アフリカ旅行にもおすすめ!カメラのメンテナンスグッズ

旅行中に写真を撮っていると、カメラが埃だらけになったり、レンズを汚してしまったり、イメージセンサーにゴミがついてしまったり…という事が良くあります。そんなときのために、旅行の際はカメラだけでなく、カメラのメンテナンス用品も持っていく事をお勧めします。メンテナンス用品にもいろいろありますが、個人的なお勧めをいくつかご紹介します。

ブロアー

ベルジョン No.5733
ベルジョン No.5733

カメラに付いた埃は、ブロアーで風を当てて落とすのが基本。大型のものの方が風量がありますが、旅行では邪魔になるので、コンパクトサイズのものを選ぶと良いでしょう。ベルジョン No.5733というブロアーが使いやすく気に入っていますが、やや高価です。1,000円以下のものでも良いでしょう。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B003NQGVBU

クリーニング用ウェットティッシュ

ウェットティッシュは個包装だと邪魔にならない
ウェットティッシュは個包装だと邪魔にならない

ブロアーで風を当てただけではなかなか落ちない汚れもあります。そんなときのために、クリーニング用のウェットティッシュを持っていくと何かと便利です。水分が多く汚れが落としやすいノンアルコールタイプと、速乾性で拭き後が残りにくいアルコールタイプがあるので、好みで選びましょう。個包装のものだと邪魔になりません。なお、古くなると中身が乾燥して使い物にならないので、旅行前に1つ開封し、中を確認した方が良いでしょう。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B019MKRGSW

クリーニングクロス

柔らかい素材でレンズやカメラに傷が付きにくい
柔らかい素材でレンズやカメラに傷が付きにくい

スマホ用のクリーニングクロスとか、メガネ拭きと同じようなものです。1枚あると便利です。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B000248ZQ0

レンズペン

レンズペンは大きさや形状の異なるいくつかのタイプがありますが、旅行には1本あれば十分でしょう
レンズペンは大きさや形状の異なるいくつかのタイプがありますが、旅行には1本あれば十分でしょう

レンズの汚れ取りに便利なレンズペン。安価な製品も見かけますが、デリケートなレンズのガラスに使用するものなので、品質重視で選びたいところ。ハクバのレンズペンはしっかりした作りでお勧めです。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B00TTD5HDE

イメージセンサークリーニングキット O-ICK1(通称:ペンタ棒)

使用後は付属のお掃除シートで棒に付いたゴミを取っておきましょう
使用後は付属のお掃除シートで棒に付いたゴミを取っておきましょう

イメージセンサーに付着したゴミは、カメラ自体のセンサークリーニング機能(振動でゴミを落とす)を使ったり、ブロアーで風を当てて取るのが一般的ですが、なかなか取れない厄介者。そんなセンサーのゴミ取りに絶大な威力を発揮するのがO-ICK1、通称『ペンタ棒』です。リコーペンタックスのサービスセンサーでも、メンテナンスのプロがセンサーのゴミ取りに使っているそうです。ゴミが非常によく取れますが、センサーを直接触ることになるので、使用はあくまでも自己責任で。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B000KQGM6A
これらのメンテナンス用品を揃えれば、カメラが汚れたときにしっかり対応できます。旅行前にしっかり準備しておきましょう。
by 斎藤

『マイシャと精霊の木』井上冬彦 文・写真

医師として、写真家として、2つの視点から”いのち”と向き合ってきた井上冬彦さんの新刊が発表されました。
『食べられすぎてはだめだけど、食べられないのもいけない。大切なのはバランスなんだ。』
『お前たちが思うような”決まった世界”なんてないんだよ。』
アフリカ・サバンナに生きる少年マイシャと、精霊の木と物語。心打たれる言葉ばかりで、ページを捲る度に、ガチガチに固まっている思考や意識が、解けていき、読み終わった時には、なんだか心が喜んでいる、そんな心地よさを感じました。
そして、物語に見事にマッチした写真の美しさが、言葉と共に、いのち、生、死、自然の摂理を巧みに、美しく表現しており、医師、そして写真家として人を”癒す”井上冬彦さんの想いも感じれる作品でした。
何度も繰り返し読み直したくなる心の栄養となる一冊です!
https://www.fuyuhiko.jp/2018/06/24/初の写文集-写真絵本-マイシャと精霊の木/

