アフリカからコンニチハ!VOL.8 FROM マダガスカル

今回は、ユニークな生態系や自然環境があり、根強いファンの方も多いマダガスカルからです。
●ガイド自己紹介:
初めまして。私はイリソアです。日本語ガイドです。17年間この仕事をやっていますが、まだまだ上手な日本語を話すことができず、間違える事もいっぱいあります。どうぞ、よろしくお願いします。

●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.一番好きな所は2つあります(笑)。ノシベという島とフォートドーファン(ベレンティ)です。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.毎年5月にノシベで開かれるドニアというお祭りです。メインは音楽祭ですが、ストリートバスケやモトクロスなど、スポーツのショーもあり、見所満載で、エキサイティングです!
Q.お母さんの得意料理は何ですか?
A.色々ありますが、一番美味しいのは、ラビトト(豚肉とキャッサバの煮込み)です。あと、ウナギ(!)です。
Q.あなたの国の格言をひとつ教えてください。
A.「Ny vola no maha rangahy」
≪お金は人を(一人前の)男にする≫
社会生活を送ったり、家族を養うためにはお金が必要です。一人前の男は仕事があり、お金を得て生活ができます。
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.日本に行くチャンスがあれば、京都、広島、大阪、奈良、東京、北海道に行きたいです。あと、日本の動植物園にも行ってみたいです。そして、日本人の日常生活も体験してみたい。もちろん美味しい日本食も!
Q.日本人に対する印象は?
A.日本の人達は、時間を守る人、真面目にそしてよく働く人達だと思います。ですので、世界で最も発展した国の一つになったと思います。私は日本人のそのような習慣を学びたいです。
日本語も流暢で、一般のマダガスカル人同様とても穏やかな印象のイリソアさん。これからもマダガスカルの魅力を多くの皆さんに伝えていただきたいと思います。
イリソアさんも活躍しているマダガスカルのツアー一覧はこちら。

アフリカからコンニチハ!VOL.7 FROM ナミビア

今回は、ナミビア海岸部の町スワコプムントをベースに、ナミビアのみならず、南部アフリカをフィールドとして幅広くガイドとして活躍されているジェイクさんをご紹介します。
●ガイド自己紹介:
こんにちは。ナミビアでガイドをしているジェイクです。日本からのお客様をガイドさせて頂く機会は時々あります。

よろしくお願いします。
●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.ナミビアはどこも美しい!!ただ、特にどこかと聞かれれば、ダマラランドは特別です。動物サファリにおいてもダイナミックなゲームドライブを楽しんで貰えますし、自然景観のにおいても、またサンの人達の岩絵、ヒンバの人達を訪問したりと文化的な面にも触れて頂けます。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.正直言ってありません(笑)。というのも、歴史的に新しい国でもあり、私の知る限り特別なお祭りはありません。もちろん、新年は皆で祝いますし、オクトーバーフェスト(ナミビアは旧ドイツ植民地)などは盛り上がりますが。
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.ごめんなさい。日本でどこに行くか、何をしたいか、アイデアがありません。なにせ、南部アフリカ一本で生きてきたもので(笑)。
Q.あなたの国の格言をひとつ教えてください。
A.小洒落た格言は知りません(笑)。代わりといってはなんですが、私はよくHAPPY DAYS!という言葉を使います。ナミビアは人が生きていく上で決して恵まれた環境ではありません。明日の事は分からない、だから今日を感謝するという意味でも、一日の始まりと終わりには必ずこの言葉を使います。HAPPY DAYS!!
Q.日本人に対する印象は?
A.とてもフレンドリーで親切な人達だと思います。また日本の皆様にお会いするのが楽しみです。
飾らない性格で、とても楽しく終始ツアー参加者の皆様を盛り上げてくれました。お酒が入ると饒舌が過ぎる事もままありましたが(笑)。2011年には、動物写真家の岩合さんの撮影ガイドもされたそうです。その際撮られた写真は、2013年度のカレンダーになっています(砂丘を歩くオリックスの写真が印象的です)。
ジェイクさんありがとうございました。
ジェイクさんが活躍しているナミビアのツアー一覧はこちらです。

アフリカからコンニチハ!VOL.6 FROM エチオピア

今回は、弊社でも複数の人気ツアーを企画している見所満載の国、エチオピアより、手配会社のマネージャーでもあり、ツアーガイドもこなす、フィクレさんのインタビューをご案内します。
●ガイド自己紹介:
はじめまして、フィクレです。皆様とお目にかかる機会がある事を楽しみにしています。

●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.エチオピア北部のラリベラを中心とした岩窟教会です。特に、毎年1月7日のゲンナと呼ばれる、エチオピア正教のクリスマスに行われるお祭りは、エチオピア全土から正装した人々が集まり、執り行われます。この荘厳な儀式は、皆様にも一度是非ご覧頂きたいです。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.毎年9月(9月26日)に行われる、マスカル祭(真の十字架顕現祭)です。各家庭でも前夜祭から行われ、とても盛大なお祭りです。
Q.お母さんの得意料理は何ですか?
A.ご存じの方も多いかもしれませんが、「ドロワット」と「インジェラ」です。エチオピア人にとっては外せないソウルフードです。ドロは当地のアムハラ語でチキン、ワットは玉ねぎや他の香辛料を煮込んで、ソース(シチュー)のようなもので、主にインジェラ(テフという穀物から作る、酸味の強いクレープのようなもの)と一緒に食べます。
Q.あなたの国の格言をひとつ教えてください。
A.「Lalefew kiremt Bet Ayiseram! (アムハラ語)」
≪同じ川に二度足を踏み入れる事はできない≫
過ぎ去った事は元に戻らない。過去をやり直す事はできないし、失ったものは取り返す事ができない。つまり、今を生きなさい、という意味です。
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.富士山に行きたい、そして、広島と長崎を訪れたいです。
Q.日本人に対する印象は?
A.規律正しく勤勉で、そしてとても文化的な方達だと思います。なぜなら、日本のように近代化された国で、自分達の文化や伝統を維持する事はとても難しい事ですから。
日本についても造詣の深いフィクレさん。現地でお会い頂いた際には、日本・エチオピア両国の文化談義にも花が咲くかもしれませんね。
フィクレさんも活躍しているエチオピアのツアー一覧はこちら。

