砂漠が美しいグレートサンドシー

アフリカは広い!奥が深い!そこで、アフリカ大好きスタッフたちの
本音に迫ります。今回のテーマは・・・、

『アフリカで一番好きなところは?』
==砂漠が美しいグレートサンドシー==
砂漠好きな私にとって、最も惹かれるのは、なんといってもエジプトの西方砂漠にあるグレートサンドシーです。この世界第3位の面積を持つといいわれる砂漠は、まさに『海』のように波打つ砂丘群がどこまでも続いているように感じます。この果てしない砂漠の海が、私の旅心を強く擽ります。皆様も一度行ってみてはいかがでしょうか?
「エジプト グレートサンドシー・オフロード 9日間」参加者募集中!
http://www.biketour.jp/tour/detail.php?id=37
BY 海野ライダー
~広大なグレートサンドシーをオートバイでツーリング中~

エジプトの遺跡

ピラミッドで有名なエジプトですが、紀元前からの遺跡がたくさん存在します。
写真はルクソールにあるルクソール神殿です。夜間はライトアップされていて幻想的な気分に浸らせてくれます。このルクソール神殿の入り口にある白く写っているものがオベリスクです。実はこのオベリスクは本来、2本あり、入り口の左右にあったそうです。現在、もう片方はパリのコンコルド広場に立っています。

有名どころですとロゼッタストーンなど、エジプトの重要な遺跡や、発掘物は世界に散り散りになってしまっています。このことについて現地のエジプト人と話をする機会がありましたが、「エジプトよりも安全な海外で保管してもらっていたほうがいい」なんて言う人もたくさんいました。人それぞれ意見はあるとは思いますが、そういった考え方にびっくりさせられました。
個人的にはアレクサンドリアで本物のロゼッタストーンなんかを見てみたいですが(笑)
東京本社 菊地佑介

サハラ砂漠に落ちた雷で作られる「雷管石」

このところ、毎年のように夏を騒がせる「ゲリラ雷雨」。落雷で亡くなる人も年々増えているようで、遠くに雷の音が聞こえただけでも注意しなければならなくなってきました。

“雨が全く降らない”というイメージのある砂漠でも、イメージに反して年に数回は大雨が降ります。さらにイメージに反して、激しい雨は砂が水を吸い込む許容量を簡単にオーバーし、鉄砲水となってオアシスに暮らす人々に被害を及ぼすこともあります。また、激しい雨は時に雷をともない、もちろん砂漠にも雷は落ちます。
激しい雷が砂漠に落ちるとどうなるのでしょうか?
「地面に雷が落ちたら、人も、動物も、木や草もないのだから、ただそれだけのことで、何事も起こらないに決まってるでしょ?!」、普通はそう考えるでしょう。ところが、サハラ砂漠などで落雷があると、石英の多い砂が6億ボルト(!)もの落雷のエネルギーで溶解し、電流が流れた砂の部分が通路のようになって、その周辺の砂が流れた電流を包むかのような、管状にガラス化した石ができるのです。これは砂漠の表面から地中、縦方向に管状の石ができます。大きさはまちまちですが、この石は『雷管石』あるいは『Fulgurites』と呼ばれています。
写真は私がエジプトのグレート・サンド・シーで見つけたものです。他にもここでしか見つからない、持ち出し禁止の天然ガラス『シリカ』などが落ちている地域なのですが、私としてはこちらの方に興味がありました。砂漠のエキスパートであるドライバーたち曰く、「ラクダのおしっこ」(私も最初は信じていました 笑)。
形状は様々。比較的まっすぐな管状のものや、枝状に分かれた形状のものなど、それぞれ不思議な形状をしています。枝分かれする場合は、ちょうど木の根のように深いところが枝に分かれる形になります。管の内部はヒダになったり、無数の気泡ができていたりします。
気泡は石英が溶融した際に発生したガスによるもので、雷管石の特徴です。石英の溶解温度は1710℃だそうで、この温度をはるかに超える熱が発生しなければ、このような石はできないとか。雷の一瞬のエネルギーには、この温度をはるかに超える高温を発生させるエネルギーがあるということですね。発見される場所は、主にサハラ砂漠、アメリカ西海岸などらしいですが、実は日本でも発見されているとのこと。しかもなぜか北海道で。
サハラ砂漠、特に岩山の少ない砂丘地帯に足を運ばれた際には、是非探してみてください。この石は持ち帰りOKですので。
東京本社 羽鳥
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エジプトのファラオ、ラムセス2世の妃ネフェルタリ

ネフェルタリという人をご存知ですか?
古代エジプトで最も有名なファラオ、ラムセス2世の8人いたと言われているお妃の一人で、ラムセス2世最愛の妃、絶世の美女、とも言われているエジプト新王国第19王朝時代を生きた人です。
同じく絶世の美女と謳われる、アメンホテップ4世(アクエンアテン)妃ネフェルティティと混同されがちですが、ベルリン国立博物館所蔵の超有名な胸像は、こちら第18王朝時代のネフェルティティのものです。

この、偉大なファラオが最も愛した妃の墳墓が、ルクソール西岸の「王妃の谷」にあることはあまり知られていません。というのも、1904年にエルネスト・スキャパレッリによって発掘された、美しい装飾が施され、損傷や劣化の非常に少ない墓は、現在見学が禁止されているからです。
海外の有力放送局制作のドキュメンタリーなどでは、この中に入って撮影が行われることもあるそうですが、一般の観光客に開放されることはまずありません。そして入場には、かなりの金額を支払って初めて得られる許可が、必要になるそうです。
アフリカ専門の旅行会社でエジプトを担当してるものとしては、いつか許可を取ってこの墳墓の中にお客様をご案内したい、そう思っています。
東京本社 羽鳥
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作って食べるアフリカ 全ての炭水化物好きに捧ぐ!「エジプト・コシャリ」

今回は、炭水化物好きにはイチオシのメニューです。関西人はお好み焼きをおかずに白米を食べる「ダブル・炭水化物の民」ですが、こちらは「トリプル・炭水化物」です!腹持ち抜群の国民食をご堪能ください。

◆材料(2人分):
米1カップ、ヒヨコ豆30g、マカロニ40g、玉ねぎ1/2個(薄切りでカリカリに揚げる)、クミン&コショウ小さじ1/2、粉末チキンスープ小さじ1/2、オリーブオイル大さじ1、レモン汁(酢でも可)適量
<シャッタ(ソースのような物)>バター大さじ1、ニンニク適量、ホールトマト缶1缶、水適量、クミン&粉唐辛子少々
◆調理:
1:お米、ヒヨコ豆、クミン、コショウ、粉末チキンスープを加えて白飯の水加減で炊く。炊き上がったご飯にオリーブ油、レモン汁をかけて混ぜる。
2:バターを熱し、みじん切りニンニクの香りを付け、良く炒める。 ホールトマトを加えてひと煮立ちさせる。
3:水、粉末チキンスープ、クミンを加えて5分ほど煮込む。塩・粉唐辛子で味を調える。
4:茹でたマカロニ、カリカリに揚げた玉ねぎをトッピングする。シャッタをかけていただきます。
シャッタはお店によって味が異なるそうです。
ご自身のベストシャッタを作って召し上がってください。
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