2018.6.24発 ケニア・トゥルカナ・カルチャーフェスティバル 11日間

先日、ケニアへのちょっと変わったツアーに同行させていただきました。北部にある『トゥルカナ湖』を訪れるツアーです。目的は1年に1度のお祭り『トゥルカナ・カルチャー・フェスティバル』へ参加する為です。そしてその道中に、ケニア北部を陸路で走る事そのものがもう1つの魅力でした。ケニア北部は10を超える少数民族の人々が遊牧をして暮らす土地でもあります。普段なかなか出会うことのないケニア北部の少数民族を訪ねる旅へと行ってきました。

日本からの空路はエチオピア航空利用。今回の目的地の『トゥルカナ湖』の上空を南下して首都のナイロビへと向かいます。
日本からの空路はエチオピア航空利用。今回の目的地の『トゥルカナ湖』の上空を南下して首都のナイロビへと向かいます。
到着後、ナイロビ国立博物館へ。隠れた名所です。
到着後、ナイロビ国立博物館へ。隠れた名所です。
博物館のモニュメント。様々な種類のカラバッシュ(ヒョウタン)が象っています。42もの様々な民族が集まっている『ケニア』という国を表したものです。
博物館のモニュメント。様々な種類のカラバッシュ(ヒョウタン)が象っています。42もの様々な民族が集まっている『ケニア』という国を表したものです。
500種類を超える(!)鳥類の剥製コーナーは見ごたえ満点です。
500種類を超える(!)鳥類の剥製コーナーは見ごたえ満点です。
各種別の巣や卵まで展示するという充実度。勉強になります。
各種別の巣や卵まで展示するという充実度。勉強になります。
さて、荷物を積み込んでいよいよケニア北部への旅が始まります。未舗装が続くエリアですので、ここは堅牢なTOYOTAランドクルーザーで行きます。
さて、荷物を積み込んでいよいよケニア北部への旅が始まります。未舗装が続くエリアですので、ここは堅牢なTOYOTAランドクルーザーで行きます。
ナイロビ市内の高速道路のTHIKAスーパー・ハイウェイを北上。ケニア唯一の8車線道路です。
ナイロビ市内の高速道路のTHIKAスーパー・ハイウェイを北上。ケニア唯一の8車線道路です。
ナイロビを出て暫く行くと途端に田舎道へと様変わりします。まだまだ北へ北へ。
ナイロビを出て暫く行くと途端に田舎道へと様変わりします。まだまだ北へ北へ。
途中、赤道を通過して北半球側へ。(ケニアは国の真ん中を赤道が横切っています)
途中、赤道を通過して北半球側へ。(ケニアは国の真ん中を赤道が横切っています)
サンブル国立保護区で1泊。若いゾウが喧嘩していました。
サンブル国立保護区で1泊。若いゾウが喧嘩していました。
サンブルと言えばアミメキリン。
サンブルと言えばアミメキリン。
エチオピアとの国境の町Moyaleの名前が看板に出てきました。正面に聳えるのはケニアのテーブルマウンテン。まだこの辺りは舗装路が続きます。
エチオピアとの国境の町Moyaleの名前が看板に出てきました。正面に聳えるのはケニアのテーブルマウンテン。まだこの辺りは舗装路が続きます。
目的地の『トゥルカナ湖』ロイヤンガラニの街まで231km
目的地の『トゥルカナ湖』ロイヤンガラニの街まで231km
この辺りからは未舗装路が続きます。
この辺りからは未舗装路が続きます。

ケニア北部は、かつては『北部辺境州』とも呼ばれ、殆ど人が住むことのない荒涼とした土地が広がります。赤道を越え、北へ上がれば上がるほど苛烈な環境になり、雨がほとんど降らず、昼間の気温は40度近くにまで達するという『熱と渇きの大地』です。この辺りからがこの旅の本番。首都のナイロビでは、あまり出会うことのない少数民族の人々の暮らす土地へお邪魔します。

