ガーナの国のチョコレート

この国の名前を聞くと、条件反射的に“チョコレート”が思い浮かびます。
何十年も変わらないあの真っ赤なパッケージの存在は、日本では、ガーナ=チョコレート の地位を確立させたと言っても過言ではないでしょう。

実際、チョコレートの原料、カカオ豆の日本における国別輸入量を比べると、断トツ1位がガーナ。2位のエクアドルの約11倍。そのシェアは全体の80%を超えます。(2013年 日本貿易統計より)
また、この国を旅していると、民家の庭先などでカカオ豆を天日に干している光景を頻繁に見かけます。その豆の多くが日本に輸送され、加工され、巷に出回っている訳ですが、もちろん、本家本元にも、加工された商品がたくさん出回っております。
今回はその一つをご紹介。
赤いシンプルな方は、その名も“Kingsbite”(キングス バイト)
100%プレミアム・ガーナ・カカオを使ったこの板チョコは、王様もかじりたくなるほどの美味しさなのでしょう。
手に取ると、ずっしりとした重みを感じます。
実際、ガーナは数百年前は数多くの王国がひしめき合うエリアでした。
現在は法治国家となりましたが、王国制は、特に伝統的儀式などの場では今なお健在です。そんなガーナだからこそ名づけられたこの名前に、カカオに対するこの国の思入れと誇りを感じます。
しかし、ガーナも日本も、どうして両方とも真っ赤なパッケージなんでしょう。面白いです。
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キリマンジャロ登山の朝食

弊社で2つあるキリマンジャロ登頂ツアー。
方や最も山小屋に泊まりつつ最もポピュラーなマラングルートを昇る10日間、方やテント泊でより長距離のマチャメルートを使って登り、登山後は国立公園に滞在してサファリと麓から見るキリマンジャロを楽しみお帰りいただく14日間のツアーですが、登山中に重要になってくるのは、やはり食事。
キリマンジャロでは、元々比較的日本人の味覚にあった食事を提供させていただいておりますが、特筆すべきは毎朝食に出る「お粥」でしょう!

農業指導にあたった日本人が持ち込み、タンザニアの土壌・風土に適するように改良された「モシヒカリ」を使って、このお粥を作りますが、お粥が出されるようになる前は、イギリス仕込の「オートミール」が、ソーセージ、卵焼き、トーストと並んで、毎朝のメニューでした。好みは分かれると思いますが、登山は想像以上にエネルギーを消費する激しいスポーツ。やはり腹もちの良い食事であるにこしたことはありません。それならば、やはり日本人にはお米、しかも消化の良いお粥はどうだ!!ということで、現地登山ガイドやコックの努力の結果、現在のツアーでは毎朝のお粥、そしてアタック前夜の野菜たっぷり油少な目のヌードルスープを提供させていただいています。
弊社の旅のスタイルは「郷に入ったら郷に従え」で、アフリカに行かれるお客様にはできるだけ地元の食を楽しんでいただきたいのですが、キリマンジャロばかりは山に登れなければ意味がありません。リラックスして、エネルギーをキッチリ蓄えて、アフリカ一の頂を目指していただきたい、そんな日本&タンザニア両側の思いがこのサービスを生みました。
その他にも現地ガイドたちとの良い協力関係を長年培ってきた弊社のキリマンジャロ登山ならではのサービスが多々ありますので、「今年こそ、念願のキリマンジャロを登ってみよう!」という方は、ぜひ弊社のツアーへのご参加をご検討ください!
東京本社 羽鳥
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モロッコのスーク

女性に人気のモロッコの雑貨。その雑貨を売っているモロッコのスークですが、活気があって見ているだけでも楽しいものです。

呼び込みがなかなか上手く、日本語で呼び込みされたりします。
「ミルダケ、ミルダケ、タカクナーイ、ビンボープライス」
なんて言われたときは思わず笑ってしまい、見事に術中にはまってしまいましたが(笑)
モロッコに限った話ではないのですが、値札が付いていることが少ないので、値段は交渉になります。この交渉もなかなか面白く、相手との駆け引きを楽しめます。自分の納得できる値段で交渉しましょう。
フェズとマラケシュのスークが有名どころですが、フェズの方のほうが静かというか、「好きなだけ見ていけ」的な雰囲気があるように個人的には思いました。
マラケシュのジャマ・エル・フナ広場は毎日がお祭り騒ぎ。体を張った大道芸、蛇使い、音楽、そして屋台!凄まじいエネルギーを感じます。テンション高いです。しかも、お酒なしで。
お酒飲んだらどうなってしまうのか・・・
写真はジャマ・エル・フナ広場の屋台です。
東京本社 菊地 佑介
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早朝のジェンネ・モスク

アフリカは広い!奥が深い!そこで、アフリカ大好きスタッフたちの
本音に迫ります。今回のテーマは・・・、

『アフリカで一番好きなところは?』
==早朝のジェンネ・モスク==
ジェンネといえば、活気溢れる月曜市が有名で、マリ中からいろいろな民俗が集まり、ジェンネの街もモスク周辺も一番華やぐ時です。
ですが、私が大好きなのは、月曜市から一夜明けた早朝のモスク前の広場。遠くから来た商人は、広場に停まったバスに大きな荷物とともに乗り込み、出発していきます。
露店でいっぱいだった広場は静まり、そのうち人やロバが行き交い始めます。素顔のジェンネが見られる、この朝のひとときが最高です。
写真は朝陽に色づくモスクと人影もまばらな広場
by KQ
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タンザニアで今、アツイ曲

先日、同年代のタンザニアっ子に会う機会がありました。

「今、流行ってる曲を教えて!」と聞いたところ
「Linahがもっぱら人気!」とのこと。
Linahは女性アーティスト。とってもお洒落で、そこも注目の的みたいです。
(今回は取り上げませんが、男性アーティストではDiamondがやはり大人気です!)
新曲のミュージックビデオは、なんと南アで撮影。
行ったことのある場所が映ってる!という方も多いかもしれませんね。
Linahをはじめとするボンゴ・フレーバーのアーティストは、以前は手作り感のあるビデオを発表することが多かったのですが、ここまでハイレベルな作品が次々に出ていて驚きました。
個人的には、あのなんとも言えない、一生懸命作った感じが滲み出ているビデオが好みです。
また、ライブ映像もその凄まじい盛り上がりが伝わってきて面白いですよ。
ところで…、この曲の歌詞は「ルックスだけであなたを好きになったんじゃない。その内面が、心から本当に好きなの。」という内容です!
是非、ご視聴ください!

by 歌津