ハネムーン in the KENYA!!

2011年6月25日出発のハネムーン手配旅行で、ケニアのマサイ・マラ国立保護区とナクル湖国立公園に滞在された東京都在住のMINAMIさんご夫妻からのレポートです。弊社ツアー「ケニア マサイ・マラとフラミンゴ 8日間」を基に、マサイ・マラでのロッジのグレードを上げ、1泊延泊したアレンジです。

おかげさまで、最高の旅になりました!欧米などの旅行で見た「人が作り上げたもの」も素晴らしいのですが、「自然そのものの素晴らしさ」を実感でき、自分の想像の域を超えたエキサイティンングな経験が出来ました。こちらのリクエストに合わせたツアーを組んでいただいてとても感謝しています。以下、詳細を個人的に評価しましたのでお伝えします。
~日本からナイロビへ~
エミレーツ航空 ★★★★
初めて乗ったのですが、とても良いサービスでした。料理もとてもおいしかったです。東京便はもちろん、ケニア便も日本語に対応したムービーも有りよかったです。席も全便、2人掛シートでくつろげました。帰りの東京便では、サプライズでケーキも出てきてとても嬉しかったです。
~ナイロビでの1泊~
スタンレーホテル ★★★★
クラシックな作りながらとてもきれいで、部屋も広くてよかったです(日本で言うと富士屋ホテルのような感じでした)。ハネムーンだということでワインのルームサービスや、ベッドメイキングにも花が敷いてあったりと、とてもよかったです。Wifiも使えました。セキュリティも万全で、各フロアにガードマンもいて、宿泊者に声をかけてくれて安心でした。
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ディナーは(マサイ・マラでは米類を食べられそうもなかったので・・・)ホテル内のタイ料理レストランで食べたのですが、とてもおしゃれな店内で、サービスも良く味もかなりおいしかったです。日本だったらこの1.5倍近くの値段がしても良いくらいのクオリティでした。
~ナイロビからマサイ・マラへ~
サファリリンク(軽飛行機) ★★
行きのマサイ・マラへの便は問題無しです。セスナ級の飛行機で楽しかったです。帰りのナイロビまでの便は40分飛行場で待ちました。ま、海外なのでこんなもんでしょうか。でも、ナクルでのサファリ時間が減ったのが残念。運ですね。
~マサイ・マラでの滞在4泊 <メイン・ガバナーズ3泊+リトル・ガバナーズ1泊>~
メイン・ガバナース3連泊 ★★★★★
とにかく良かったです!今まで泊まったホテルの中でも最高でした!(質は違いますが、満足度ではハワイ島のフォーシーズン級)テントタイプのロッジ泊を希望したので、それなりかなと思っていたのですが、想像以上にきれいでおしゃれな室内におどろきました。
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バス、トイレルームは床がしっかりあり、お湯もちゃんと出ました。従業員はみんなとっても愛想が良く、楽しかったです。レセプションでは、私の片言の英語でもしっかり丁寧に聞いて、教えてくれました。バル-ンの予約を現地でしたのですが、問題なくできてよかったです。ルーム担当のスタッフも丁寧で、夜は冷えるので湯たんぽをセットしてくれたり、モーニングコールサービスのコーヒーもおいしく、良かったです。ランドリーサービス(当然、都会のホテルのクオリティはありませんが、ラフな服だけなので全く問題無し)も丁寧で助かりました。レストランのウエイターも冗談まじりで毎日楽しく話しかけてくれて、丁寧にサービスしてくれました。ランチは庭でとても気持ちが良く、ディナーは屋根のあるテラスのような所でおしゃれに食事ができました。料理の素材も味付けも良くとてもおいしかったです。ディナーの時に象が迷い込んでしまった日があって、ご飯を食べていたら、目の前を象の家族が歩いていてびっくり。でも安全は十分に確保してくれていて、全く問題ありませんでした。最終日にチップと日本土産の扇子をあげたのですが、「他のウエイターにも自慢しちゃったよ」って大興奮で喜んでくれました。
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マサイのガードマンが敷地内を動物から見張っているのですが、昼は近くの川にカバがいるよ、とか、ワニが口開けてるよ、とか教えてくれて楽しいのです。日没時はレストランの場所まで誘導してくれるのですが、昨日の夜も象がきたとか、みんな気さくに声をかけてくれて楽しく過ごせました。最終日にリトル・ガバナーズをチェックアウトしてナイロビに飛ぶ時、リトル・ガバナーズまで来て見送ってくれ(たまたまかもしれませんが)、涙が出そうになりました。私たちの性格にも合っていたのかもしれませんが、人とのふれあいがとても良く、すばらしいホスピタリティのロッジでした。是非また行きたいと思います。
