アフリカで生牡蠣を食す

日本もそろそろ冬を迎えますが、この時期になると、毎年気になってくるのが牡蠣(かき)です。

鍋には欠かせないですし、鮮度の良い生牡蠣は最高です!
ところで、アフリカでも生ガキが食べられるのはご存知でしょうか?
南アフリカ、ナミビア、セネガルなどでは、1980年代に養殖が開始されていて、セネガルは、漁獲・生産高が世界14位(2013年)とりっぱな牡蠣大国です。
開始当初は、ヨーロッパから稚貝を輸入して養殖を行っていた所もあったようですが、現在は、技術も進み、地元の牡蠣を使って養殖が進められています。
ツアーにご参加頂いて食べるチャンスが多いのは、ナミビアか南アフリカ辺りでしょうか。
ちなみに南部アフリカは、日本と季節が逆になりますので、そろそろ牡蠣はシーズンオフです。生牡蠣を食べるには、日本の夏頃に出発するツアーが良いでしょう。
by 荒木

コートジボワールの調味料

コートジボワールの料理ではいろいろな調味料が使われています。塩、現地で収穫される唐辛子(現地ではペーストを作るよりも、直接シチューの入っている鍋に入れてしまうことや、たまねぎと一緒に和えて料理に添えることも)、ヒロハフサマメノキの種を発酵させてシチューなどに添えるスンバラなどがあります。
今回はうまみ調味料について紹介してみたいと思います。
主なブランドとしてはマギー(現地ではマジー)やジャンボ(現地ではジュンボ)等があります。

コートジボワールで主に食べられているシチューは、もともとは肉や魚に、野菜【トマト、たまねぎ】をベースに、そのほかの野菜【ほうれん草、落花生、アブラヤシの種子、ナス】を煮込んで作る料理です。
最近は、上記のようなうまみ調味料があるので、牛肉の味、鶏肉の味、えびの味、魚の味などのうまみ調味料を加えることによって、短時間の煮込みでそれらの味が味わえるようになってきています。
コートジボワールで作られる料理のすべてに入っているわけではありませんが、コートジボワールや西アフリカでは欠かせない調味料の一つと言っても過言ではないと思います。
画像はアビジャンのポールブエ地区でのジャンボの販促キャンペーン(建物の屋根はマギーで塗装されています。)
ジャンボの販促キャンペーン1
ジャンボの販促キャンペーン1

ジャンボの販促キャンペーン2
ジャンボの販促キャンペーン2

by 虎

コートジボワールのかき氷屋さん

コートジボワールの最大都市アビジャンは北緯5度に位置しており、そして熱帯気候なので毎日が夏といっても過言ではありません。
今回はアビジャンのかき氷屋さんを紹介したいと思います。
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主に中学校や高校などの校門前で屋台で商売をしています。
氷の削り方がまた斬新で、カンナで削るがごとく氷を削っています。削った氷をカップにあけてから、シロップ(オレンジ)をかけます。
味は、最初は非常に甘かったのですが、シロップを飲み干していくと、ちょうど良い甘さになりました。日本円で1杯30円程度で楽しめます。
胃腸に自身のある方、試してみられたらいかがでしょうか。
by 深川
コートジボワール旅行・ツアー一覧

京都大学にゴリラのケーキが登場!

京都大学が、ゴリラの腸内にいる乳酸菌を使ったベイクドチーズケーキを開発&販売開始したそうです。
名前は、「ゴリラ・フロマージュ」!
ゴリラ研究の第一人者・山極寿一さんが昨年秋に大学総長に就任されたことから、ゴリラに絡めて企画された商品とのこと。
ゴリラの腸内で見つけた新種の乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’から作られたケーキで、バナナ味とジンジャー味の2種類で、2種類が1セットで399円(税込み)とお手頃価格。
「食べたいような、食べたくないような・・・」という声も上がっているようですが、ゴリラ・ファンにとってはまさによだれが出そうな一品。
ちなみにこの乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’は、山極学長らの研究グループが2009年、アフリカ・ガボンでゴリラの腸内から発見したものだそうです。
大学内でのカフェレストランのみでの販売ということで、お近くでない限りはかなりハードルが高いですが、一度はぜひ食べてみたいものです。
それにしてもさすが京都大学。素晴らしい発想ですね!
by 紙田
ウガンダ・ゴリラトレッキングとサファリ10日間

コートジボワールのおやつ「アロコ」

アビジャンに住んでいた時、コートジボワール人が大好きなおやつがありました。それが「アロコ」です。

材料のプランテンバナナ
材料のプランテンバナナ

作り方ですが、まずプランテンバナナ(調理用バナナ)を角切りにします。
角切り
角切り

熱したパーム油で揚げます。パーム油にバナナを入れた後に、塩を入れます。
揚げる
揚げる

5分ほど揚げて油きりをすると、おいしいアロコの出来上がりです。
アロコの出来上がり
アロコの出来上がり

アロコは生食用のバナナではありませんが、バナナですので、そのまま食べても甘いですが、それに各お店オリジナルのソースをつけてくれます。ソースは店によってレシピは異なりますが、唐辛子や玉ねぎから作られています。
コートジボワール人たちは、これにゆで卵、揚げた魚、鳥の足、エスカルゴをトッピングして食べます。
BY 深川