私にとって、アフリカらしい人、風景、モノ by 大阪営業所 木下

5才位の頃に家族で映画館で象の映画を見ました。母象が人間が掘った穴に落ちて、上で子象が鳴いているシーンでした。映画の内容は全く覚えていませんが、その1シーンだけ鮮明に記憶しています。映画館で大泣きしていたそうです。大人になった今も
野生の象がゆったり過ごしている姿を見ていると私自身も幸せな気持ちになります。
※写真の象は生まれて間もない赤ちゃん象です。

アフリカのユネスコ世界遺産

現在、ロシアのサンクトペテルブルグでUNESCOの世界遺産選考会議が行われており、アフリカ大陸からは以下の5つが候補として挙げられています。
◆自然遺産
チャド:ウニアンガ・ケビールの湖沼群
コンゴ共和国・中央アフリカ・カメルーン:3カ国にまたがるサンガエリア

◆文化遺産
モロッコ:ラバトの歴史的都市
セネガル:バサリ、フラ、べディックの文化的景観
コートジボワール:グラン・バサム歴史都市
モロッコのラバトに関しては、既に世界遺産登録が決定したようです。
上記の文化遺産候補がある3カ国はそれぞれ他の世界遺産を既に持っている国ですが、自然遺産候補のチャドとコンゴ共和国にはまだ世界遺産がありません。この機会に登録されると良いのですが。
現在はツアーをおこなっていない、北部チャドのウニアンガの湖沼群は、ほぼサハラのど真ん中にあるにもかかわらず満々と水をたたえています。更に、知られざるチャド北部にはアーシェイ・ゲルタという岩山に囲まれた大きな泉があり、その泉にはサハラが緑だった時代に取り残されたワニの子孫たちが今も生息しています。
弊社のツアーラインナップのうちの多くのツアーには各国の世界遺産訪問が高い頻度で含まれていますが、何故か弊社のスタッフが「ここはスゴイですよ!!」という場所の中には、含まれていないものも多くあります。もしかしたら、自国の人々にもあまり知られていない場所が多いのかも知れません。
世界遺産がテーマのツアー一覧はこちら。

ルワンダでゴリラの命名式

今年も、去る6月16日にルワンダで特別な命名式が行われました。
ルワンダでは、1年の間に新しく生まれた赤ちゃんに対して、Kwita Izinaという命名の儀式を行います。これは、新生児をコミュニティーの一員として迎え入れる儀式であると同時に、出席者全員に、新生児の将来に責任を持ついわば後見人としての自覚を促す儀式でもあるのですが、この6月に行われた命名式の何が特別なのか?というと、名付けの対象が人の赤ちゃんではなく、ゴリラの赤ちゃんだということです。
ルワンダのゴリラは、前回2003年に行われた個体数調査の結果と比較して、23.6%という素晴らしい伸び率で回復しています。これは、国をまたいだ多くの組織や事態を憂慮している個人が、物心両面でゴリラの保護に貢献した結果です。
命名式は2005年に初めて開催されてから今年で8回を数えますが、ゴリラ保護の重要性喚起、ゴリラとゴリラを取り巻く環境の保護を目的とするコミュニティーの資金を確保する目的で、開催が計画されました。
今年は、「持続可能な観光業と緑の経済」をテーマに、ルワンダの野生動物保護に貢献した人々・組織を称えるとともに、今年も15頭のマウンテンゴリラの赤ちゃんに名前が付けられました。
絶滅が危惧されている種に関しての明るいニュースを殆ど聞かない昨今、少しずつでも、局地的でも、マウンテンゴリラが増え続けているというニュースは、種の保全や環境保護に取り組んでいる方々に大きな力を与えることでしょう。

このまま順調にいき、ゴリラを保護することによってその恩恵を得る事ができるという事実を、地域の人々が実感として得る状況が作り出せれば、循環型の環境保全の仕組みが完成します。その時こそ、『森の穏やかな巨人達』は本当の危機を脱せるのかもしれません。
では皆様、良い週末をお過ごしください。