道中、ゆっくり食事を取れるようなレストラン等は殆ど存在しません。道すがら食糧を調達し、同行のコックさんが手料理をふるまってくれます。
道中、ゆっくり食事を取れるようなレストラン等は殆ど存在しません。道すがら食糧を調達し、同行のコックさんが手料理をふるまってくれます。
宿泊はキャンプです。
宿泊はキャンプです。
夕食もコックさんの手料理。ザ・ケニア料理。カランガ(牛肉煮込み)、スクマ(菜っ葉)、ウガリ(トウモロコシの粉を練り上げたもの)です。
夕食もコックさんの手料理。ザ・ケニア料理。カランガ(牛肉煮込み)、スクマ(菜っ葉)、ウガリ(トウモロコシの粉を練り上げたもの)です。
途中の壮大な景色の中をハイキング。
途中の壮大な景色の中をハイキング。
牛追いのサンブルの青年とすれ違いました。頭の羽根飾りがお洒落です。
牛追いのサンブルの青年とすれ違いました。頭の羽根飾りがお洒落です。
いつの間にやら、子供たちが付いてきました。
いつの間にやら、子供たちが付いてきました。
サンブルのお母さんたち。皆、にこやかに挨拶を交わしてくれます。
サンブルのお母さんたち。皆、にこやかに挨拶を交わしてくれます。
再び、『トゥルカナ湖』へ向けて北上。ダイナミックな景観が続きます。
再び、『トゥルカナ湖』へ向けて北上。ダイナミックな景観が続きます。
いよいよ人工物が何もなくなりました。乾燥した大地を北へ、北へ。
いよいよ人工物が何もなくなりました。乾燥した大地を北へ、北へ。
湖が近づいてくると、突如として姿を現す風力発電。何もない荒野にはるか向こうまで風力発電が建ち並ぶ様は、何とも言えぬ異様な雰囲気を醸し出していました。
湖が近づいてくると、突如として姿を現す風力発電。何もない荒野にはるか向こうまで風力発電が建ち並ぶ様は、何とも言えぬ異様な雰囲気を醸し出していました。

目的の『トゥルカナ湖』は、琵琶湖の10倍もの大きさを誇る世界最大の砂漠にある湖です。周囲も含めて火山性の土壌の中に存在し、湖の中央の島ニャブヤトムは活火山です。トゥルカナ湖は1888年にオーストリア=ハンガリー帝国の探検家テレキ・サミュエルとルートヴィヒ・フォン・ヘーネル海軍中尉によって発見されました。彼らは皇太子ルドルフの名にちなんでこの湖をルドルフ湖と名付けましたが、1975年に湖の西岸に居住するトゥルカナ民族 (Turkana) の名前を取って、トゥルカナ湖に改称されています。主に湖の周辺地域に居住している民族は、ガブラ民族、レンディーレ民族、トゥルカナ民族の3民族です。近年のエネルギー開発による風力発電の建設や、オイルの採掘問題など、地元の人々にとっては外からの人やモノの流入が激しく、今まさに大きく揺れ動いているエリアです。

丸3日間走り続けて、いよいよ見えてきました『トゥルカナ湖』です。
丸3日間走り続けて、いよいよ見えてきました『トゥルカナ湖』です。
世界最大の砂漠の湖、緑色の植物プランクトンが多いことから英語では『Jade Sea(翡翠海)』とも呼ばれます。
世界最大の砂漠の湖、緑色の植物プランクトンが多いことから英語では『Jade Sea(翡翠海)』とも呼ばれます。

この『トゥルカナ湖』は人が暮らすには非常に過酷な土地です。昼間の気温は40度超え。夜間は25度前後までは下がりますが、湖からの激しい風が吹き付け、夜ごとに静けさとは無縁の乱暴な夜が襲ってきます。
現在でも、この過酷な土地には10を超える少数民族が、遊牧や漁猟の暮らしをしていますが、古来より続く民族間の争いがあるうえに、近年の石油採掘や風力エネルギー開発など、人々の暮らしが大きく揺れ動いている土地でもあります。今回参加した『カルチャー・フェスティバル』は、観光局や地元政府などの後援の元、ケニアの最辺境に暮らす人々が直面している様々な問題や課題を共通のものとして認識し、衣装や装飾品、生活様式などを通じてお互いを知り、伝統文化を称え合い、平和的な共生関係を築いていくことを目的としてスタートしました。

