エチオピア・ダナキル砂漠訪問ダイジェスト10日間に参加して

2014年12月24日発『エチオピア・ダナキル砂漠訪問ダイジェスト10日間』にご参加頂いた、秋田谷 加奈 様からのツアーレポートです。
1~2日目
日本からドバイを経由しエチオピアの首都アディスアベバに到着。初エチオピア観光は国立博物館でLucyなどを見学しました。夕食では初めてのエチオピアビールを楽しみ、明日から本格的に始まる旅に向け荷物をパッキングし直し、しばらくシャワーは浴びれないので念入りに?洗い、シャワーにしばしの別れを告げました。
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3日目
飛行機にてメケレへ。空港を出るとこれからお世話になるドライバーさんやスタッフの方達と合流。数台の4DWに分乗して、いざ出発!聞くとアディスアベバから運転してメケレまで来たそうです。私達は飛行機であっという間に到着してしまいましたが、ご苦労様です・・・
まずは、途中の街に寄りコーヒーセレモニーを見せていただきました。コーヒー発祥の地エチオピア。豆を煎るところから始まり、途中ポップコーンをつまみながら、コーヒーの香りと昔から続けられているコーヒーセレモニーの過程を楽しみました。
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再び車で移動し、入域許可申請と昼食の為、途中の村で下車。昼食後、建物の外には大勢の子供達が。あっという間に囲まれ、子供達のエネルギーに押され気味の我々大人達・・・
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再び車で、本日のキャンプ地アーメド・エラまで移動。途中塩を運ぶラクダのキャラバンにも会いました。この光景、とても美しかったです。ラクダが遥かかなたまで綺麗に並んでいるという単純な理由もありますが、毎日繰り返されるこの光景は生きていくため、まさにアファール人の人生なんだと感じました。今回、三脚は持って行ってなかったので、キャンプ設営後置いてあった木にカメラを置いて星空撮影を試みましたが、高さ・角度が足りませんでした。肉眼では周りに高い建物や木がないので、低い位置から満点の星空を見ることができました。ライトを消すと星しか見えない真っ暗な中、こんなに早く寝るのは久しぶりだ~と横になっていると、暗くなったら寝て明るくなったら起きるということは本来人間のあるべき姿なのかな~?と、電気を煌々と点け、夜更かしすることが多い日本での生活を見直す機会にもなりました。
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4日目
テント泊なので光と音で必然的に早い時間に目が覚めるのですが、朝食後まで時間があるのでとてもゆったりとした時間を過ごしました。日本では起きたらすぐに動き出すという慌ただしい朝を過ごしていますが、テレビも携帯の電波もなく、何もせずのんびり朝を過ごすのはもしかしたら初めてかもしれないと思いました。
朝食後、車に乗りダロールへ出発。歩みを進めるごとに変わっていく光景に、どうゆう過程で自然と出来上がったのだろうと不思議な気持ちと共に、地球って凄い!と感動です。日本にいると見たこともない景色、暑いけど来て良かった~、みんな見なきゃもったいない!と思いながら景色を楽しみました。
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その後車で移動し、アッサル湖へ。塩の採掘を見学しました。これが昨日見たラクダのキャラバンとなっていくのですね。帰り道でもキャラバンに出会いました。炎天下の中、塩を採掘し、歩いて低地から高地へ運ぶ。アファール人の生命力の強さを感じました。
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5日目
2泊したテントともお別れし、今回の旅のメインでもあるエルタ・アレ火山へのベースキャンプ地へ向けて出発。前の車が巻き上げる砂で前が見えなくなったり、岩場のガタガタ道でも安全に丁寧に運転してくれるドライバーさん、ステキです。もちろん、それなりに揺れますが私は揺れも楽しかったです。
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到着後、休憩・食事を摂り、日没後エルタ・アレに向けてトレッキング開始です。30分おきに休憩を取っていただき、塩分補給のタブレットをくれたりと添乗員さんの細やかな気配りも。予備の水も持ち、仕事とはいえご自分も大変でしょうに、ありがとうございました。トレッキング開始から3時間半程経過、やっと到着しました~この景色を待っていました!夜のエルタ・アレ火山です。疲れも忘れメンバー全員ずっと眺めていました。
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6日目
翌朝、再び噴火口へ。日の出も見ることができ、マグマがグニャグニャと動く様子を見ていると、地球は生きていると実感しました。