サファリ(メイン・ガバナース) ★★★★★ (通常サファリ3回、ロングサファリ2回)
最高でした!運も良かったのかもしれませんが、多分ガイド兼ドライバーさんの腕が良かったのだと思います。混乗車ですが、アメリカ、ドイツ、ポーランドなど色んな国の人とワイワイ乗るのも楽しかったです!天気も朝、昼は全部晴れ、夜は2日間、雨でした。会話は英語なのですが、分かりやすく教えてくれるので何とか大丈夫でした。もっと理解できればもっと楽しいのにな、と思いました。滞在中の2日間は、弁当を持ってロングサファリ。タイミングよく2回も行けてとても楽しめました。ロッジ滞在中にはマサイ村に行く機会もありました。マサイの人がダンスで迎えてくれたり、いっしょにジャンプしたり、家の中を見せてくれたり。良い体験が出来ました。
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初日からライオン、ヒョウ、チーターが見れて大感激!後からヒョウ、チーターはなかなか見れないと知り、運が良かったんだなー、と思い返しました。チーターのハンティング、ライオンがハイエナから奪った獲物を食べてる所、ライオンの親子がトピを食べてる所、近くを歩く子供連れの象の群れ、子供のキリン、バッファローの群れ、大きな口を開けるカバ、歩くかば、シマウマのむれ、走るガゼル、角をぶつけ合うトピ。
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どこまでも広がる草原、きれいな朝日、急な夕立ち。何もかもが本当に良い思い出です。
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バルーンサファリ ★★★★
道祖神の方にも相談しましたが、料金は高めだし、動物を見るのに重点をおくなら普通のサファリがオススメかも・・・と聞いて直前まで悩みましたが、最初から幸運にも結構、動物が見れたので、急遽予約しました。前夜が雨だったので心配していましたが、朝は晴れて星もきれいで期待できました。初めてのバルーン。バルーンに火を入れる時から大興奮!とても素晴らしかったです。
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前夜が雨だったため、モヤが出て日の出は割と高い位置からでしたが、とてもきれいに見れました。
空から見るサバンナはとても雄大で、モヤが幻想的で素晴らしかったです。着地時は色々注意点もあり緊張しましたが、風もなく、衝撃もほとんどなく着地。アトラクションの様な感じで楽しかったです。
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着地後のシャンパンもおいしく、セレブな気分で朝食を食べました。ただ、帰り道のサファリはあまり動物も見れず(運ですね。。)残念でしたが、トータルではかなり楽しめました。オフシーズンだったので、値段も通常より安めでした。バルーンサファリは、通常のサファリ2回分の時間が必要なので、それを考えるとマサイ・マラでの滞在は、3泊以上がオススメだと感じました。
リトル・ガバナース1泊 ★★★
メイン・ガバナースより高級という事で少し期待していたのですが、部屋は大差なかったです。テントもメインとほぼ一緒でした。しかし、テント前のロケーションについては、開放感があり、椅子に座ってシマウマを見れたりと、こちらの方が私の好みでした。敷地が狭いのでガードマンも少なく、パーソナルにゆっくりしたい人にはお勧めかもしれません。実際、サファリに行かずに本を読んだり、日光浴をしている人もいました。ただ、サービス、ホスピタリティ面ではメイン・ガバナーズの方が上に感じました。ドルの小額への両替ができなかったり、夜の湯たんぽがゴムのまま裸で入っていた(メインではフリースのような袋に入っていたから単なるミス?)、チェックアウト日の早朝、サファリ帰りに部屋がルームクリーニングによって散らかっていたのは、少し感じが悪かったです。ウエイターも素っ気ない感じでした(これは好みですが)。ただ1点、ディナーの後、たき火の前でのんびりしていたら、ウエイターがコーヒーとチョコのお菓子を持ってきてくれ、その心遣いが嬉しかったです。
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サファリ(リトル・ガバナース) ★★★ (通常サファリ2回)
メイン・ガバナースでのサファリでほぼ満足だったので、数日滞在している同乗客の希望に任せてチーター、ヒョウをピンポイントで探すサファリでした。ここで、今まで見れなかったサイが見れてよかったです。完全に好みですし(同乗客との相性や、運やタイミングもあると思います)、ガイド兼ドライバーにもよるかもしれませんが、メインの方がフレンドリーで楽しくサファリが出来ました。
