アフリカのオフライン航空会社録4

アフリカのオフライン航空会社録の第4回目は、セネガル航空です。
セネガルエアラインズは、セネガルのダカール・レオポルド・セダール・サンゴール国際空港を本拠地にして、セネガル国内、西アフリカ、中部アフリカまで飛ぶ航空会社です。
2011年1月から就航を開始して、エアバス320-200を3機とTR72-500を1機で運航をしています。
就航都市は西アフリカ、中部アフリカ、セネガル国内など15都市になり、西アフリカはアビジャン、バマコ、ワガドゥグ、ニアメなど、主にフランス語圏アフリカを中心に就航しております。中部アフリカはドゥアラとリーブルビルに乗り入れております。
ヨーロッパは自社便ではなくコードシェアでフランスのパリとベルギーのブリュッセルに就航をしております。
(画像はエアバス320)

東京本社 深川

アフリカのオフライン航空会社録3

アフリカのオフライン航空会社録の第3回目は、ロイヤル・エア・モロッコです。
ロイヤル・エア・モロッコはアフリカ内で5本の指に入るほどの輸送人員、機材、就航都市を誇る航空会社です。
モロッコ独立翌年の1957年にエア・アトラスとエア・モロッコの合併によって、ロイヤル・エア・モロッコは誕生しました。

就航都市は西ヨーロッパ、中近東、アフリカ、アメリカ、モロッコを含めると90都市になり、西ヨーロッパはフランス、スペイン、イタリアで就航地点が多く、アフリカでは西アフリカ、中部アフリカの主要都市を網羅しています。
機材は主にボーイング737-700と800を36機保有しており、これらがアフリカからヨーロッパまで運航しています。長距離用の機材としてボーイング767と747-400を保有しており、ジェッダ線やニューヨークとモントリオールへの運航に使われています。
現在ボーイング787を4機発注していて、年内には受領の予定です。
弊社のツアーでもカサブランカ以遠での利用が多い航空会社です。
(画像は導入予定のボーイング787)

東京本社 深川

アフリカのオフライン航空会社録2

アフリカのオフライン航空会社録の第2回目は、南アフリカ航空です。

1934年に南アフリカ政府がユニオンエアウェイズを買収したことによって、南アフリカ航空が設立されました。旧塗装の片側は英語でSAA(South African Airways)と塗装され、もう片方はアフリカーンス語でSAL(Suid-Afrikaanse Lugdiens)と記載され、旧南アフリカ国旗のカラーリングのオレンジ、白、青で塗装をされていました。
現在の塗装は、尾翼は南アフリカ国旗をモチーフにし、真っ白な機体に第1ドアあたりから「South African」とだけ塗装されていてなかなか近代的なデザインになっています。
現在ヨハネスブルグのO.R.タンボ国際空港を拠点に短距離や中距離はボーイング737NGやA320ファミリーがくまなく結び、長距離はエアバス340-300、エアバス340-600(画像1)、エアバス330-200がヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを結んでいます。
南アフリカ航空といえば、香港で全日空やキャセイ航空から乗り継いでヨハネスブルグへ行くのが、黄金ルートでしたが、最近は北京経由という新しい選択肢もできました。フレンドリーな乗務員の方々が皆様をお待ちしておりますよ(画像2)
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東京本社・予約発券担当 深川

アフリカのオフライン航空会社録1

道祖神予約発券担当スタッフ、飛行機オタクの深川がお送りする『アフリカのオフライン航空会社録』。記念すべき第1回目(続くかどうかは保証の限りではありませんが….)は、エチオピア航空です。
エチオピア航空は1946年に設立されたエチオピア国営の航空会社で、昔はアフリカの航空路線は縦(主にヨーロッパ-アフリカ間)が多く、当時アフリカ横断路線を運航していたのはパンアメリカン航空とエチオピア航空のみで本数も少なかったと聞いております。今はエチオピアの首都アジスアベバのボレ国際空港を拠点にして、アフリカ内はもちろん、北米、南米、中東、ヨーロッパ、アジアに就航をしています。

ここ数年でスターアライアンスに加盟して、長距離運航用のボーイング777、ボーイング787、近・中距離用のボーイング737を導入し、新規就航地をますます増やし、さらには西アフリカのトーゴ、南部アフリカのマラウィで航空会社を設立して、猛烈に成長をしているアフリカの航空会社のひとつです。
エチオピア航空といえば、エチオピア美人の客室乗務員と、機首に代々塗装されている獅子でしょうか。昔の塗装の時はドアの横に大きく獅子が塗装されていたのですが、新塗装になってから獅子はデフォルメされ、コクピット窓下などにペイントされています。
10月には久々に復活するアフリカ大陸への直行便として、日本に飛んでくる予定です。日本の皆様もこれからエチオピア航空に乗る機会が増える?かもしれませんね。
東京本社予約発券担当スタッフ 深川

アフリカの空に舞うB787

2014年4月5日11時34分にナイロビ・ジョモ・ケニヤッタ国際空港にケニア航空のボーイング787が着陸しました。ケニア航空が9機発注したうちの初号機をシアトルで受領し、16時間のノンストップ飛行の後に、ナイロビに舞い降りました。

このボーイング787は機体の半分以上を金属材から炭素繊維を中心とする複合材に変更したため燃費も向上し、スピードも向上し、これまで200名程度の運航ではペイしなかった長距離路線に就航しています。ケニア航空では先月よりナイロビ-パリ線に就航しています。バンコク線にも就航予定のようです。
ボーイング787をアフリカの航空会社で導入したのはケニア航空で2社目、最初に導入したのは、エチオピア航空です。エチオピア航空は現在7機ほど保有して、アジスアベバからドバイ、キンシャサ、パリ、北京などへ就航しています。
ボーイング787の見分け方ですが、一番わかりやすいのはエンジンカバー(ナセル)の後ろ側がギザギザしているところと、機体の後ろにあるテールコーン部分がチタン合金になっているので、ねずみ色になっています。
現在、日本の空港にはケニア航空やエチオピア航空は就航していませんが、日本航空、全日空、ユナイテッド航空、カタール航空などのボーイング787が就航していますので、国際空港に行かれる際は見つけてみてください。
東京本社 航空券予約発券担当 深川