特別企画 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

動物サファリと言えばケニア、ケニアと言えばマサイマラ、マサイマラと言えばヌーの川渡りと、アフリカのサファリ好きならずとも、「ヌーの川渡り」というのは、一般的に定着してきたキーワードかもしれません。

ご存知の方も多いかもしれませんが、毎年7~9月にかけて、200万頭を超えるヌーやシマウマが群れを成し、餌を求めてタンザニアのセレンゲティからケニアのマサイ・マラへやって来ます。
そして、マサイマラを縦断するマラ川を渡るのですが、川べりまで来ると、集団は一旦足を止めます。
ある場所では、川の中にはワニが待ち構えており、また急峻な段差が行く手を遮ることもあるためです。渡りかけては戻り、またそれを繰り返す、緊迫の瞬間が続きます。
そして、群れの先頭が飛び込んだのを皮切りに、一気に川へと雪崩れ込みます。
その際は砂埃が舞い上がり、ジャンプして足の骨を折り他のヌーの下敷きになるもの、ワニに襲われて命を落とすものなど壮絶な光景が、長いときには1時間以上も続きます。
そして渡り終えた彼らにも、安息の瞬間はありません。体力を消耗したり、怪我をしたものを狙って、ライオンやハイエナなどの捕食者たちが集まってきます。
群れが移動した後に、傷つき立てなくなったシマウマを、少し離れた所で見守る家族のシマウマが、長い時間見守り続けた後、見限ってその場を立ち去るという自然界の厳しいシーンを見たこともあります。
この時期のマサイ・マラには野生動物の生死をめぐるストーリーが繰り広げられます。
こちらのツアーでは、ヌーの川渡りに合わせて、出発日と宿泊ロッジを設定しています。
もちろん、筋書きの無い野生動物のドラマですので、必ず見ることができるわけではありませんが、より多くの機会があるかと思います。
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サファリ・セレクション

ご存知の方も多いとは思いますが、弊社はアフリカ専門の旅行会社で、ホームページに掲載しているのはほとんどが『募集型企画旅行』(旅行会社が予めコース、最少催行人数、宿泊先、利用航空会社等を設定して料金をお出しし、ホームページやパンフレット等で参加者を一般公募するタイプのツアー)です。
そして、ホームページやパンフレット等、表に出ることがあまり多くないため、ご存知の方はあまり多くないのかもしれませんが、個人や団体のお客様の希望に合せて旅程や訪問地をご提案させていただく形の『手配旅行』も多く扱っています。比率で言いますと、扱っている旅行の半数近くが、この『手配旅行』です。
渡航される方の興味の方向も様々ですし、お休みの時期もお客様それぞれ、同じ国でも行きたい場所の組み合わせが異なったり、複数国を旅したい場合ですと組み合わせる国々のチョイスも変わってくるのは当然です。例えば、動物サファリにご興味がおありで、何度も足を運んでおり、「前回とは異なる国、自然環境の中で動物を見たい」という方も少なくはないでしょう。そんなご希望をお持ちの際に、是非ご利用いただきたいのが『手配旅行』という形態です。

弊社のスタッフも、全員がアフリカ全般に対してある一定の知識を持っていますが、より専門的に詳しい地域・国はスタッフそれぞれ異なります。全員の知識をあわせますと、ほぼアフリカ全土・あらゆる興味の対象をカバーできると自負しておりますので、ちょっと突っ込んだご希望をお持ちの方は是非『手配旅行』のご相談をいただければと思います。「個人手配=高い」と思われがちですが、実際は募集型企画旅行(いわゆる一般公募の団体ツアー)と大差ないものもありますし、ある程度ご予算に合わせて旅程と内容を組み立てることは可能です。
この「サファリ・セレクション」は内容を”サファリ”に限定し、異なる訪問先、サファリの内容をご提案させていただいた2名様催行の「募集型企画旅行」ですが、こんな内容も含めてホームページに掲載している募集型企画旅行はほぼ全てが「手配旅行」で個人手配可能ですので(ただし、お一人やお二人など、少人数だとコスト的に現実的ではない場所もあります)、マニアックな希望、珍しい行先等ご希望のある方も、どんどんお問い合わせいただければと思います。
因みに私の得意分野は、登山&トレッキング、遺跡や岩絵などを含めた歴史的な内容、砂漠、そしてインド洋の島の旅です。
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by 羽鳥

希少なオオカミ、エチオピアン・ウルフが見られる!エチオピアのサファリツアー

エチオピア旅行と言えば…
世界遺産巡りや独自の伝統・文化を持つ人々の訪問、
世界で最も過酷な地の一つ、ダナキル砂漠訪問などで有名ですが、サファリも楽しむことができるんです!!