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ガバナーズ・キャンプのまとめ ★★★★★
「メイン・ガバナーズは自然と現地とのふれあい」、「リトル・ガバナーズは自分の自由にくつろぐ」というコンセプトなのかもしれません。私は初めてのアフリカという事もあり前者が気に入ったという事かもしれません。両方の良さがあり、とても良かったです。
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~マサイ・マラからナクル湖国立公園へ~
ライオン・ヒル1泊 ★★★
ナクル湖からすぐ側で、外観はきれいで良かったです。食事はバイキング形式で種類もありおいしかったです。ホテルは全室離れのロッジなので良かったです。キャンプ場のロッジをきれいにした感じです。部屋が思ったより狭かったのですが、1泊だけで翌日も朝早かったため問題はありませんでした。複数日泊まるならアップグレードかなと思いました。サービスも問題なく、レストランでのアルコールも安く、コストパフォーマンスは最高だと思います。ここで予算を抑えて、マサイ・マラで使うというのは嬉しいツアー設定でした。
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サファリ(ナクル) ★★★
ガイド兼ドライバーさんは日本語も上手で、やさしくて良かったです。動物自体はマサイ・マラでたっぷり見ちゃってたので、雰囲気を楽しめました。マサイ・マラではあまり見れなかったサイも近くで見れて、種類の違うキリンもゆっくりと見れてよかったです。ただ、フラミンゴは道が封鎖されていて近くで見れなかったのが残念ですが、遠目に湖面がピンクになっているのは見れました。
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途中、妻が少し体調を崩しましたが、ドライバーがしっかり気にかけてくれて助かりました。やはりそういう時に日本語が通じるのは心強かったです。ナイロビからの陸路で移動時に、途中、お土産物屋に寄りましたが、なるほど。。。というところですね。気に入った物が自分の買いたい値段で買えるということで問題はないですけど、後でロッジで半額で売ってると、やっぱりショックですね。。。でも最後にナイロビで、スーパーと安全なお土産屋に連れて行ってもらえてとてもよかったです。
~最後にツアー全体を振り返って★★★★★~
時間の無い中、予算と要望に併せたツアーをくんでいただき、感謝しています。最高のアフリカ・ハネムーンになりました! 是非、また行きたいと思います!アウトドア好きの友達や、家族にも是非オススメしたいです。
ケニアのツアー・旅行一覧はこちら。
サファリ・動物がテーマのツアー・旅行一覧はこちら。
※アフリカでのハネムーンにご興味のある方は、ぜひアフリカでハネムーン&ウェディングのページもご覧ください。

悠々の大地セレンゲティ滞在型サファリ

2011年2月5日出発、悠々の大地セレンゲティ滞在型サファリ9日間に参加された小松 明 様からのレポートです。
一生に一度は訪れてみたいと思っていたアフリカ大地サバンナ、結婚25周年の記念もあって思い切ってこのツアーに夫婦で参加、想像以上の多くの動物や見渡す限りの大平原を満喫することができ、それは感動の毎日でした。
今回のツアーは私達2名と我々より年配の女性1名の合計3名、添乗員はおりませんでした。多少の不安もありましたが、同行の亀山様はアフリカ旅行の超ベテラン、サファリドライバーのTさんとも顔なじみで、色々と教えて頂き大変に助かりました。どうも有り難うございました。
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成田空港から
セレンゲティまでは遠い~。成田空港からドバイ空港へは約11時間、ドバイ空港で乗り継ぎに約6時間、ドバイ空港からナイロビ空港へは約5時間、ナイロビ空港からは車で約6時間の移動、途中国境を越えてやっとアルーシャのホテルへ到着。特に、最後の陸路は途中の道が非常に悪く、さらに到着時刻が夜になることも重なって、個人的にとても疲れました。しかし、サファリの時間を最大限に取るためにはやもえないスケジュールでもあると思います。ちなみに、帰路のスケジュールは乗り継ぎの時間も短く、ドバイから成田への飛行時間も短いことから、あまり疲れを感じずに、翌日からの仕事もOKでした。
