エチオピア市場で買えるおやつ、コロとシュンブラ

市場シリーズと勝手にシリーズ化。
今回は、エチオピアのスーパーや露天で良く見かける、おやつ。

コーヒーを飲むときやバスなどでの長距離移動の際に食べることの多い、コロやシュンブラ。
コロは麦、シュンブラはひよこ豆。
私個人的には、食べ始めるとなかなか止まらない!病み付きになってしまう味です。
是非、エチオピアに行かれる際はお試しください。
市場では、量り売りが基本ですが、お店では、炒ったものが袋詰めされて売られています。
先日、エチオピアに行った際に、道祖神スタッフよりコロを1キロ買ってきてとリクエストがありました。1キロは多すぎでしょ!と思いましたが、スタッフのためにと市場へコロ探しに行ったのでした…。
売られているコロは袋別になんとなく色が違っていたので、少し味見をさせてと言ってムシャムシャムシャ…試食させてもらい、一番湿気てなさそうなものを選びました。
気前の良いおじちゃんからはスタッフ用のコロを購入。
コロを購入
コロを購入

笑顔が素敵すぎたおばちゃんからはシュンブラを購入。
シュンブラを購入
シュンブラを購入

おばちゃんが炒ったというシュンブラは絶品でした~♪
by 伊藤

謎の独立国家ソマリランド

高野 秀行著(2013年出版:本の雑誌社)
2013年の講談社のノンフィクション賞受賞作品ですので、すでに読まれた方も多いかもしれません。

まず、ソマリランドと聞いてピンと来ない方も、ソマリアと聞くとご存知の方も多いのではないでしょうか。
ソマリランドは、現在無政府状態が続くソマリア連邦共和国の一つとされています。実質、単独の国として機能していますが、国際社会からは国家としては承認されていません。
ソマリアと聞くと、映画「ブラックホーク・ダウン」や最近では、「キャプテン・フィリップ」で描かれている無秩序、内戦、海賊といったあたりが、一般的なイメージではないでしょうか。その要素は、現在もソマリア連邦国として抱える解決し難い大きな問題ですが、本書で舞台となる、ソマリランドでは、上記のイメージとは全く異なる世界が広がっています。
著者が取材するに当たって、まず「ソマリランド」とインターネットで検索する所から始まり、嘘みたいな数珠つなぎで、キーパーソンからキーパーソンへとつながり、旅が紡がれていく様子は、一人旅の王道の醍醐味があり、また、ソマリアを、引いては現行のイスラム問題を理解する上で重要な氏族制についても、ユニークな表現で非常に分かりやすく理解できます。そして何といっても、郷に入って郷に従う取材スタイルで得られた現地の貴重で活きた情報は秀逸です。
旅行記を読んでワクワクした気持ちになったのは、深夜特急を読んで、バックパック旅行に出かけた10数年来振りかもしれません。
まだ読まれていない方は、是非一度読んでみて下さい。
by 荒木

チョコレート、ココアの原料・カカオ豆が取れる西アフリカの国々

チョコレートの原料といえば・・・カカオ豆ですね。
このカカオ豆が木になっている姿を見たことのある日本人はそういないと思います。
どんな形かご存知ですか?

こちらのコーナーはいつも一カ国のご紹介なのですが、今回は西アフリカ諸国のお話です。
チョコレートやココアの原料となるカカオ豆ですが、実はアフリカでかなりの生産量を占めています。ちなみにカカオ豆生産量の統計で見ますと、
1位:コートジボワール
2位:インドネシア
3位:ガーナ
4位:ナイジェリア
5位:カメルーン
と続きます(2012年国連食料農業機関)。
原産地は中南米発祥のようですが、現在は西アフリカ諸国が一大生産地にまでなりました。
カカオの木ですがアオギリの仲間で、枝や幹に直接ラグビーボールのような大きな実がなります。初めてみると実のなり方に結構びっくりしますよ!
この実の中の種をカカオ豆と呼びますが、出荷されるまでに「発酵」という処理が必要です。
でもこの発酵こそが、あの香りに昇華することになります。良い香りですよね。たまにですが酒飲みの私もすごく甘いココアなどが飲みたくなります(笑)。
ですが最近、ちょっと悪雲が・・・
生産量はここ数年あまり変化はありませんが、新興国の需要が一気に増加中していまして、カカオ豆の価格もかなり高騰しているようです。
その影響が出始めていますので、もしかしたらチョコレートがかなり値上がりしてしまうかも知れません(泣)。
by 久世

ラマダンについて

今年のラマダン(断食月)は間もなく7月17日に終了します。

日本では、ラマダンについては理解されていないことが多いようですが、1ヶ月ずっと食事を断つ、または1日中食事だけ摂れない、ということでもありません。
わかりやすく言えば、日の出から日の入りまでの間、一切の飲食、つまり食べる・飲むことを断つことをいいます。貧しくてお腹のすいた人の気持ちを理解するためです。
日の入りを迎えるとともに胃に優しいおかゆなどの軽食、そのあとはいつもよりちょっと豪華な食事、そして日の出の前にはもう一度軽い食事、というのが一般的なようです。
イスラム歴は西暦とは異なるため、西暦でいえば毎年11日くらい早まることになります。
今年のラマダン開始日は6月18日で、来年の予定日は6月6日。
一巡するのには33年くらいになるので、ムスリムは人生で同じ季節のラマダンを2度経験する」と言われているそうです。
ラマダン明けの予定日である7月17日または18日にムスリムの多い地域へ滞在される方は、ラマダン中の断食、またはラマダン明けの盛大な祭りを体験することができる1年に1度のチャンスです。
by KQ

コートジボワールの外国人の就職事情 5

前回の4では、アフリカ系外国人、フランス語圏のモーリタニア人とニジェール人を紹介しましたが、今回はブルキナファソ人やマリ人に焦点を当ててみたいと思います。

ブルキナファソ人やマリ人がもしいなければ、コートジボワール経済は回るのかどうか、というぐらい津々浦々までいます。
ブルキナファソ人やマリ人はアビジャンなどの大都市では住宅、学校などの警備員、お手伝いさんのなどの職種は圧倒的に多いです。
アビジャンに駐在する日本人家庭の多くは、ブルキナファソ人のお手伝いさん(主に男性)が人気でした。国民性もおだやかで、日本人とはウマが合いやすいのかもしれません。
地方に行くと、カカオ畑やコーヒー畑の労働者はブルキナファソ人かマリ人と相場が決まっていました。特に70年代から80年代のミラクルイボワリアン(象牙の奇跡)の際には、プランテーションや工場労働者として、多くのブルキナファソ人やマリ人がコートジボワールにやってきて、家族を呼びよせたり、コートジボワールで子供が生まれたりしました。
コートジボワールはそうして、総人口のうち25%程度を外国人(ほとんどはアフリカ系外国人)に占められていったのです。
そのことがやがて、景気低迷の後に深刻な社会不安、しいてはクーデター、内戦へのきっかけを作りました。そのことはまた機会を改めて書きたいと思います。
画像はポールブエ地区で開かれていた巡回セメント教室の画像で、セメントメーカーによるセメントの使用方法を教えています。
セメント教室1
セメント教室2
セメント教室3
セメント教室4
by 虎