ロイヤンガラニの街の郊外に設置された会場へと向かう人々。カラフルなサンブルの人々。
ロイヤンガラニの街の郊外に設置された会場へと向かう人々。カラフルなサンブルの人々。
ケニアの最少民族と言われるエルモロの人々。
ケニアの最少民族と言われるエルモロの人々。
サンブルのモラン(青年期≠戦士期)たち。迫力の佇まいでした。
サンブルのモラン(青年期≠戦士期)たち。迫力の佇まいでした。
サンブルとトゥルカナの青年たちが混ざっています。普段は別の文化圏に住む人々同士の交流もフェスティバルの目的の一つです。
サンブルとトゥルカナの青年たちが混ざっています。普段は別の文化圏に住む人々同士の交流もフェスティバルの目的の一つです。
これも、フェスティバルならではの光景。向かって左側がサンブルの青年。正面で手を繋いでいるのはラクダ系遊牧民レンディーレの青年と、エチオピアに跨って暮らすボラナの女性、さらに右に居るのはチャルビ砂漠のガブラの女性です。様々な出自の人々が、文字通り手を取り合っています。
これも、フェスティバルならではの光景。向かって左側がサンブルの青年。正面で手を繋いでいるのはラクダ系遊牧民レンディーレの青年と、エチオピアに跨って暮らすボラナの女性、さらに右に居るのはチャルビ砂漠のガブラの女性です。様々な出自の人々が、文字通り手を取り合っています。
レンディーレの女性。少しずつ見分けがつくようになってきました。
レンディーレの女性。少しずつ見分けがつくようになってきました。
トゥルカナの青年たち。頭にかぶったダチョウの羽根が印象的です。ちょっと分かりにくいですが、「エキチョロン」という椅子を常に持ち歩いています。
トゥルカナの青年たち。頭にかぶったダチョウの羽根が印象的です。ちょっと分かりにくいですが、「エキチョロン」という椅子を常に持ち歩いています。
サンブルの女性のビーズ装飾は圧巻。青年期の男性が意中の女性にビーズを贈り、受け取ることでその求愛が成立する、『ビーズの恋人関係』が有名です。
サンブルの女性のビーズ装飾は圧巻。青年期の男性が意中の女性にビーズを贈り、受け取ることでその求愛が成立する、『ビーズの恋人関係』が有名です。
「ビーズの恋人関係」で重要な「ビーズ」は、実はチェコ製の輸入品。高価なビーズを買うために、『モラン』の男性は大切な牛を売って現金を作り、意中の娘にプレゼントします。この「恋人関係」は、女性が親の決めた相手との結婚が決まると終わりを迎えます。
「ビーズの恋人関係」で重要な「ビーズ」は、実はチェコ製の輸入品。高価なビーズを買うために、『モラン』の男性は大切な牛を売って現金を作り、意中の娘にプレゼントします。この「恋人関係」は、女性が親の決めた相手との結婚が決まると終わりを迎えます。
勇ましい風貌のサンブルのモラン(青年期)たちですが、好きな女の子にビーズをプレゼントして求愛するなんて微笑ましいですね。
勇ましい風貌のサンブルのモラン(青年期)たちですが、好きな女の子にビーズをプレゼントして求愛するなんて微笑ましいですね。
圧倒的な存在感があるのは、やはり『トゥルカナ』の人々です。
圧倒的な存在感があるのは、やはり『トゥルカナ』の人々です。
素朴ですが、芯から響く迫力のある唄を披露してくれました。
素朴ですが、芯から響く迫力のある唄を披露してくれました。
年配のおじさんたちも何とも言えないインパクトがあります。
年配のおじさんたちも何とも言えないインパクトがあります。
得も言われぬ迫力のあるチーフ。
得も言われぬ迫力のあるチーフ。
ドーム型の住居を組み立て、その中で暮らします。
ドーム型の住居を組み立て、その中で暮らします。
お邪魔すると、ちょうどヤギを捌いている最中でした。
お邪魔すると、ちょうどヤギを捌いている最中でした。