翌日早朝、アルーシャからセレンゲティは小型飛行機で移動。小型機なので少し揺れました。直接なら1時間ほどのところですが、途中二カ所ほど立ち寄り2~3時間程度。昼にはセレンゲティの大地に立ち、早速迎えてくれたドライバーさんがサファリをしながらロッジまで案内。尚、小型飛行機では荷物重量15kg以下の制限があり、他の飛行機で外国人夫婦がかなり重そうなバッグを持っており、超過料金を請求されておりましたので注意が必要です! ちなみに帰路は計測機器がないのでフリーパスでした。
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セロネラ・ワイルドライフ・ロッジ
セロネラ・ワイルドライフ・ロッジはセレンゲティの中央に位置し、一歩外に出ればすぐに様々な動物を目にすることができる、絶好のロケーションである。我々が宿泊したのは2Fで、インパラやキリンなどの動物が窓のすぐそこまで来ることがあり、とても感動しました。下記の写真左は部屋から撮影したインパラの群れ。逆に夜はハイエナと思える動物が徘徊している鳴き声が聞こえる。一方、中庭はとても綺麗で安全。(写真中央)食事はバイキング形式で味はまあまあですが、ほとんど毎食同じようなメニューが難点。右写真はある日の私の昼食一枚目の皿です。
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サファリは早朝が最高
今回のツアーは全9日間、セレンゲティ滞在は4泊。貴重な時間、着いたその日からサファリが出来るのがとても嬉しい。今回のツアーは2月上旬で現地は乾季、毎日が晴天で日中はやや暑いが早朝はヤッケかカッパが丁度よかったです。この時期はヌーの大移動は見ることができないで残念ですが、その代わりその他の動物は沢山の種類を見ることができ、更に毎日晴天で良い時期だと思いました。
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サファリはトヨタ社のランクルを改造した車両に乗り込み、こちらの希望する動物の直ぐそこまで行って見ることができ、少人数ツアーの良さを感じました。ロッジのロケーションの良さや天候にも恵まれ、さらにベテランドライバーのTさんの腕により、セレンゲティならではのほとんどの大型動物を見てそしてカメラに収めることができ、とても感激でした。時にはチータの兄弟がポーズも取ってくれました。どうもありがとう~
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日中は気温も高くライオンなどは木陰で休んでおり、こちらのリクエストで早朝サファリを実施して頂きました。おかけで夜行性の動物が早朝に獲物を食べているところなど、様々な場面を見ることができて、とても素晴らしい体験でした。ちょっとかわいそうでもありますが、小型動物が自分の順番を待っております。
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基本的にはサファリ中の下車は禁止、但し早朝サファリではランチBOXを準備して頂き、大草原のど真ん中での朝食は格別でした。早朝サファリは毎回場所を変えて頂き、時には大きな岩の上で360°見渡す限りの地平線と、遠くにいる動物の群れを見ながらの朝食は大変に素晴らしく、この感激は言葉でも撮影してきたビデオでも伝えることはできません。個人的にはこの体験だけでも今回のツアーに参加できてとても良かったと感じた瞬間でした。
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旅行後記
以上、大きなトラブルもなく無事アフリカ旅行を満喫できましたが、細かいトラブルはありました。やはり海外それもアフリカなので体調含めた十分な準備が必要かと思います。下記は個人的な感想や体験談。参考になれば幸いです。
ロッジの場所はとても素晴らしく最高の立地ですが一方で多少の問題点もあり、例えば私達の2Fの部屋は歩くだけでギシギシ音がしましたが、1Fはうるさくはないのでしょうか?また我々の部屋はシャワーの出がとても悪く、一方バスタブのお湯はとてもよく出るので、大きいペットボトルをカッターで切り、手桶代わりにして使用するなど工夫しました。場合によっては部屋の交換をお願いするのも良いと思いますが、日本とは違うのである程度は我慢ですかね?全体的には改装も進んでおり思ったより綺麗でした。この時期の夜間は乾燥し喉を痛めるので、部屋にロープを張って洗濯物を干し加湿しました。ロッジ全体で虫は少ないですが、それでも蚊取り線香は大変に便利で、寝る前だけ使用しておりました。むしろアルーシャのホテルでも蚊がいたので有効でした。また、ドライバーさんの宿舎は我々とは離れて蚊が多いとのことで、残った蚊取り線香はドライバーのTさんにあげたら大喜びでした!(下の写真はロッジ内で撮影した小動物)
