カーボヴェルデの珍味なドリンク「カシューナッツジュース」

先日、カーボヴェルデから帰国しました。
最高峰、カノ山の登山をメインに、起伏多い山がちな自然と、それに上手く融合して人々が生活を営んでいる4島を、歩いて、歩いて、歩いてきました。カラッと晴れ渡り、心地よい島風を感じながらのトレッキングは気持ちの良いひと時でした。
さて、こちらの写真。そんなトレッキングの合間の昼下がりに、ローカルレストランで注文した一品です。いったい何の果物のジュースでしょう?
正解は・・・『カシューナッツ』です。もっと詳細に言うなら、カシューナッツの果実(花托)部分100%のジュース。
カシューナッツってどうやって生っているかご存じですか?
赤から黄色を帯びたプラムを縦長にしたような実のような先端に、お馴染みの三日月型の種子が殻に覆われてくっついている不思議な形状をしています。
おつまみとして食べるのは、三日月型の種子部分。残ったプラムもどきの果汁を絞ったのがこちらです。
珍しさに惹かれて注文してみましたが、お味は。。。何とも形容しがたいので、星の数で表すと(最大★3つ)
甘味:★★★
酸味:★
苦味:無星
舌触り(滑らかさ):★
個人的満足度:★
といったところでしょうか。
珍しいさに惹かれるのは1回だけで十分。改めて思ったのでした。
カーボ・ヴェルデのツアー・旅行はこちら。

タンザニア、ザンジバル島にある海の上のレストラン 「ザ・ロック」

東北地方の梅雨明けもそろそろらしいですが、関東以西では毎日暑い日が続いていますね。私は日本一暑いといわれる街(の隣)の市に住んでいるのですが、連日35℃を超える猛暑で、自宅に帰り着く午後9時頃でもその熱が残っているくらいです。皆さんも、熱中症や夏バテには充分ご注意ください。

さて、こう毎日暑い日が続くと、綺麗な海を眺めながら、海面を渡るそよ風に吹かれたくもなりますが、そんな過ごし方に最適な場所がアフリカにもあります。タンザニアのザンジバルです。ご存知の方も多いとは思いますが、長崎県と同じくらいの面積を持つ、インド洋に浮かぶ島ですが、8世紀以前に遡る歴史を持ち、アラビア、インド、ペルシャとを結んで行われたスワヒリ貿易の一大拠点でもあり、様々な文化が混淆して花開いた、「スワヒリ文化」の中心地でもあります。
世界遺産ストーンタウンをはじめ、歴史的な見どころも多い島ですが、美しい海やビーチ、ダイビングスポットなどを有するリゾートでもあり、大陸側でのサファリと組み合わせてハネムーンで訪問する方々の手配も多く承っています。高級リゾートがひしめく一方、ザンジバルならではのローカル色を打ち出したシンプルで居心地の良い宿も点在していますが、ここには珍しい『海の上のレストラン』があります。
海の上のレストラン、正確には浸食を免れて海の上に残ったサンゴ質の岩の上に建てられたこのレストランの名前は、『ザ・ロック(The Rock)』。小島までは橋など架けられていないため、満潮時はスタッフによるお迎えの小舟で、干潮時は徒歩で、島に上陸します。島の東海岸に位置していますので、パジェ、ジャンビアーニ、ピングウェ、ミチャンビあたりのエリアにお泊りいただければ、ビーチ沿いを徒歩、あるいは近距離のタクシーで訪れることができます。料理はシーフードを使ったスワヒリ料理がメインで味も良いですし、何よりもロケーションが素晴らしい。
ザンジバルに行かれる予定のある方は、『話のタネ』だけではもったいないこのレストランに、是非足を運んでみてください。
東京本社 羽鳥
タンザニア・ザンジバル島のツアー旅行はこちら。

エチオピアのフルーツジュース 「チマキ」

エチオピアのカフェで飲むことのできるチマキ。
果物をミキサーにかけ、層にしたミックスフルーツジュースです。

この写真のチマキは、上からオレンジ、グアバ、アボカド、パパイヤのミックス。果物の種類が少ない場合は2層になったりすることも。
アボカドのみの単品でも注文可能(これも結構イケます)。
生なので、飲む場所を選ばないと、時々あたることもあります。
私は2年のエチオピア滞在中に1回だけあたったことがあります。
美味しいですし、見た目も綺麗ですので、アルコールを飲まない方は特にハマってしまうこと間違いなしです!
東京本社 伊藤
エチオピアのツアー一覧はこちら。