どんな動物が生息しているかご存知でしょうか?
ツアーで訪れるエチオピア南部の「バレ山国立公園」に生息している動物をご紹介します♪
エチオピア高原のみに生息している「エチオピアン・ウルフ」。
現在、500頭あまりしか生息していない希少動物です。
ツアーで訪れるバレ山国立公園にその多くが生息しています。
通常、オオカミは集団で行動することで知られていますが、
エチオピアン・ウルフは日中は単独で行動・狩りをすることが多いのが特徴です。
サファリ中に、狩りをしている姿を見られるかもしれません。
休憩中のエチオピアン・ウルフ
休憩中のエチオピアン・ウルフ

そして、大型のアンテロープ「マウンテンニャラ」。
こちらも高地のみに生息しています。
オスは立派な角を持ち容姿も美しくうっとり見とれてしまいます。ツアー中は、馬に乗ってマウンテンニャラの多く生息している高原をサファリします。車と違ってエンジン音がしないため、より近くで観察することができるので、同じ空間にいる!ということを実感できるのではないでしょうか。
食事中のマウンテンニャラ
食事中のマウンテンニャラ

私個人的にお気に入りの動物はジャイアント・モレット(Giant Molerat)。
日本名はタケネズミ。体重は約1キロ。両手に乗るくらいの大きさでしょうか。エチオピアン・ウルフの大好物で、バレ山国立公園のみに生息しています。
地中に穴を掘り、生活をしているため、地上に出てくるのは餌である草を食べるためで、1日のうち約1時間といわれています。
すばやい動きのため、写真に収めるのは結構難しいです。
ようやく発見したジャイアント・モレット
ようやく発見したジャイアント・モレット

この他にも公園内には様々な動物が生息しており、約80種といわれています。
そして、エチオピアの魅力は多くの鳥類が生息しているということ!!
バードウォッチングにご興味のある方々にもお勧めです。
ばれ山公園内では約300種が生息しているといわれていますが、エチオピア国内では、約800種の鳥類が生息しています。
エチオピア周辺のケニアやタンザニアのサファリに比べると、実際に観察できる動物の数は少ないと感じるかもしれませんが、希少動物をじっくり観察してみたり、地形や景色の変化もお楽しみいただきながら、エチオピア滞在を満喫していただける8日間です。
旅の最後は、温泉地で1泊!旅の疲れを癒します♪
オオカミ好きの方、鳥好きの方、サファリ通の方、ご参加お待ちしております!!!
「エチオピアン・ウルフに会いにいこう! 8日間」ツアー詳細はこちら
by 伊藤

世界遺産タッシリ・ナジェール岩絵トレック 11日間

タッシリナジェールはサハラ砂漠の中央部におよそ800kmにわたって連なる黒い台地です。あたかも月面を思わせるその荒涼とした世界の隅々に先史時代の壁画が残されています。

風と水に激しく浸食された台地上では、奇岩が森のようになっています。または果てしなく岩の絨毯が広がり、断層がむき出しにされ、涸川がいくつもの谷を形作っています。この生き物にとって過酷な世界にはかつては氷河が覆っていた時代があり、熱帯雨林が広がった時代があり、草原だった時代があり、多くの人の賑やかな声が聞こえた時代がありました。
壁画は古いもので新石器時代まで遡るものも見られますが、数千年もの間、壁画は描かれ続け、気候の変化にともなう動植物の変化、生活様式の変化、感性(デザイン)の変化を辿ることができます。
肉体美や装飾を描いたもの、戦争を描いたもの、家族の愛を描いたもの、あるいは神のようなもの、ひどく抽象的で分か らないものと、、テーマは本当に様々。
一時期よりトゥアレグの祖先が登場し始め、ガイドの説明に熱が入ります。ターバンを巻いて昔ながらの姿をしているガイドの姿を見ていると、数千年の時間なんて自分たちの思っているほど長い時間ではないのではという気がしてきます。街から遠く離れて彼らと寝食をともにしていると、壁画に描かれた世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。これぞまさにタイムスリップです。
自然の移り変わり、人の繁栄と衰退を目の当たりにする壮大な時間旅行、これは面白いです。
大阪営業所 有冨
世界遺産 タッシリ・ナジェール岩画トレック 11日間

キリマンジャロ登山の朝食

弊社で2つあるキリマンジャロ登頂ツアー。
方や最も山小屋に泊まりつつ最もポピュラーなマラングルートを昇る10日間、方やテント泊でより長距離のマチャメルートを使って登り、登山後は国立公園に滞在してサファリと麓から見るキリマンジャロを楽しみお帰りいただく14日間のツアーですが、登山中に重要になってくるのは、やはり食事。
キリマンジャロでは、元々比較的日本人の味覚にあった食事を提供させていただいておりますが、特筆すべきは毎朝食に出る「お粥」でしょう!

農業指導にあたった日本人が持ち込み、タンザニアの土壌・風土に適するように改良された「モシヒカリ」を使って、このお粥を作りますが、お粥が出されるようになる前は、イギリス仕込の「オートミール」が、ソーセージ、卵焼き、トーストと並んで、毎朝のメニューでした。好みは分かれると思いますが、登山は想像以上にエネルギーを消費する激しいスポーツ。やはり腹もちの良い食事であるにこしたことはありません。それならば、やはり日本人にはお米、しかも消化の良いお粥はどうだ!!ということで、現地登山ガイドやコックの努力の結果、現在のツアーでは毎朝のお粥、そしてアタック前夜の野菜たっぷり油少な目のヌードルスープを提供させていただいています。
弊社の旅のスタイルは「郷に入ったら郷に従え」で、アフリカに行かれるお客様にはできるだけ地元の食を楽しんでいただきたいのですが、キリマンジャロばかりは山に登れなければ意味がありません。リラックスして、エネルギーをキッチリ蓄えて、アフリカ一の頂を目指していただきたい、そんな日本&タンザニア両側の思いがこのサービスを生みました。
その他にも現地ガイドたちとの良い協力関係を長年培ってきた弊社のキリマンジャロ登山ならではのサービスが多々ありますので、「今年こそ、念願のキリマンジャロを登ってみよう!」という方は、ぜひ弊社のツアーへのご参加をご検討ください!
東京本社 羽鳥
キリマンジャロ登山ツアー・旅行はこちら。