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その他、アルーシャで携帯は通じましたが、ここのロッジでは通じませんでした。尚、現在ここでは売店やネットカフェさらにはフィットネスマシンルームなどの工事を行っておりましたので、今後はさらに便利かと思います。
今回の旅行用に望遠付きのデジタルカメラを購入しました。機種はCanon Power Shot SX30ISで、理由は性能と安さと使い易さです。ズームは光学35倍×デジタル4倍=合計最大140倍、本文中のチータ兄弟の写真を参考にして下さい。素人の私が買ったその日から使用可能で、ビデオ撮影もできるのでこれ一台でOK!荷物も少なくて楽でした。カメラを持たない方は双眼鏡も便利ですが、15倍程度の安いモノで十分だと思います。
さて楽しくもあり、また面倒でもあるのがお土産。セレンゲティのホテルに帰る途中、お土産屋さんに一軒寄ってくれましたが値段がやや高く、ドライバーさんにお願いしてもう一軒寄って頂き、ティンガティンガやソープストーンのお皿を購入、直径8cm程度の小さなお皿はUS$5でしたが、10枚以上購入するからと言ってUS$3まで値切りました。アルーシャのホテルに戻り時間があるので町に買い物で出かけましたが、一歩ホテルを出ると売り子の若い兄ちゃんが寄ってきて思うように歩けませんでした。ほとんどの店で値段が付いておらず、値段はあってないようなモノ。ある店で上記と同じお皿の値段を聞いたらUS$50だと言っており、また別の店でキリマンジャロのコーヒー豆(2袋)も最初はUS$50でしたが値切ると最後は1/3程度になりました。コーヒーの味は普通で、「町に出回って売るのはB級品でA級品は直接日本などに輸出している」との話もあるようですがどうでしょうか?
最後に、今回の旅行から帰ってもう数カ月が経過しましたが、あの感動を取り戻しに今すぐにでも再出発したい旅行であり、アフリカはリピータの方が多いのが分かりました。
「悠久の大地セレンゲティ 滞在型サファリ 9日間」ツアーページはこちら。
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悠久の大地 セレンゲティ滞在型 サファリ

『悠久の大地セレンゲティ滞在型サファリ9日間』にご参加頂いた、中西 安男 様からのツアーレポートです。
成田から2名、関空からは私と添乗員を含め6名がクリスマス・イブに出発。ドバイの空港で成田からの参加者と落ち合い、ケニアに到着です。ナイロビから国境を越えてアルーシャまでの道のりは、道が悪く大変でした。しかも、アルーシャに入って後少しでホテルという所で、なんと車がエンスト。代車の手配やらなんやらで、添乗員さんがいてくれて本当に助かったと安堵しました。
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アルーシャに泊まり、翌日は軽飛行機で一気にセレンゲティに到着です。軽飛行機は荷物制限が厳しく、私は撮影機材だけでかなりの重量だったのでヒヤヒヤしてましたが、これも添乗員さんの計らいでなんなくクリアでした。
3泊4日のサファリで利用したロッジは、出発前に急遽変更となったBILILA LODGEです。タンザニアでもトップクラスのロッジだそうです。なるほど豪華なロッジで、特に不満はなかったのですが、ただ、サファリの主要エリアから少し離れているのが問題でした。
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一度だけ、日の出前にロッジを出発する早朝サファリをしましたが、主要エリアまで距離があるため、動物のバックに朝陽という光景は、時間的に間に合わないという難点があったのです。
でも、サファリ自体は満足できるものでした。連日ヒョウは観察できたし、チーターや移動中のヌーの群れも見られ、シマウマ、インパラ、ハーテビーストなどの親子も観察できました。私はクリップスプリンガーとオオミミギツネが撮影できたことが印象に残っています。ケニアについで2回目となるアフリカでしたが、果てしない平原の意味をもつセレンゲティは、期待を裏切らない魅力いっぱいの大地でした。
写真無断転用・転載を禁ず
写真の詳細はこちら。
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壮大なタンザニア・サファリ 12日間

2010年9月13日発、壮大なタンザニア・サファリ12日間にご参加された 山田 直子 様 からのレポートです。
プロローグ
前世も来世も猫の私にとって、アフリカの猫達は“憧れ”なのです。一昨年の年末年始でケニアハイライトに参加して、チーターの親子やライオンには会ったのですが、豹にはあえなくて・・・壮大なタンザニア・サファリ12日間のサファリ三昧なら、きっと豹に会えるだろう。と勝手に思い込み、早くからツアー参加を決めていました。