ケニアのコーヒー豆

ケニア旅行のお土産にご購入されるお客様が多いのがコーヒー豆。そこで、今回は文字通り”豆”知識をお伝えしたいと思います。
アフリカのコーヒー豆というと、隣国タンザニアのキリマンジャロ・コーヒーが有名ですが、実はケニアのコーヒー豆はヨーロッパでは第一級のコーヒー豆として知られています。
ケニア産のコーヒー豆の品種はアラビカ種で、特徴としては、柑橘系のような酸味と、濃厚なコク、たっぷりの甘み成分がよく言われています。その反面、苦味が弱い事も特徴です。あまり何も混ぜずにブラックコーヒーで味わうのがお奨めだとか。
また、その甘みを生かして高級なアイスコーヒーのブレンド豆として使われることも多いそうです。

ナイロビ市内のスーパーマーケットのコーヒー売り場に行くと、多くのブランド、また多くの品種が並んでいるので、どれを購入するべきか迷われる方も多いのではないかと思います。特に拘りの品種が無い場合は、「ケニアAA」と書かれているものがお奨めです。「AA」とは、ケニア国内でのコーヒー豆の等級基準ランク・豆のサイズを示しています。なかでも「AA」は、最も大きな豆で、最高級品とされています。この「ケニアAA」はケニア山の南側、標高1700m以上のニェリ地区とキリニャガ地区の豆をミックスして作られています。この土地の気候は、年間の平均気温が19℃くらい、年間降雨量は1,000ミリ未満、そして土壌は水はけの良い赤土のロームです。これらの条件が美味しいコーヒー豆作りに適しているそうです。
さて、最後にたくさんあるコーヒーブランドの中から、どれを選ぶかですが、ケニアのコーヒーブランドの中では、「JAVA HOUSE」と「DORMANS COFFEE」が二大シェアを誇っています。
「JAVA」は1999年設立、今年で15年目のコーヒーブランドですが、ナイロビ市内のあちこちにCAFEがあり、ちょっとした軽食を取るのにもお奨めです。「DORMANS COFFEE」は、1950年から続く老舗、こちらも数は多くありませんが、ナイロビ市内に幾つかの直営のCAFEがあります。両ブランドとも、たくさんの種類のコーヒー豆をスーパーで販売していますので、どちらもお土産にお奨めです。
私個人的には、「DORMANS」の方が好みですが、両ブランド、また他の多くのコーヒーブランドもお奨めですので、是非ケニア旅行のお土産にどうぞ!
By ナイロビ駐在員・生野
ケニアのツアー一覧はこちら。

コーヒーの原産地はアフリカのエチオピア

皆さんが毎日飲んでいる?だろうコーヒー。
ご存じの方も多いとは思いますが、このコーヒーの原産地はアフリカのエチオピアです。エチオピア人と話をしていると、「コーヒーはエチオピアから世界中の人達への贈り物なんだよ」と言われることが多々あります。
エチオピアでは、このコーヒーの木の発見物語が、英雄譚のように語り継がれてきました。そのお話は、「コーヒーの実を食べて興奮しているヤギを見て、ヤギ飼いがその実を食べてみた」というところから始まります。元々は焙煎も、ドリップもせず、そのまま薬として食べられていたようです。
このヤギ飼いの名前はカルディ(KALDI)、アディスアベバの有名カフェチェーン店(ロゴマークは緑で、何となく世界的に有名な某カフェチェーンのロゴを思い起こさせます)も、彼の名前を冠しています。
コーヒーはこの原産地エチオピアから世界中の生産国へと栽培が伝播していきました。
ちなみに『コーヒー』という名前は、原産地エチオピア南部のカファ州(KAFA→CAFE→COFFEE→コーヒー)から来ているという説が有力です。

エチオピアとイエメンで生産されるコーヒーは、かつてイエメンにあった積み出し港「モカ港」にちなんで「モカ」と呼ばれています。エチオピア産のモカはアフリカコーヒーの代表的存在。店頭では「モカ・ハラー(エチオピア東部ハラール産のコーヒー豆)」「モカ・シダモ(エチオピア南部シダモ産のコーヒー豆)」等の生産地区の名前、そして「モカ G-1」等、格付けを表す等級と一緒に表記されています。
西洋風の飲み方、エチオピア式の飲み方、それぞれ味わいは微妙に違いますが、さすがコーヒーの本場、国民すべてが味の批評家のような国ですので、それぞれ非常に美味しいです。
エチオピアに行かれた方は、原産地のコーヒーをぜひご賞味下さい。
おいしいコーヒーも飲めるエチオピアのツアー一覧はこちら。