エチオピア美人

エチオピアと言えば…
コーヒーやマラソンで有名ですが、美女が多いことでも有名です!

なぜ美女が多いか…
古くは南アラビア系の人々、後世ではスーダン方面からのクシュ系の人々などと先住の人々、その他様々な人種の血が混ざっているからと言われています。褐色の肌に目鼻立ちがシュッとしている人が多く、スタイルも良いので、どんな洋服も似合ってしまいます。
人との出会いも楽しみのひとつですよね!
東京本社 伊藤
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小さな島国カーボベルデのラム酒

今日は休日ですので、ちょっと長めのお話を。

突然ですが、皆さんは「ラム」をいうお酒をご存知ですか?カリブ海を舞台にした海賊ものの映画などにも登場しますが、サトウキビを原料にした蒸留酒です。名産地として知られるカリブ海・中南米諸国以外に、モーリシャスやセイシェル、マダガスカルなどアフリカの国々でも作られており、つい先日ツアーを催行したカーボベルデでも同様です。
ラムにはインダストリアルとアグリコールという2種類の製法があります。インダストリアルは、サトウキビから砂糖を精製する際の副産物であるモラセス(廃糖蜜)を原料とし、一方のアグリコールはサトウキビの搾り汁から砂糖を精製せずに、搾り汁を直接原料として製造したもの。発酵させてできた醸造酒を蒸留してエタノールの濃度を高め、さらに熟成させる過程はいずれも同じ。
主目的を製糖に置いてその残滓を使った前者より、純粋にラム酒の製造を目的にした後者の方が味わいが良く、高級ですが、サトウキビは刈り取った瞬間から加水分解やバクテリア発酵が始まるので、必然的に栽培地の近くでないとこの製法は採用できず、サトウキビの収穫時期以外だと製造が行えません。カーボベルデのラムは、もちろんアグリコール、そして今では機械化したところも多くありますが、サトウキビを絞る際に牛を使って搾り機を回転させる、最古の「トラピチェ式(歯車を意味するトラピチョの訛り)」と呼ばれる方法で搾った搾り汁を使って作られています。
カーボベルデの地元の方々は「パンチ」と呼ばれる、フルーツジュース割りや、フルーツ漬けラム(ちょうど梅酒のような感じで作ります)、もしくは熟成前の無色透明なホワイトラムと呼ばれるものを好みます。琥珀色やより深い茶色の液体にするためには、樽で熟成させる必要があります。その分高価になるので、熟成ものは輸出用が多くなります。
ラムの熟成には、フレンチオーク樽、シェリー樽、スコッチ樽、バーボン樽などがあり、各国の植民地だったカリブ・中南米諸国それぞれが、本国の酒の風味が加わってそれぞれ別の味わいを持っています。ハイチ、マルティニークなどはフランス(ブランデー樽等)、ドミニカ、キューバ、グアテマラ、パナマ、コロンビアなどはスペイン(シェリー樽等)、ジャマイカ、バルバドス、ガイアナなどはイギリス(スコッチ樽等)などなど。
カーボベルデは様々な国の支配を代わる代わる受けてきたため、色々な国の文化の名残があり、味わいは本場カリブにも引けをとりません。行かれた際には、是非ローカルのラム酒(カーボベルデでは古風にグロッグと呼びます)をご賞味ください!
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東京本社 羽鳥
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作って食べるアフリカ ピリッと爽やかサラダ 「カチュンバリ」

今年も蝉が鳴き始め、蒸し暑くなってきました!みなさま夏バテになっていないでしょうか?食欲が落ちがちなこの時期、さっぱり食べられる東アフリカのサラダをご紹介します。カラフルで栄養もあり、味付けの濃い物との相性が◎です!

材料:
●赤/青唐辛子数本
●パクチー(コリアンダー)1束
●キャベツ&ピーマン(お好みで)
●赤玉ねぎ1玉
●トマト2玉
●レモン/ライム1個
●塩少々
作り方:
1.赤玉ねぎを薄くスライスし、トマトもくし形に切る。
2.唐辛子は種を取り輪切りにする。パクチーは細かく刻む。
3.ボウルに1.2を入れ、レモン汁と塩をかけて混ぜる。
4.味を調整したら完成!いただきまーす!
by 歌津

アフリカの空に舞うB787

2014年4月5日11時34分にナイロビ・ジョモ・ケニヤッタ国際空港にケニア航空のボーイング787が着陸しました。ケニア航空が9機発注したうちの初号機をシアトルで受領し、16時間のノンストップ飛行の後に、ナイロビに舞い降りました。

このボーイング787は機体の半分以上を金属材から炭素繊維を中心とする複合材に変更したため燃費も向上し、スピードも向上し、これまで200名程度の運航ではペイしなかった長距離路線に就航しています。ケニア航空では先月よりナイロビ-パリ線に就航しています。バンコク線にも就航予定のようです。
ボーイング787をアフリカの航空会社で導入したのはケニア航空で2社目、最初に導入したのは、エチオピア航空です。エチオピア航空は現在7機ほど保有して、アジスアベバからドバイ、キンシャサ、パリ、北京などへ就航しています。
ボーイング787の見分け方ですが、一番わかりやすいのはエンジンカバー(ナセル)の後ろ側がギザギザしているところと、機体の後ろにあるテールコーン部分がチタン合金になっているので、ねずみ色になっています。
現在、日本の空港にはケニア航空やエチオピア航空は就航していませんが、日本航空、全日空、ユナイテッド航空、カタール航空などのボーイング787が就航していますので、国際空港に行かれる際は見つけてみてください。
東京本社 航空券予約発券担当 深川

タンザニアの伝統的アート「マコンデ美術」

アフリカには、数多くの伝統的アートがあります。その中の一つに、タンザニアの「マコンデ」があります。

タンザニア南部からモザンビークにかけて住む、マコンデの人達が、1960年代に、現在の黒檀を彫るスタイルを確立したと言われています。
マコンデのテーマは、多種に渡り、シェタニ(サタン、精霊)、ウジャマー(家族)や人物像、日常生活の一場面、また、彼らの「肉体は一個人のものではなく、世代を通じて肉体と生命が伝達される」といった精神世界を現した作品も興味深いです。
黒檀は、ご存じの通り、家具や装飾品に使われる高級木で、堅く重く、加工が大変ですが、イマジネーションを膨らませて、素材の形を活かした作品や、また、1980年代以降の作品は、繊細なタッチのものも多くまた、高さ数メートルにも及ぶ大きな作品は、圧巻です。
実は、日本でもそんな作品に触れられる場所があります。三重県伊勢市二見町にある「マコンデ美術館」です。
■マコンデ美術館
http://www2.ocn.ne.jp/~makonde/
館長さんが、マコンデの魅力に惹かれて、30年以上前から収集を始め、ついには、美術館を建てるまでに至った圧倒的なコレクションの数々は必見です。また、同じくタンザニアを代表するアート、「ティンガティンガ」の貴重な創始者の原画や、バチック、楽器、生活用具などの民族資料も展示されています。
伊勢湾を見下ろす閑静な場所にあり、鳥羽水族館にもほど近いので、興味のある方は、是非一度お立ち寄り下さい。
大阪営業所 荒木
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