コートジボワールのかき氷屋さん

コートジボワールの最大都市アビジャンは北緯5度に位置しており、そして熱帯気候なので毎日が夏といっても過言ではありません。
今回はアビジャンのかき氷屋さんを紹介したいと思います。
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主に中学校や高校などの校門前で屋台で商売をしています。
氷の削り方がまた斬新で、カンナで削るがごとく氷を削っています。削った氷をカップにあけてから、シロップ(オレンジ)をかけます。
味は、最初は非常に甘かったのですが、シロップを飲み干していくと、ちょうど良い甘さになりました。日本円で1杯30円程度で楽しめます。
胃腸に自身のある方、試してみられたらいかがでしょうか。
by 深川
コートジボワール旅行・ツアー一覧

アフリカ・ガイドブックあれこれ

ガイドブック大国の日本。
そんな日本でも、アフリカ方面のガイドブックとなると、お目当ての国が無かったりしませんか?
海外ではロンリープラネットやプティ・フュテ、ブラーツ辺りでしょうか。

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日本のガイドブックと海外のガイドブックを開いてみますと、一番の違いは「写真」の多さでしょう。
どちらが優れているかどうかはまた別のお話としますが、香港在住の友人が話していてびっくりしたのは、添付写真の左下にある昭文社のエアリアガイドが中国語版として色々な国のガイドブックとして販売しているとのことでした。(このエアリアガイドは非常に古いものです…笑)
右下の旅行人ノート・アフリカ。これもかなり歴史がありまして、再販を繰り返しています。内容はロンリープラネットに一番近いかも知れません。
そして右上の地球の歩き方、知名度では一番でしょうか。
昔はページの端が青く色が付いていて、これを手にしたバックパッカーがナイロビでも見受けられました。旅行者からの投稿情報が多いのも昔から変わりません。
そして最後に左上。がんばったな~、るるぶ!
ついにエジプト以外で出しました。南アフリカをメインにジンバブエとナミビア!
どんなガイドブックでもアフリカの国がメディアとして取り上げていくと嬉しいです。
by 久世

公明正大な人々の国 「ブルキナファソ」

西アフリカにある内陸国のブルキナファソは、1960年の独立当時の国名はオートボルタ(HAUTE VOLTA)といいました。オートボルタのオートは、フランス語で「上」にあたり、さしずめ上ボルタになり、事実英語ではアッパーボルタとも呼ばれていました。
そんなオートボルタが、ブルキナファソになったのは今から約30年前に現れた一人の青年将校によってです。その名前はトーマス・サンカラです。彼は本気でブルキナファソを良い国にしようと尽力しているさなか、凶弾に倒れたのです。
ブルキナファソは、本当に穏やかな人たちが住んでいる国で、西アフリカでは人柄は最高ではないかと思ってしまうぐらい人柄が良いです。
ワガドゥグは、アビジャンやダカールの街ほど大きくないのですが、ブルキナファソ最大の街で、2年に1度のFESPACO(映画祭)などで知られています。
ボボジュラッソはブルキナファソ第2の街ですが、モスクも泥でできたスーダン形式に変わり、街の雰囲気もちょっと小さなアフリカの街に変わり、ますます人々が穏やかになります。
以前よりだいぶアクセスも向上していますので、周辺国と一緒に、もしくはブルキナファソだけでも十分に楽しめると思います。
by 深川
ブルキナファソ旅行・ツアー一覧

京都大学にゴリラのケーキが登場!

京都大学が、ゴリラの腸内にいる乳酸菌を使ったベイクドチーズケーキを開発&販売開始したそうです。
名前は、「ゴリラ・フロマージュ」!
ゴリラ研究の第一人者・山極寿一さんが昨年秋に大学総長に就任されたことから、ゴリラに絡めて企画された商品とのこと。
ゴリラの腸内で見つけた新種の乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’から作られたケーキで、バナナ味とジンジャー味の2種類で、2種類が1セットで399円(税込み)とお手頃価格。
「食べたいような、食べたくないような・・・」という声も上がっているようですが、ゴリラ・ファンにとってはまさによだれが出そうな一品。
ちなみにこの乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’は、山極学長らの研究グループが2009年、アフリカ・ガボンでゴリラの腸内から発見したものだそうです。
大学内でのカフェレストランのみでの販売ということで、お近くでない限りはかなりハードルが高いですが、一度はぜひ食べてみたいものです。
それにしてもさすが京都大学。素晴らしい発想ですね!
by 紙田
ウガンダ・ゴリラトレッキングとサファリ10日間