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もっと眺めていたいところですが、日も高くなってきますし下山しなくてはなりません。どんどん気温が上がってくる中、みんなで励まし合いながら無事ベースキャンプに到着。到着後食事が用意されていたのですが、疲れた体に染み渡る優しい味でした。そして、この時飲んだビールは間違いなくこの年で最も美味しいビールでした。
荷物の整理をした後は本日の宿泊地アフデラへ向かいました。今回はアフデラ湖畔のキャンプサイトが空いていなくキャンプができないとのことで、近くのホテルに宿泊になりました。アフデラ湖は塩分濃度が高くプカプカ浮遊体験ができます。温泉が出ているところもあり、暖かい部分を探しながら浮きながら、みんな子供のように歓声をあげて楽しんでいました。ついでに私の車のドライバーさんがボディーソープを分けてくれたので数日分の汗を流しました。夕食後仲良くなったツアーメンバーの方ともう少し飲みましょうという話になり、ガイドさんやドライバーさんを誘いお酒やお喋りを楽しみました。色々なエチオピアについての話を聞くことができ、とーっても楽しい忘れられないひと時になりました。
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7日目
朝方、ヤギの鳴き声とアザーンで目覚め、その後ウトウト2度寝。今日はアワッシュに向けて終日移動です。あまり接することは少なかったのですが、ずっと私達の食事を作ってくれたコックさん達とはここでお別れです。シンプルな料理でしたが、日本人好みの味で本当に美味しかったです。私はキャンプ中の食事が口に合いすぎて、街での食事は少し辛くてキャンプでの食事が恋しくなったくらいです。
今回の行程では3度車のトラブルがありました。でもすぐに直り無事に出発できましたが。途中休憩を何度かはさみ、もう日も暮れた頃アワッシュのホテルに到着。ホテルの入り口付近ではコーヒーセレモニーが行われていました。この日の夜もドライバーさん達とお酒を飲みながらお喋り。ここで10ケ所くらい虫に刺されましたが、帰国後も特に問題なく過ごしました。ちなみにダニも大丈夫でした。
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8日目
午前中はアワッシュ国立公園でのサファリ。他の国でサファリを体験したことがあるので、動物の数的には淋しいものがありました。時期や時間帯によっても違うのかもしれませんが。
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サファリ後はアディスアベバへ向かいます。途中高速道路にも乗りました。案外キレイで見た目日本と変わらなく感じました。
夕食はレストランでダンスを見ながら、みんなで乾杯です。ワインや蜂蜜のお酒など色々なお酒も楽しむことができました。ホテルに送り届けてもらい、ここで3日目からずっとお世話になったドライバーさん達とお別れです。もうすっかりエチオピアLOVEになっていた私はとっても悲しかったです。でも、出会いと別れ、これが旅の醍醐味ですね。
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9~10日目
この日はちょうど1月1日でした。添乗員さんがお餅とお正月飾りでお正月気分を演出してくれました。ちなみに、エチオピアでは9月11日がお正月だそうで、ごく普通の一日のようです。
今日は飛行機の時間までショッピングです。路面に出ているお土産屋さん、地元でも人気と思われるコーヒーショップでのお買い物です。今まで買い物のできる場所がほぼ皆無だったので、みなさん自分にお友達にエチオピアらしい物を選んでいました。職場にばらまけるようなお菓子はないので、途中のドバイの免税店で買っている方が多かったように思います。私は今までコーヒーを飲むことが少なかったのですが、エチオピアに来てコーヒーが好きになりました。しかもたっぷり砂糖入り。毎日大量の砂糖入りコーヒーは敬遠してしまいますが、時々カップの底に砂糖が沈んでいるくらい甘いコーヒーでエチオピアを思い出したいと思います。
昼食後、空港へ。いよいよエチオピア最後です。空港前でエチオピアでの全行程お世話になったガイドさんとお別れです。ガイドさんは日本人が好きだと言ってくれましたが、私もエチオピア人が大好きになりました。大きな声を出したり荒々しい人は少なく、バス停の前できれいに長い列を作って待っている人々、この後空港でトラブルがあったのですが、混乱することなくきちんとアナウンスに従う人々。景色が素晴らしいのは言うまでもありませんが、出会ったエチオピア人はホスピタリティーにあふれていました。またいつか再訪したいと強く思う旅になりました。
最後に素晴らしい思い出を一緒に作ってくださったツアーメンバーの方々、最後の最後で大変な重荷を背負ったであろう添乗員さん、現地ツアー会社のスタッフさん達、他お世話になった全ての方に感謝したいと思います。ありがとうございました!
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現代アフリカ美術界を代表する彫刻家エル・アナツイ