アフリカからコンニチハ!VOL.5 FROM アルジェリア

今回は、アルジェリア南部のオアシスの町ジャネットより、タッシリ・ナジェール台地のガイドをしてくれるノルディンさんをご紹介します。砂漠の遊牧民トゥアレグのナイスガイです。
●ガイド自己紹介:
明けましておめでとうございます。タッシリ・ナジェール台地のガイド、ノルディンです。インタビューをうけるなんてとても光栄です。

●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.全ての場所を知っているわけではないのですが、アルジェリア北部であれば地中海の青が美しいベジャイアの町か、古代ローマ遺跡の残るティパサか、あるいはコンスタンティーヌにかかる美しい橋か、、選ぶのは難しいです・・。
しかしながらやはりサハラの深部、タッシリ・ナジェールとタッシリ・ホガーこそ私の国で最も美しい場所だと思います。乾いた川床、岩の森の間を、私の友と、犬と一緒に歩き、夜には火を囲んで語り、笑い、明日の予定について決め、それから少し未来のことについて話し合う、そんな具合です。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.アルジェリア北部のお祭りは見たことがないのでよく分かりませんが、私の町ジャネットでは毎年イスラム暦での11月頃に「スビーバ(SABEIBA)」というお祭りがあります。トゥアレグの男たちが伝統衣装に身を包んで「タコーバ(TAKOUBA)」という
剣を持って舞うお祭りです。
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.日本を訪れる機会があるとしても、私はどこそこへ行きたいと頼むことはないでしょう。思うに、間違いなく日本のどこに行っても私にはため息が漏れるような感動があるでしょうから。
Q.日本人に対する印象は?
A.日本という国には沢山の印象があります。高度な技術、教育、世界への影響力、そしてなによりとっっても親切な人々。これまで多くの日本人と一緒に語り、食事を囲みましたが、ある方の「時間は時間、仕事はきっちり時間通りにしなければならない」という言葉に日本人らしさを感じました。仕事に対する厳しさ、綿密な計画性、私たちは日本がもたらしてくれた多くのものに感謝しなければなりません。
ありがとうございました。
DESERT BLUES MUSIC(砂漠のブルース)の歌い手でもあるノルディンさん、タッシリ・ナジェール台地では静かな星空の下、美しい声で謳ってくれます。
アルジェリアがもっともっと訪れやすい国になることを願います。
タッシリ・ナジェールのツアーもあります。アルジェリアのツアー一覧はこちら。

アフリカからコンニチハ!VOL.3 FROM タンザニア

今回は、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロのあるタンザニアからです。
●ガイド自己紹介:
私の名前はアロンです。キリマンジャロの登山ガイドです。キリマンジャロには250回以上登頂しています。よろしくお願いします。

●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.やはり、キリマンジャロ!そして、動物のいる国立公園です。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.私の国には大きな祭りが2つあります。一つは、「ニエレレの日(10月14日)/初代タンガニーカ(タンザニア)大統領が亡くなった日」と、「独立記念日(12月9日)/1961年にイギリスより独立」です。
Q.お母さんの得意料理は何ですか?
A.「KYUMBO」というバナナと豆の煮込みスープです。あと、料理ではありませんが、チャガの伝統ダンスの「IRINGI」も得意ですよ。
Q.あなたの国の格言をひとつ教えてください。
A.「Akiba haiozi(スワヒリ語)」
≪備え・貯えは良い事だ。それが自身の財産になる≫
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.もし日本に行くチャンスがあれば、東京に行ってみたいです。そして、観光地を回りたい。
Q.日本人に対する印象は?
A.とても礼儀正しい人達だと思います。私は日本の皆さんと山を登るのをいつも楽しみにしています。
※写真中央、ストライプの柄のポロシャツの上に、赤いジャケットを羽織って、ハットを被っているのがチーフガイドのアロンです。因みに、ずらっと並んでいるのは彼の率いる登山チーム。親戚や友人、友人の息子達で成る、チームワーク抜群の山男集団です。
アロン氏、最近はキティモト(豚肉の炭火焼)の食べすぎとビールの飲み過ぎで、ちょっと(ではないか?)お腹が出てきましたが、体重90kgはある欧米人を担いで山を下りられるほどの、無尽蔵のスタミナの持ち主。登山客には許可されませんが、1泊2日で登頂後下山という離れ業もやってのける、約800人いるマラング村のキリマンジャロ登山ガイドの中でも5本の指に入る名ガイドです。
標高5895m、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロでも彼に任せておけば安心。彼のガイディングで陸最高峰の夢のピークへ登ってみませんか?
キリマンジャロ登山ツアー一覧はこちら。