フェスティバルの最中は、トゥルカナ湖周辺の村々の訪問も見逃せません。ケニア北部に暮らす人々、『トゥルカナ』『エルモロ』『レンディーレ』『ガブラ』『ポコト』『デサネッチ』『ボラナ』など、今までケニアを何度か訪れたことのある方々でも、あまり耳馴染みのない名前ではないでしょうか。それぞれの人々の暮らし、生活様式、歌や煌びやかな伝統衣装、踊りなどが披露され、滅多に会うことの出来ない人々に会い、その暮らしぶりに触れさせてもらうことの出来た旅でした。
また約1週間、キャンプをしながら訪問した北部ケニアは、とても『豊かな大自然』とは言い難い苛烈な土地でしたが、訪問者にとって全く優しくないその自然環境は、厳しく、乱暴であるからこそ、美しいとも思える場所でした。そんな土地で生きる人々と垣間見えたことは、皆さんが抱いていた『野生動物の王国ケニア』のイメージが根底から覆されたのではないでしょうか。気軽に遊びに行く場所ではありませんが、だからこそより多くの人に訪問してもらい、自分自身の身体で体感していただきたいと思います。現在、訪問しやすい時期を選んで、この『北部ケニア』のさらに奥まで訪問するツアーを計画中です。ご期待ください。

荒々しい景観が続く『北部ケニア』。今までのケニアのイメージが覆される旅でした。
荒々しい景観が続く『北部ケニア』。今までのケニアのイメージが覆される旅でした。

生野

2018.7.6発 ケニア・サファリ・ハイライト 10日間

7月上旬、弊社の王道サファリツアー「ケニア・サファリ・ハイライト」に同行させていただきました。
この時期のケニアは、冬。
朝晩は、ダウンが必要な寒さでしたが、日中は日差しもあり、最終日に霧が出た程度で非常に過ごしやすい気候でした。
今回は、お食事中のヒョウを含め、見事にビック5クリア!
キリマンジャロも拝め、サファリの神様が舞い降りた10日間でした。
このツアーでは、アンボセリ国立公園、ナクル湖、マサイ・マラ国立保護区のケニア3大公園を巡ります。
アンボセリ国立公園のメインは、山頂に万年雪を抱くアフリカ大陸最高峰・キリマンジャロ。
2日間滞在しても見られないこともありますが、今回は、公園についた初日から最終日まで頂きを拝むことができました。

まさに、「輝ける山」キリマンジャロ。
まさに、「輝ける山」キリマンジャロ。

公園内に入ってキリンがお出迎え。
公園内に入ってキリンがお出迎え。

サファリカーの前も後ろもゾウ、ゾウ、ゾウ。集団に囲まれます。
サファリカーの前も後ろもゾウ、ゾウ、ゾウ。集団に囲まれます。

ロッジの住人、ベルベットモンキー。
ロッジの住人、ベルベットモンキー。

今年の4月、5月は雨が多く、公園内には湖ができておりました。
湖に発生した藻をめがけてやってきた何千羽ものフラミンゴが、湖をピンクの色に染めていました。
アンボセリ国立公園の次の目的地は、ナクル湖。
アンボセリ国立公園の次の目的地は、ナクル湖。
湖の周りに、草原地帯や森林地帯が広がっており、木と木の間からキリンなど、動物がひょっこり現れることもしばしば。
ひたすらご飯を食べるシロサイ。
ひたすらご飯を食べるシロサイ。

ナクル湖の住人、ロスチャイルドキリンの母と子。
ナクル湖の住人、ロスチャイルドキリンの母と子。

今回は、オプションとして、ナイロビから西へ85kmにあるナイバシャ湖でボートサファリも行いました。湖内にある離島・三日月島(クレッセントアイランド)は、捕食動物がおらず、草食動物の楽園。上陸はしませんでしたが、水面越しに水のみをするシマウマなど、のんびりと暮らす動物たちを観察し、心地よい良いサファリでした。
8人乗りボートで三日月島を目指します。
8人乗りボートで三日月島を目指します。