霧の森の叡智 ザフィマニリに学ぶものづくり 11日間 手配旅行

2015年4月に『霧の森の叡智 ザフィマニリに学ぶものづくり 11日間』手配旅行にご参加頂いた、R.K.様からのツアーレポートです。
アイアイとバオバブの木についてしか知らないマダガスカル。車も通らない山道を歩き、無形文化遺産の物作りをする人々の暮らしを学ぶ旅という木彫りの家を背に洒落た帽子をかぶった母子の案内リーフに飛びついた。
首都アンタナナリボ→アントエチャ
首都アンタナナリボから車で南にザフィマニリの人々が住む地域に向かう車窓から稲作風景を目にする。二期作、二毛作が可能な土地柄だと知る。柿の木もある。地域ごとに得意な工芸物産があるらしい。木製のおもちゃの車、楽器、草素材の籠、アルミの鍋食器、刺繍、廃物利用のミニ自転車作り、コブウシの角細工・・・どうやらマダガスカルの人々は器用でアイデアが溢れ出てくるらしい。
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ザフィマニリの村々へ
アントエチャから歩き開始(ルートは道祖神HPを参照)、ファライリブ村までは道幅もあり、周りの景色を眺める余裕も。途中から雷と雹に遭う、現地ガイドがマイ・ダイアモンド!と面白がるほどの大きさ。いくつもの山を越えてやっと辿り着いた村は鞍部のような所にあった。狭い山肌での暮らしは大変だろうに・・・。次のアンブヒマナリブ村への道は細く生活道路とは程遠い山道そのものに思えてくる。村の人々は裸足で歩くから窪んだ道で十分なのだろうが、トレッキングシューズでは何とも歩きにくく体幹を試される。よそ見をしている暇はない。その上、ぬかるみと丸木橋が現れる。こんな道を、荷物を背負ったり、頭に乗せたりしてスタスタ歩く毎日を知らされる。
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村の滞在
家々の中にはトウモロコシが所狭しとぶら下がっている。黒光りしているものもある。うす暗い朝早くから一日中ずーっとどこかで杵でついている音がすることに気付く。女性の仕事だろうか、写真を撮りたいが無理そうだ。来る途中に訪ねた家でごちそうになった豆の煮物は柔らかくやさしい味だった。私たちの7日間の食料となった鶏、あひるは新鮮そのもの、煮込み料理は美味しくご飯にかけて食が進む。初めてのグアバのサラダ、これにはビックリ、美味しい。焼きバナナこれもいい。キャッサバ入りのお粥もなかなか。アラビカコーヒーの土地、毎朝、豆を布でドリップしたのをいただく。
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無形文化遺産の木彫りに挑戦
現地に行く前は帽子編みと椅子の木彫りの2つをやることが出来るだろうと欲張ったことを考えていたが、お邪魔した家で帽子編みを見せていただいた。細い繊維を根気よく縦横に締めていく作業を見た瞬間これは無理と判断。木彫りを優先させることに。しかし、この木彫りは彫刻刀を使うのではない。鑿と木槌。やったことが無い。アンブヒマナリブ村で一本の丸木から彫り出すものと組み立て式椅子の制作現場を見せてもらったが、驚いたことに私たちど素人にここを彫ってみてと鑿と木槌を持たせてくれた。ここに鑿を当てて、この角度にして、叩いて、と手取り足取り。そのたびにハイハイと返事するので村の人の笑いを買う。木彫りの文様には意味があり大概は家族の結び付きを表しているそうだが村によって得意とするものがあるとのこと。彫り方の研修を受けた後、本番を前に下絵の構想作りのヒントを求め村を歩く。蜘蛛の巣、ハチの巣、太陽、バナナの実・・これまた欲張ってしまいたくなる。師匠に下絵を椅子に書いてもらい、いよいよ彫り始める。力むせいもあって深彫りになってしまう。見かねて村の人も手を貸して教えてくれる。足でしっかと椅子を抑えてコンコンとやるのだが何せ俄か彫り師、冷や汗たらたら。それでも夕方前には一応の形となった時は正直ほっとした。足の形を整え、紙やすりをかけ、靴墨を塗り艶出しをして完成。村を出発の朝、師匠が完成品とプレゼントの鑿を持って来てくれた。感謝。
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伝統帽の編みに挑戦
これを作れないとお嫁入りの資格はないという帽子編み。民宿の女将さんの指導を受ける。よそ見しても手は動くという腕前を前に果たして何日かかることやら。少し編み進んだところで、やってみなさいと言われる。おっかなびっくりの手付きで次に通すところを捜す。「ザイ―(良い)?」「ザイ―」と確認しながら進む。何とか形になってきたがやはり編み方が緩い。仕上げは女将さんが。完成品をいただく。髪が薄くなって頭に似合うだろうか。
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とにかく元気な子供たち
電気のない部屋は暗く鬱陶しいので窓を開ける。と子供たちが覗く。持参した折り紙、新聞紙、チラシを折ってプレゼントする。人数が多く間に合わない。教えて一緒に折ろうとするが上手く伝わらない。小さい子供たちは学校でフランス語を習ったばかりだそうで使おうとして話しかけてくるがこちらは知らない。「マダーム」と窓から何かを欲しそうに声をかけてくるのだが。新聞紙も底をつきボール状にしてキャッチボールをしたがすぐほぐれる。丸め直しているうちに少年が草紐を持ってきて丸め直してくれた。嬉しかった。狭い山の背での暮らしは子供たちの運動神経に磨きをかけるのだろうか。高い所からジャンプして下の草むらに飛び込む様子には驚いた。度胸が要求される。
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伝統木造住居の棟上げ式と基礎作り
木の家の棟上げ式と土作りの家の基礎作りを見る機会に恵まれた。お神酒(?)を撒いたり、振舞うのは日本と同じ。結いがあるのだろうか、近隣の村から助っ人が集まったと聞いた。
サカイブ村最後の夜は子供たちが歓迎の踊りを披露してくれた。学齢前の子供たちも一緒に見様見真似で踊っている。日が暮れた中での踊りをヘッドランプで照らすと力強い動きが浮かび上がった。「すごい」しか出てこなかった。
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本当に楽しさてんこ盛りの旅だった。木を生かす生活に触れる旅だったが、木おけを作ってはどうかと出しゃばった事を思いついた。竹もあるからタガを作れるし、洗濯板も。柿があるから柿の葉寿司もどうだろうか。
霧の森の叡智 ザフィマニリに学ぶものづくり 11日間
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