私の夫はマサイ戦士

既にご本人(永松真紀さん)の面白いブログがありますが、改めてこの本を読みますと、なぜケニアに憧れたのか、なぜナイロビのマタトゥ女番頭になったのか、そして夫であるマサイの戦士の第二夫人になったのか…
事実のことを本当に詳しく、また、読んでいてニヤけてしまう表現がたくさんあり、ケニアを知っている方も、全く知らない方も楽しめる面白い本です。

運命ってホントにあるんだな~と思ったり、マサイの伝統的な暮らしと儀式。良いことだけではなく、大変なこと、嫌いなことなども描かれています。新潮文庫から発売されていますので、是非お手にとって読んでみてくださいね。

遥か昔、弊社のツアーでスタッフが足りずに永松さんに添乗をお願いしたことがあり、その時私も同じ出発日で添乗でご一緒したことを思い出しました。
当時、パキスタン航空でマニラ・バンコク経由でカラチに入り、6時間のトランジットの後にアブダビ経由でナイロビでしたので、現在の状況と比べますと遥かに大変ですね(笑)。
by 久世

旅先で購入する物

皆さんは旅の思い出に何を買われますか?
私は重くなると分かっていても、ついつい本や雑誌を買ってしまいます。
今、出張で南アフリカに来ていますが、ハイレベルな雑誌に出会いました。迷うことなく即、購入です。
左側のアフリカンバードライフは、美しく愛らしい表情の鳥写真はもちろんのこと、それぞれの卵の形や大きさとその理由、温め方等々の記事が載っています。他にはアンゴラや南部アフリカの鳥情報が満載です。図鑑で名前だけを確認するよりも、鳥たちに親しみを覚えます。
右側のナミビア特集は、エトーシャのチーター、ヒョウ!に始まり、ナミブ砂漠の動物、そして植物に鳥…と、こちらも写真と共に楽しめます。
雑誌でしか得られない情報もあると思います。
全部英語ですが、ポレポレ読破を目指します!

大阪営業所 歌津

コレクター垂涎の切手「ブルー・モーリシャス」

アフリカでは、メジャーなリゾート国の一つモーリシャス共和国(マダガスカルから東へ約950kmに位置する)。某有名芸能人の方のハネムーンなどでご存じの方も多いかもしれません。

この国は、実は、一部のコレクターの方にとっては、とても有名な国です。
英連邦の一つであるモーリシャスで、1847年にこの国で初めて、英国女王の描かれた1ペンスと2ペンスの切手が発行され、それぞれ初版で500枚ずつ発行され、国内に出回ります。
初版の1000枚は、切手の左側に、「POST OFFICE」と印字されていましたが、本来、「POST PAID(料金支払い済み)」とすべきものだったために、以降は、修正され発行される事になります。
この初版のいわゆるミスプリント切手(通称ポストオフィス切手、2ペンス切手がブルーモーリシャスと呼ばれている)は、現存・確認できているものは、26枚とされていて、1970年代でも、一枚1億円を超える額で取引きがなされていたそうです。
当時のコレクターの中には、金井 宏之さんという日本人の方もいて、個人所有者としては過去最高の6枚を所有し、そのブルーモーリシャスコレクションは、1970年の国際切手展で金賞を受賞しています。
この「2ペンスの宝石」には、1枚1枚にその軌跡にまつわるストーリーがあり、面白いです。興味のある方は、下記をご一読下さい。
『世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ! ヘレン・モーガン著/藤井留美訳/光文社』
大阪営業所 荒木
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いい感じの石ころを拾いに

昔、メルマガでちょっとだけ石の話を連載していたのですが、この度、巡りに廻って(笑)旅行ルポライターの宮田さんより取材を受けまして、
「いい感じの石ころを拾いに」河出書房新社/著:宮田 珠己
201407230102

という本が先日発売になりました。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309022918/
宮田さんの文章、読んでいて顔がにやけてしまうほど面白くて参ります。とても電車の中では読めません・・・
数人に取材を受けた方の欄があるのですが、自分が出ているところは改めて読みますと、とても恥ずかしいものです。でも改めて鉱物や宝石・原石のみならず、普通のところにある「石」に特別な愛情や何となく好きという感覚で拾い続けるのも悪くないなぁと。ナミビアで手に入れた石を幾つか写真で出ていますので、興味がありましたら是非手に取ってみてください。
今度は素足で踏んでみてしっくりくる石を探してみようと思います。
道祖神の石好き 久世

絶景の旅

2014062001
「まっぷる」などでおなじみの、旅行情報誌を専門とするK&Bパブリッシャーズさんから、『絶景』をテーマにした書籍が刊行されます。
弊社スタッフの羽鳥が「絶景の達人」として、「タンザニアのナトロン湖」と「南アフリカのブライデリバー・キャニオン」の楽しみ方を、こちらの本の中でご紹介させていただいております。
その他世界中の絶景を、写真だけではなく「実際に行くとしたらどういけばいいのか?」を目玉にご紹介している本です。
ご興味ある方は、是非ご覧になってみてください!!

絶景の旅 未知の大自然へ