コートジボワールの立て看板

私の癖というか何というか、ついつい看板に見入ってしまうのですが、昔住んでいましたアビジャンでもやっていました。

アビジャン市内にある立て看板は、種類は多種多様で航空会社、電話会社、食べ物、飲料、洗剤、金融サービスなどありとあらゆる業種が看板を立てています。
1枚目は、国連コートジボワール活動(ONUCI)が立てた看板で、「平和の道を進もう」シリーズの「身分証明」編の看板です。当時のコートジボワールは内戦中で、新勢力の占領地域では身分証明書の発行が行われなかったために、平和になって身分証明書を発行できるようにと謳ったものです。
2枚目は、La Royale Vie(ラ・ロワイヤル生命保険)の看板で、YAKOという商品名の葬祭保険で、「私たちはあなたとともにあります!」と書いてあります。コートジボワールで人が亡くなると、葬儀の前に一族郎党が集まり、誰が葬儀費用を負担するかの会議をするので、こういう保険に入っておけばよいですよって感じなのでしょうか。
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3枚目は、アンクル・サムという名のお米で、「あなたの家族を幸せにする」とあり、おいしいお米で作る料理でみんなが幸せにという意味なのでしょう。一番下には、ジャスミン香るタイのお米とかいてあります。確かに香り米ですが、シチューをかけて食べたり、炊き込んで食べることが多いので、気にはならないと思います。
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東京本社 深川
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死ぬまでに一度は見たいアフリカの動物

巷では、死ぬまでに一度は見たい世界の〇〇が流行っているようですが、「死ぬまでに一度は見たいアフリカの動物」でいきたいと思います。

私が死ぬまでに見たいのは、なんといってもラーテル(和名はミツアナグマ)!「世界一怖い物知らずの動物」とギネスブックにも認定されているそうですが、面白いのはその生態です。
1.つぶらな瞳でカワイイ顔にも関わらず、コブラなど猛毒を持つヘビでも強気で立ち向かい食べてしまう獰猛さ。毒蛇に噛まれても、その強い毒を解毒してしまう驚異的な自然治癒力。
2.ハチミツが大好きで、Honey guideと呼ばれる鳥に蜜蜂の巣のありかを教えてもらい、代わりに巣を壊して、鳥と仲良くハチミツを山分けするしたたかさ。
3.怒ると発射するくさーいガス。その一発で、どんな肉食動物もすぐに退散してしまうほど強烈に臭い!
見た目とのギャップが激しすぎるラーテル。
敵はなし!とも言われ、チーターの子どもの背中がラーテルのように白いのも、ラーテルのように見せて身を守るため、とも言われてます。
実は今年5月のセレンゲティで初めて見たのですが、なんとそれは死んでしまっている無残な姿でした。
生きているラーテルに死ぬまでに見たい!と思って調べていたら、唯一、日本では名古屋の東山動物園で飼育されているそうです。
アフリカではいつ見れるかわからないから、ここで見ておこうかなー。
東京本社 KQ
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南部アフリカ、ナミビアの砂漠に生息する昆虫「キリアツメゴミムシダマシ」

アフリカで観察できる動物として、哺乳類や鳥類などに目が行きがちですが、実は、アフリカには、ユニークな昆虫もたくさんいます。

アフリカ南部のナミビア共和国の、砂漠地帯に暮らす、キリアツメゴミムシダマシもその一つ。(ゴミムシダマシは、日本にも300種以上、世界では10,000種以上いる昆虫)
ナミブ砂漠は、年間の降水量が120mm以下(年によってはそれ以下)の極度の乾燥地帯ですが、数日に一回、大西洋からの霧が発生し、砂漠を覆います。霧が発生すると、このゴミムシダマシは、それに向かって逆立ちをして霧を受け止めます。しばらくすると、体の表面についた水分が、少しずつまとまっていき、それが重力に従い下方へ流れ、ついには、一滴のしずくとなってしたたり、逆立ちをしている口元へと運ばれます。たったの一滴ですが、人間に換算すると20Lもの水を飲んだことになるそうです。
過酷な環境を生き抜く術には、驚かされるばかりです。
未だ地球上に存在する生物の70~80%以上が未確認とされています。今後、アフリカでも数多くの面白い生物が発見されるのが楽しみです。
大阪営業所スタッフ 荒木
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アフリカ川柳、大賞作品は…?

弊社メールマガジン「AFRICA NEWS」(2週間に1回発行)内で、
名物(?)コーナーとなっていた「アフリカ川柳」。
先日、スタッフによる投票で<アフリカ川柳大賞>を選出いたしました。(良い作品が多く、実はかなり激戦でした…!)

見事大賞に選ばれた作品は…こちら!
★挨拶は ジャンボ・クワヘリ あと笑顔
かえでっち様の作品でした!おめでとうございます!
この一句は、ご両親をタンザニア・ケニアのサファリ旅行へご招待された際の思い出だそうです。
かえでっち様が1度目のサファリ旅行で覚えたスワヒリ語をお父様に教えると、お父様が明るい笑顔で「ジャンボ!/クワヘリ!」(こんにちは/またね)とすれ違う人に声をかけ、多くの方と仲良くなられたとのこと。現地の言葉で挨拶、そして友達に。まさに旅の醍醐味!
ご投稿くださった皆様、思い出がいっぱい詰まった作品をありがとうございました!
*大賞の方へは、弊社スタッフからアフリカお土産をプレゼントいたしました。マダガスカルの手編みカゴと、カラフルな動物オーナメントです。
大阪営業所 歌津

アフリカが原産!美味しいスイカの選び方

夏を象徴する果物といえばやっぱりスイカ。
果肉の95%が水分で清涼感たっぷり、かつほどよい甘さが夏バテした身体に優しい癒しを与えてくれるフルーツです。実はこのスイカ、アフリカ南部のカラハリ砂漠周辺が原産地と言われているのはご存じでしょうか?

今では世界中各国で食後のデザートととして不動の地位を得ているスイカですが、原種は水っぽく糖分はほとんどなかったのだそうです。乾季の砂漠では、この実の高い水分の保有性が飲料はもちろん、料理や家畜のエサとして重宝されてきました。そこから、原住民のサンの人々には「砂漠の水がめ」と呼ばれているのだとか。
でも、どうせ食べるなら甘い方がいいですよね。ということで、今さらですがスイカを美味しく食べる方法をおさらい。
・縞模様がハッキリしていて、ツル部分のくぼみが大きいものを選ぶ。
・軽くたたいてポン・ポンと響く音のするものを選ぶ。
・甘味がおいしく感じられるのは15℃程度。冷やし過ぎは逆効果。
日本では球型が一般的なのに対し、アフリカではウリ型を多く見かけます。アフリカのマーケットでスイカの山を見かけた時はもちろん、日本のスーパーマーケットでもスイカを選ぶ時に思い出してみてください。
国土にカラハリ砂漠の一部を有するボツワナでは、スイカのビールなるものもあるようですが、個人的には是非一度、試してみたいものです。
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