北アフリカ、モロッコの青い街「シェフシャウエン」

先日、フジテレビ系列で放送された、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?-魅惑のモロッコスペシャル-」。ご覧になった皆様も多かったのではないでしょうか。
弊社でもモロッコのツアーは一つだけご用意していますが、一般的なモロッコではなく、少々趣向を変えた「モロッコを歩く」というテーマのツアーです。砂漠・オアシス・山岳地帯と地形のバリエーションも豊かで、歴史ある街も多いモロッコは、歩きというスローなペースで旅するにはもってこいの国です。
その他「カサブランカ・マラケシュ・フェズの三都市周遊」のような、一般的なツアーはご用意しておりませんが、ハネムーンカップルのお客様や、ご家族、あるいはお一人で自由に日程を設定して旅したい、という方向けに貸切車利用オーダーメイドでの手配旅行をご提案させていただいています。
上記の三都市があまりにも有名なため、「一度足を運んで三都市を見たらもうおしまい」というお客様も多くいらっしゃいますが、その他にも三都市に負けないどころか、勝ってしまう、MUSTの訪問先がモロッコにはあります。

例えば、古くからの隊商都市だったワルザザート、ポップな陶器で有名な港町サフィ、ポルトガルが建設した都市が残るアル・ジャディダ、土レンガ造りの要塞(カスバ)が残るカスバ街道、そしてアルジェリア国境に広がるサハラと、見どころは尽きません。先日のテレビ放送でも、エッサウィラという、大西洋に面した世界遺産の街が取り上げられていましたが、大型のパッケージツアーではまず訪問しない街ですので、こういう所に足を伸ばせるのは個人手配ならではでしょう。
私のとっておきとして、更に日本人ツーリストの方が足を運ぶことが少ない、訪れる価値のある街があります。
それが、青い街「シェフシャウエン(あるいは単にシャウエン)」です。リフ山脈の北側にへばりつくようにある小さな街ですが、旧市街の家々の壁は白く塗られ、アクセントカラーの薄いブルーが非常に美しい街です。旧市街の狭い迷路のような路地を歩けば、時間の感覚が狂ってしまったような錯覚に陥ります。
喧騒の街や広場もモロッコの一面ですが、こんな静かな美しい街もモロッコの一面です。
是非、一度きりと言わず何度でも、”日出ずる国”日本から、”日沈む国”モロッコ王国へと、足を運んでいただければと思います。
※画像は加工していません。
モロッコのツアー一覧はこちら。

アフリカの島国セーシェル、バード島にいる250歳のゾウガメ「エスメラルダ」

ガラパゴス諸島のゾウガメの亜種、ピンタゾウガメの「ロンサム・ジョージ」が死んだ、というニュースが届きました。
推定年齢は100歳とも120歳とも言われているようですが、まさに大往生ですね。
縄文杉やバオバブ、ナミビアのウェルウィッチャのような、樹木や苔などの植物であれば数千年という長寿の種も少なくありませんが、哺乳類で平均100年以上生きるというのは驚異的です。
ゾウガメは、肉食獣による捕食の危険に乏しいインド洋や太平洋などの島嶼で、互いに異なるリクガメから、大型化の進化をたどった種ですが、セイシェルにはおそらく地球上で最長寿の哺乳類、セイシェルゾウガメ(アルダブラゾウガメ)のメス、「エスメラルダ」が手厚く保護されていますが、彼女の推定年齢は、なんと250歳!!
250年も生きるってどんな気分なのでしょう?
欧米の旅行者の中では、セイシェルでリゾートを楽しむとともに、この『エスメラルダ』に会うためにセイシェルを訪れる観光客も少なくないようです。エスメラルダが暮らしているのはセイシェルの中でも、セグロアジサシの繁殖地として有名なバード島。ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?