ドバイ国際空港で集合、タンザニア7回目のK氏が “やっぱり豹だな” とコメント。ツアーを企画された添乗員のIさんからも”豹が一番奇麗ですよね。“と付け加えられたので、「絶対豹が見れるぞー」と確信して、長―い ドバイ→ナイロビ→アルーシャを乗り切ったのでした。(ただ、道路が悪く、アルーシャに辿り着いた時は、髪の毛も砂だらけ、鼻の中も、耳の中も真っ黒になってしまいました。)
アルーシャで最初の朝、現地のツアーは現在シェアNO.1 Loprad ToursドライバーのTさんはNHK「生物地球紀行」とか色々なテレビ取材の時に指名されるベテランドライバー。Iさんもタンザニアの企画をする時はいつも指名されます。もう一人のKさんは日本に住んでたこともあり、日本語がペラペラ、面白いジョークでランドクルーザーの中、皆の笑い声が響きます。
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タランギレ国立公園
Tさんから、マサイの言葉で「イボイノシシを殺す」と凄い意味の公園であることが判明。イボイノシシってしっぽをアンテナみたいに直角に立てて走る姿が可愛いのに、殺すなんてなんだかなぁ・・・
目に入ってきた景色はバオバブの木と椰子が赤い大地に根ざした、エキゾチックな風景。出迎えてくれた最初の動物たちはヌーやシマウマなどの草食動物でした。
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到着後、公園内の展望の良い場所にあるロッジでまず昼食。
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タランギレ川を見下ろす展望台へ、象の群れが水を飲みに来ていて、壮大な眺めが広がります。アフリカに来たことを実感する瞬間です。
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その後、少しサファリをして、イボイノシシやキリンと対面し、公園の外側にある今日の宿、ツリートップスへ。出迎えてくれた草食動物たちに心の中で「お出迎え有り難う。これからのサファリよろしくね!」と挨拶をしました。その横でK氏が秋田弁で「豹とライオンの餌がいっぱいやなぁ。豹に会いてぃ。」と呟かれました。「本当に食べられるのは気の毒だけど、弱肉強食の世界だし、私も会いたい!!」今日は夕食後、ナイトサファリ!楽しみです。
トゥリー・トップス(タランギレのロッジ)
憧れのトゥリー・トップスです。最初に目に飛び込んだのは、木が建物の真ん中からニョッキとそびえるレセプション。マサイの人にガードされながらコテージへ。木の上のコテージはまさに森の中に浮かぶ、隠れや。200度位の部屋のどこからもタランギレの森が眺められ、仕切りのないコテージの内部はリビング、ベッド、バスルームと空間が作られ、シャワー部分のみ、カーテンがありますが、本当に広々。コテージの下にウォーターバックが遊びに来たり、夜は象も来たりして、本当に素晴らしいロッジです。飲み物もシャンペン以外はオールインクルーシブ。クリーニングまでしてもらいました。
メインの建物とマサイのスタッフ、レセプション横には洒落た椅子と堀下げられ暖炉があって、レストランもとても静かで落ち着いています。食べ残しを盗みに来る小鳥達が又、可愛い。
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バーの横にあるプール。その先の水場は、ウォーターバックや象が水を飲みに来ます。
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コテージのテラスからは、タランギレの森を独り占めできます。夜、ベッドサイドに用意してくれた“アマルーラ”というお酒が美味しかった。シャワーにおいてあるシャンプーの入れ物はダチョウの卵でした。
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ナイトサファリ -ナイトサファリのアイドルはスプリングヘアーに決定-
公園の外に位置しているため、ナイトサファリが可能なんです!!昼と違う動物達に会えるのが楽しみ。ロッジの四輪駆動でいざサファリへ。ドライバーとサーチライトをあててくれるスタッフとともに道なき道をかき分けて走って行きます。象やインパラ達が光にびっくりしている姿が面白い。ジネットを暫く追いかけたのですが、動きが早いのと暗いので、カメラには収められず、がっくり・・・。ウサギとカンガルーみたいに飛び跳ねるスプリンングヘアーをget。ほんとうにカンガルーみたいにピョンピョン飛び跳ねるので可愛い!