今回は、現代アフリカ美術界を代表する彫刻家、エル・アナツイをご紹介します。

1944 年西アフリカのガーナ生まれ、現在ナイジェリアのンスカ在住。
ガーナの技術大学で彫刻を学び、木彫の制作を始めてから、1975 年にナイジェリア大学で教鞭を取るのを機に、同大学のあるンスカへ移り、アトリエを拠点に精力的な制作活動を続けています。
1990 年、アフリカの作家として初めて、ヴェネツィア・ビエンナーレに参加し、選外佳作賞を受賞。
2000 年頃からは、展示空間を利用した立体作品の制作が中心となり、大量のワインやアルコール飲料の廃材キャップを一つ一つ銅線に繋いで編み上げてつくられる巨大なメタル タペストリーは、見る者を圧倒するダイナミックな作品になっています。
日本では、 2010 年 ~2011 年にかけて、大阪の国立民族学博物館、神奈川県立近代美術館で展覧会が行われました。
この先日本でまた作品を目にする機会があるかは分かりませんが、ニューヨークのメトロポリタン美術館も彼の作品を所蔵していますし、ヨーロッパの美術館などでも、作品をご覧頂く事があるかと思います。
by 大阪営業所 荒木

スーダン・サハラ ヌビア砂漠の旅 13日間

弊社のツアーで、地元の人々との「交流」をテーマにしたものが様々ありますが、特にイチオシはこのツアー。

ツアータイトルからは、一見すると「砂漠を楽しむ」内容のツアーと思われがち、またスーダンを多少なりともご存知の方の方には「遺跡見学」ツアーと思われがちですが、実はこのツアーの最大の楽しみは別にあります。
スーダンというと、現在は南スーダンとして南部との紛争、西部のダルフールでの紛争など、ネガティブな面での印象が強いのですが、スーダンの中でも特に北部のヌビア地方はいい意味でその固定観念や先入観を打ち破ってくれる、治安の良い、のんびりした地域です。また“イスラム教を厳格に守る、宗教的な人々の国”という印象は、首都のハルツームやその近郊では多少当てはまるかもしれませんが、ヌビア地方ではもっとゆるやかで、過去にこのツアーにご参加されたお客様皆さんが、同じような印象を抱いていただいたのではないかと思います。
ツアーの表向きの目的は、古代エジプトによって支配されていた時代から、逆にヌビア人のファラオを輩出していた時代、ナパタ/クシュなどと呼ばれる独自の王国を築いた時代にわたる、神殿やピラミッドなどの遺跡の数々です。見学する人も少なく、ひっそりと佇む遺跡ももちろん見応えはあるります。
ですが、スーダンの旅を本当に楽しめるのは、ランチのために立ち寄って軒を借りた民家の人々や、ナイル川を渡るフェリーをともに待つ人々、地方都市での食事の際にたまたまレストランに居合わせた人々、市場散策で出会うお店の売り子さんなどなどとの出会いの場面です。アフリカには54もの国々がありますが、一期一会の旅行者に対して一番のホスピタリティーを発揮してくれるのは、このスーダンの、特に北部の人々だと思います。
そのヌビアをツアーで訪問する際、私がいつも楽しみにしているのは、最北のソレブにある見事な神殿(ソレブ神殿)の遺跡守りをしているムハンマド・ハミッドという老人とのひと時です。ツアーでは、彼の家を改装したゲストハウス(一室には彼とその家族が暮らしているので、ほぼ民家泊ですが)に2晩泊まりますので、普通のヌビアの人々の暮らしに触れる時間はたっぷりあります。あちらはアラビア語、こちらは日本語での、通じない会話でもまったく気にすることはありません(笑)。そんな違いを一気に吹き飛ばす、ヌビアの優しさの権化のようなムハンマド翁の満面の笑み(私は「ヌビアン・スマイル」と勝手に呼んでいます)と滲み出る人柄の良さ(彼だけではなく、大概のヌビア人がそうですが)を楽しみ、味わい、旅は充実したものになるでしょう。
東京本社 羽鳥
スーダン・サハラ ヌビア砂漠の旅 13日間
スーダン旅行・ツアー一覧

プレゼントにエチオピアコーヒーはいかが?

12月も気がつけば終わりが近づいています。
いや、年末の前に、もうすぐクリスマスですね!

クリスマスといえば、サンタさん…からのプレゼント!?
日頃お世話になっている方にちょっとしたプレゼントを贈る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、私がみつけたアフリカプレゼント。
タリーズで見つけた、エチオピアコーヒーです!
エチオピアはコーヒー発祥の地としても知られています。
そんなエチオピアから1粒1粒、手摘みで収穫、厳選されたコーヒーの味は、苦味はほとんどなく、ほんのり甘みがあり、飲みやすいです。(私個人的な感想ですが)
箱入りで高級感もあって、贈り物にもピッタリ♪
紹介したコーヒーはタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)のものですが、
最近は、いろいろなカフェやお店でアフリカのコーヒーを飲める機会も多くなりました!
もちろん自分で飲むもよし!プレゼントにもよし!
是非是非、素敵なクリスマスをお過ごしください。
by 東京本社 伊藤
エチオピア旅行・ツアーでは、美味しいコーヒーも飲めます。

100%純粋なナミビア産ビール

アフリカは広い!奥が深い!そこで、アフリカ大好きスタッフたちの
本音に迫ります。今回のテーマは・・・、

『アフリカで一番好きな食べものは?』
==100%純粋なナミビア産ビール==
ドイツ流ビール純粋令というものがあるのですが(大麦麦芽、ホップ、水で作られたものをビールと表示できる)、この純粋令を守って現在も作られているナミビアのビールはぜひとも飲んでほしいです。個人的にはラガーなら、スワコプムンドのハンザ醸造「TAFEL」と「WINDHOEK DRAUGHT」それも瓶が最高に美味いです!ナミビアのビールには殆ど「大麦・ホップ・水、その他無し。100%純粋なビール」といかにもドイツ的な文言がありますので探してみてくださいね。
BY 東京本社 久世
~ウィントフック醸造のラガービール~
ナミビア旅行・ツアーでは美味しいビールが飲めます。