お土産が安い国 「ジンバブエ」

ハイパーインフレで100兆ジンバブエドルというとんでもない額のお札を発行していた国。

現在ではジンバブエドルは廃止され、米ドルが流通しています。ジンバブエドルはお土産用に売られているのをよく目にしましたが、9月にはジンバブエドルの回収が完了するそうなので、入手が難しくなっているかもしれません。
そんなジンバブエですが、個人的にいいなぁと思ったところは、お土産が安いこと!アフリカのお土産屋では交渉が必要なところが多いですが、言い値がすでに安いです。
特にグレートジンバブエ遺跡の周辺にあるお土産屋さんは破格の安さ!これ以上交渉して安くするのは気が引けるほどでした。クオリティも高いのでお勧めです!
by 菊地佑介

マニアックなお土産

皆さんお察しのことと思いますが、弊社スタッフは何度もアフリカに足を運んでいますので、イベント等でのお客様へのプレゼントととして購入する場合を除き、お土産を買うことは多くありません。
ですが、各スタッフそれぞれ趣味趣向がありますので、つい購入してしまう「お気に入りのもの」があるだろうと、いち社員としては想像できます。私の場合、20年くらい前にアフリカ各地で見かけた懐かしいモノを発見すると、多少高くても手に入れずにはいられなくなります。

そんなモノの一つに、エチオピアの古いホーローのカップがあります。このカップ、エチオピアの伝統的なお酒の一つである「タッラ」を飲む専用のカップで、一般庶民男性達が集まり、その日一日の疲れを癒すであろうタッラベット(タッラ専用バーのようなもの)で使われていました。まだハイレ・セラシエ皇帝が在位中に、タッラベットに無料で配布されたモノと聞いていますが、あながちウソでもないだろうなと思えるユダのライオン(ソロモン王家の紋章)がカップの横に描かれています(絵がヘタウマなのがミソです)。
最近ではどこのタッラベットに行ってもブリキのカップ(空き缶の再利用)が主流で、よほど地方の古い店でもない限り見かけなくなってしまいました。たまたま見かけて、「売ってください!」と頼んでも店主は「これはどうしても売れない!」と断られることが殆どです。
20年近く前エチオピア北部を旅した際、滞在する街々でタッラベットに足を運び、このカップで貧乏旅行者にはありがたい、安いタッラをよく飲みました。初めて飲む時には決しておいしいと感じられない味のローカルビールですが、慣れるにつれて美味しくなっていったことを覚えています。
エチオピアに足を運ぶ度に、他のお土産には目もくれずこのカップを探し続け、売ってくれないか聞き続けましたが、長い間手に入りませんでした。最終的に見つけたのはアディスアベバの骨董品屋。本来は無料配布されたはずのこのカップも、今では一つ40ドルもします。それでもずっと欲しかった気持ちにはあらがえず、2個で70ドルにまけてもらい購入。これに冷えたビールを注ぎ、20代前半の頃のエチオピアの旅を思い出しつつ、暑い夏の夕を過ごしています。
東京本社 羽鳥
エチオピアのツアー・旅行はこちら。

ドバイ、ドーハ、アブダビなど、アフリカ旅行の経由地のお土産

アフリカに行く際には、中東経由で行かれる方が多いと思いますが、ドバイ、ドーハ、アブダビなど、中東の多くの空港で買うことのできるオススメ土産のご紹介。

ラクダのミルクチョコレート!
名前の通り、ラクダのミルクで作られています。ラクダのミルクは栄養価が高く、砂漠で暮らしている人たちはラクダのミルクで過酷な環境下でも栄養を補って生きていけるのだとか。
板チョコには、味のバリエーションもあります。デーツ味やスパイス味など。板チョコ以外にも、ラクダの形をしたものもあります。
お値段は板チョコ1枚で千円弱!!!
少し高価ではありますが、ラクダのミルクを使ったチョコレートは珍しいので、話題作りにもいいかもしれません!
是非、乗り継ぎの合間に探してみてください!

進化し続けるアフリカのお土産事情

アフリカのお土産って、だいたい動物の彫刻、仮面みたいなのでしょ、なんて思っていませんか?アフリカのお土産は日々、進化を遂げているんです!私のここ最近のお気に入り、タンザニア土産をご紹介します。

数年前にダルエスサラーム在住の友人からもらったリサイクル・グラス。ケニアのタスカービールの瓶(モルトラガーの緑の瓶)をリサイクルしたもので、あの瓶の厚みと、いい感じの緑がよくて、大のお気に入り。なぜかケニアでは見つからず、ダルエスサラームやザンジバルのお土産屋さんでのみ売っているようなのですが、我が家でこのグラスを見た友人は皆、「欲しい!」と大人気。見つけたら絶対にまとめ買いしたい一品です!
それと今年2月にタンザニアのセレンゲティのお土産屋さんで見つけたソープストーンの置物。ゾウさんのカップルが向かい合っていて、その伸びたながーい鼻の間にハートが挟まっていて、名前も’Elephant Lovers’。バレンタインに合わせて、こんなお土産を売っているなんてタンザニアもやるなー!と関心してしまった可愛い一品でした。
さらに今年5月に行ったときには、ポップな動物の絵が楽しい絵本がどのお土産屋さんでも販売されていましたよ。10cm x 10cmのミニサイズのものもあって、お土産にもぴったり。
今度行ったらどんな新しいものを発見できるのか、、、
いや行かなくても誰かからお土産としてもらえるのでも嬉しいかも。
東京本社 紙田
お土産も充実しているタンザニアのツアー一覧はこちら。

アフリカ土産にカーペットはいかが?

アフリカでお土産を購入しようと考えると、各国それぞれ特色あるお土産が超大物から小さいものまで幅広くあります。
布に関しては、どこの国も特色あるものが揃っていますが、ケニア、マラウィ、タンザニアなどでは秀逸な木彫品、エチオピアでは銀製品、西アフリカでは泥染めや藍染の布、またはアンティークの木彫品や太鼓、ボツワナや南アフリカ、ルワンダ、ウガンダでは草を編んだバスケット、チュニジアやモロッコでは陶器や革製品などなど、特色ある名産品があります。
その他、飲み物では、タンザニア&ケニア、エチオピアのコーヒーや紅茶、北アフリカ&サヘル諸国のミントティーやナツメヤシの実、ハイビスカスティー(カルカデ)などなど、チョイスには困りません。
中でもお気に入りはカーペット。現地で購入しても非常に高価なモロッコのベルベルカーペットを筆頭に、ラクダの毛で編んだエチオピアのカーペット、マリやカメルーンのフラ二の人たちが編む白とグレーツートンカラーの羊毛の絨毯、細密画のような細工を施したエジプトのカーペットなどなど、逸品を見つけることができます。しかも、トルコやイランのカーペットほど高価なものではなく、素朴な味わいがあります。

そんな逸品の中で、特に私が気に入っているのはエジプトの西方砂漠に点在するオアシスの人々が作る、古くなった布を細かく裂いて綿糸などと共に織り上げる、いわゆる「裂織」のカーペット。砂漠ツアーでも、現地スタッフがこの上で調理したりと大活躍するカーペットですが、様々な色が入って一見虹色に見える肌触りの良い逸品です。
旅行先でカーペットを購入して持ち帰るには、出発時の荷物制限がかなりタイトになりますが、砂漠で敷かれていたカーペットを思い出す度、自宅でも「砂漠の上に寝転んで・・・」という妄想を抱くことができます。
カーペットを買うチャンスもあるかも?エジプトのツアー一覧はこちら。