊ですが、一番蚊に喰われました。サンダルの間からも入ってくるので、虫除けスプレーは必須です。
マサイ村訪問
マサイ村への訪問では、マサイの方は、観光客の相手に慣れている感じです。短い時間に、村人の紹介、家、火起こし、学校など案内してくれます。現地の方と触れ合える面白い機会です。
ただ色々と手作りのものを販売してきます。欲しくないのであればうまく断るか、値段の交渉をきちんとした方がいいと思います。
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アンボセリ サファリ
キリマンジャロをバックにサファリが出来るのは圧巻です。展望台もあり見晴らしも良く、マサイ・マラとは雰囲気が違います。
もし時間があるのでしたら、マサイラマだけでなく、アンボセリも是非お勧めします。
また宿泊したセレナホテルはサービスもお料理も滞在した中で一番レベルが高かったです。(勿論どこも良いですが)
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ケニア・マサイ・マラ
アンボセリからの移動
長時間です。体調を崩さないよう気をつけた方が良いポイントです。お水は用意してくれますが、多いに越したことがないと思いました。
見れる動物の種類
アンボセリより多いです。午前・午後と2回サファリがありますが、時間が違えばあえる動物も太陽の位置も違うので、自然の豊かさや面白さが感じられます。狩りは見れませんでしたが、死んだシマウマにたかるハゲワシなど、ここでも自然を感じられます。
気球サファリ
一番印象的だったのは、前日に現地で参加申し込みをした気球サファリです。朝日を見ることができ、上空から自然を眺めるのは、体験してこそ素晴らしさを味わえます。色々な国の参加者と朝食を取る時間も非常に楽しいです。
ケニア~タンザニアの移動
長時間の移動ですが、ケニアは最後かと思うと感慨深いです。サファリの場所と町では風景が全然違うのは当たり前ですが、その違いを感じるのも旅の一つの醍醐味です。
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タンザニア・ティンガティンガ村
ティンガティンガ村で、アーティストに指導頂きながらペイントしました。自分で作品を作り上げるのは思い出深く、楽しいです。村にはたくさんの絵があり、アートの世界に入り込んだようでした。
日本でのエキスポに参加経験があるアーティストも多いようで、日本人というと皆さんフレンドリーです。
基本的には、押し売りする人はいませんでしたが、人によっては、作品を売ろうと必死な方もいるので、作品が気に入れば問題ないですが、購入する際は良く検討した方がいいです。
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タンザニア・ザンジバル ストーンタウン
夕食はターラブの演奏を聞きながら過ごしました。屋上のラウンジで、街全体が見渡せアラブの雰囲気を全体で感じられるのは、非常に良い経験です。伝統の薬と言われるジンジャーティはとてもおいしかったです。
ストーンタウン全体の雰囲気は、アラブの雰囲気で、観光客の為の町のようでもありますが、ここは意外にも誰も押し売りしてこず、とても良かったです。これまでお土産を買いそびれてもここでもたくさん買えます。
肉や魚や野菜のマーケットは、人々の生活を肌で感じられとても活気があり面白いです。大きいお野菜がいっぱいあります。
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タンザニア・ザンジバル リゾート
ビーチでは、何より人が少なく、ハネムーンの最後にはもってこいのホテル(ザンジバル・リトリートホテル)です。アシスタントマネージャーの方はスウェーデン人のとても明るい方でいつも気を使ってくれました。
海も綺麗なことはもちろんですが、夜の星空も圧巻です。
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最後に・・・
ケニアでのガイド・ドライバーのピーターさんは、大変動物に詳しく、私たちに良い体験をさせてくれようとホスピタリティに溢れた方でした。その他どのドライバーさんもどのホテルのスタッフも優しく、大変過ごしやすかったです。(一方、お土産屋さんでは基本的にやはり積極的に販売に来ます)
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アフリカの壮大さは写真や映像でも伝わってきますが、見るのと体験するのはやはり全然違います。色々と盛りだくさんでしたが、忙しすぎることもなく一つ一つじっくりと味わうことが出来、アフリカをハネムーンの地に選んで本当に良かったと思います。
また是非アフリカに行きたいと思います。今度は別の地方にも夫婦で行きたいと話しています。素敵な旅行をありがとうございました。
※アフリカでのハネムーンにご興味のある方は、ぜひアフリカでハネムーン&ウェディングのページもご覧ください。