三日月島でのんびり暮らすシマウマ家族。
三日月島でのんびり暮らすシマウマ家族。

渡り鳥の宝庫です。
渡り鳥の宝庫です。

旅のハイライト、マサイ・マラは、草丈が腰あたりまで伸び、動物の探しづらさはあるものの、緑生い茂るサバンナは、非常に美しく、心なしか、動物たちもリラックスして生活しているような感じがしました。
見事に仕留めたガゼルを無我夢中で食すヒョウ。私たちもビック5クリア!
見事に仕留めたガゼルを無我夢中で食すヒョウ。私たちもビック5クリア!

仲よしチーター5兄弟。
仲よしチーター5兄弟。

最高のお休みスポットを見つけて、寝落ち寸前の雄ライオン。
最高のお休みスポットを見つけて、寝落ち寸前の雄ライオン。

朝ご飯はヌーのメスライオン。
朝ご飯はヌーのメスライオン。

メスライオンのおこぼれを狙うハイエナ。結局、警戒しすぎて、獲物は獲得せず去っていきました。
メスライオンのおこぼれを狙うハイエナ。結局、警戒しすぎて、獲物は獲得せず去っていきました。

草原は、トピの大群。タンザニアからいらっしゃいました。
草原は、トピの大群。タンザニアからいらっしゃいました。

トピの群れをよーく見ると、あ!ハーテビースト!
トピの群れをよーく見ると、あ!ハーテビースト!

マラ川でお休みするカバの家族。
マラ川でお休みするカバの家族。

ロッジをお散歩中のディグディグ。
ロッジをお散歩中のディグディグ。

ハイラックスカップル。(背中に10円はげ?)
ハイラックスカップル。(背中に10円はげ?)

サバンナの風景
ヌーの大群は、まだケニアへはたどり着いていませんでしたが、地平線沿いに並ぶ草食動物の群れには、遠い道のりを歩んできている動物たちの強さとたくましさを感じました。
狩りや出産などのドラマチックな場面は多くはありませんが、緑に包まれ、動物たちがのびのびと暮らす雨季の時期も魅力的です。
※ツアーご参加いただいた西村様より一部写真をご提供いただきました!
根本
■ケニア・サファリ・ハイライト 10日間

都市に生きるヒョウと人々との共存

7月25日(水)ケニアにて野生のヒョウの保全生態学研究を行う山根裕美氏を招き、首都・ナイロビに生息する野生のヒョウと人々の関わりについて、お話をしていただきました。
山根さんが取り入れているGPSによるヒョウの行動範囲や個体識別研究をスライドや写真を通して説明いただき、思っていたよりも居住エリアに隣接してヒョウ達が暮らしていることを改めて知りました。ナイロビ中心部から至近の位置に国立公園があるように、昔から野生動物と共に暮らしてきたナイロビの人々は、動物への知識があり、動物たちも人を恐れる為、むやみに襲わないというお互いのバランス関係があったというお話はとても興味が深かったです。
人々の生活に近いからこそ家畜が襲われるといった被害がある一方で、ヒョウたちも人間が仕掛ける罠にはまって命を落としているというジレンマ。そして、都市開発により彼らの居住エリアを分断しているのも紛れもなく私たち人間。野生動物と共に暮らしてきたナイロビの人々が、都市化の進むこれから、どのように共存していくのか。研究を通して彼らを理解し、そして、そこに暮らす人々へ啓発活動を行う山根さんの研究活動を、これからも応援していきたいと感じました。
★個体数としても非常に少ないヒョウの情報は非常に貴重です。山根さんの研究応援の為にも、ケニアでヒョウを見かけたときには、ぜひ、山根さんの立ち上げた「NPO法人ワイルド・プロミシング」まで情報提供をお願いします!
NPO法人ワイルドライフ・プロミシング
根本