一面の花畑から多肉植物まで・・・南アフリカの植物の世界

8月中旬から末にかけて、ナミブ砂漠とナマクアランドのツアーに同行させていただく機会がありました。見どころはもちろん「世界で最も古く美しい砂漠」と「一年に数週間だけ見られる一面の花畑」。
ナミブ砂漠は、皆さんご存じのことと思いますが、その荒涼とした美しさと絶妙なコントラストで対比できるのが、南アフリカ北西部ナマクアランドの野生の花々。約4000種ともいわれる植物たちが、一年に数週間だけ花開き、荒れ地を一面の花畑に変えます。年によって微妙に変わる開花時期を当てるのは難しいのですが、今年は充分な量の雨も降り、「当たり年」となって満開の花々の彩を見ることができました。
フラワーウォッチャーにはよく知られたナマクアランドの野生の花々ですが、逆にあまり知られていないのが、ナマクアランドのある西ケープ州が多肉植物の宝庫だということ。世界中に存在する多肉植物の約3分の2が、ここの原産だと言われています。ここでは10m四方程度の荒れ地に、約30種も見つけることができます。もちろん多肉植物以外の植物も数十種。とんでもない植物多様性です。

最近は、日本でもコレクターが多いと聞く多肉植物ですが、西ケープ州の園芸屋さんには、日本でもおなじみのものや全く見たことがない種類のものも数多くあり、まさに多肉植物天国。
南へ下ったケープ半島周辺には、世界遺産にも指定されている『フィンボス』と言われる特徴的な灌木植生地域もあり、世界の他の地域にわずか26種しかないツツジ科エリカ属の植物が、何と600種も自生しています。そして、ケープタウンのテーブルマウンテンには1470種の植物が成育していますが、これはイギリスの全植物種を上回っており、驚異的な植物多様性を持っていることがわかります。
意外に奥の深~い、南アフリカの植物の世界、ちょっと覗いてみてはいかがですか?
東京本社 羽鳥
南アフリカのツアー・旅行はこちら。

アフリカのオフライン航空会社録3

アフリカのオフライン航空会社録の第3回目は、ロイヤル・エア・モロッコです。
ロイヤル・エア・モロッコはアフリカ内で5本の指に入るほどの輸送人員、機材、就航都市を誇る航空会社です。
モロッコ独立翌年の1957年にエア・アトラスとエア・モロッコの合併によって、ロイヤル・エア・モロッコは誕生しました。

就航都市は西ヨーロッパ、中近東、アフリカ、アメリカ、モロッコを含めると90都市になり、西ヨーロッパはフランス、スペイン、イタリアで就航地点が多く、アフリカでは西アフリカ、中部アフリカの主要都市を網羅しています。
機材は主にボーイング737-700と800を36機保有しており、これらがアフリカからヨーロッパまで運航しています。長距離用の機材としてボーイング767と747-400を保有しており、ジェッダ線やニューヨークとモントリオールへの運航に使われています。
現在ボーイング787を4機発注していて、年内には受領の予定です。
弊社のツアーでもカサブランカ以遠での利用が多い航空会社です。
(画像は導入予定のボーイング787)

東京本社 深川

あみん・安眠・アミン

「あみん」と聞いて、頭の中に「待つわ」が流れてくる方も多いかと思いますが(平成生まれの世代の方にはピンとこないでしょうか)、そのボーカルユニットあみんの由来が、ウガンダの第3代イディ・アミン大統領に由来するという事はご存知でしょうか?

正確に言うと、彼の名前の響きが面白いと思ったさだまさしさんが、ご自身の楽曲の中の歌詞で、喫茶店の名前に、安眠(あみん)と名付け、さださんのファンであった岡村孝子さんが、その名を取ったという話でした。
アミン大統領と言えば、「人食いアミン」とも「黒いヒトラー」とも呼ばれる悪名が先行しますが、一方、身長2m近く、東アフリカのヘビー級ボクシングのチャンピオンという経歴を持ち、1971年の大統領在任中にアントニオ猪木との異種格闘技戦が企画されてオファーを受けたという、有名なエピソードもあります(反体制派のクーデターのため実現はせず、同年に失脚)。
また、話変わって誰もが知る所ですと、「スタジオ・ジブリ」は、アフリカのサハラ砂漠に吹く砂嵐のGHIBULI/ギブリ(リビアで呼ばれている呼称。地域により異なる)に由来し、第2次世界大戦中に活躍した、イタリアの軍用偵察機も同じ名前を冠していて、無類の飛行機マニアの宮崎駿さんが、日本のアニメーションに熱風を!とそこから命名したというのは、有名な話です。
意外なものが、アフリカに由来、関連していると分かると、また一つ親近感が湧きますね。
Picture by Edmund S. Valtman.from Wikimedia commons
大阪営業所 荒木