うさぎはカメラ目線です。
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しっぽが長ーいのです。
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タランギレ終日7サファリ -豹が出た。象もやっぱ可愛い-
さぁ.本格サファリの開始。朝から大きな象の群れに遭遇。生後3週間くらいの小象がお母さんの足の下に入り、道路を横断したりして。象を眺めていると時間がゆっくりと流れていく。ただ、ゆっくりと流れる時間の中で、都会であくせく時間に追われ働いている自分の小ささを感じ、又、忘れてしまう瞬間です。
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象の集団を見た後に枯れ木に豹がいるのをTさんが発見。”遠い”フォルムが確認できるだけ、でも木の又にしっかりと立って、獲物を見ている姿が美しい!タランギレの最初から豹が見れるなんて、“本当に幸せ!!”
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今日の昼食はピクニックランチ。ランチボックスかと思ったら、ちゃんとしたピクニックランチ。スープや食器などもあって、眺めのいいピクニック場でみんなで楽しく昼食。360度何もないところでのランチは最高です。解放感いっぱい。食事も美味しく感じます。ただ、味の全くないパスタはやっぱり美味しくなかったかなぁ・・・
昼食後は水のある湿地帯へ、ここも象が沢山水を飲みに来てました。タランギレは象で有名なところ、こういう風景がタランギレらしいのかも。湿地の濃い色の緑と象の姿って、本当に絵になる。小象が大好きな私にはたまらない風景です。
象の親子が楽しそうに水を飲んでいる姿。どの子も笑っていると感じるのは、私だけかなぁ。象は水脈を見つけることができるそうです。鼻が長いのはそのため?
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前回、ケニアでちょっとだけお目にかかれ、ビデオに少しだけ残せたディクディク発見。“超可愛い”耳も柄が入っていて小さい頃大好きだったバンビが実写版で現れた感じです。
目が可愛いでしょ。本当は怖がりなのです。
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Tさんが又豹を発見。今度はさっきより近い!ビデオを覗くと”豹柄“が。大阪のおばさんの憧れの”豹柄“が。なんて美しいのか。輝いている。後光がさしている。ビデオのモニター眺めてはため息。体型も美しい。ずっと眺めていてもあきない。でも、少し動いて欲しいと願っていたら、木から下りてくれました。降りるときは少しぎこちないけど、降り際、オスであることを確認。なんて良い日なんだろう。
顔が取れれば、最高なんだけど・・・そんな贅沢は言えないですよね。動物園じゃないのだから。「遠くに見えているのが近付いてくるかも」とか、「ちょっと柄が見えたとか」少しの動きに一喜一憂それがサファリの醍醐味かもしれません。
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タランギレの最後の夜はバーベキュー。やっぱりトゥリー・トップスは最高でした。
ンゴロンゴロへ移動 -鴻池の道路は凄い-
もっと木の上のコテージで過ごしたい気持ちでいっぱいですが、次のンゴロンンゴロに向けて、出発。公園の出口付近でキリンの子供が見送りに来てくれました。赤い土の道を1時間位行くと鴻池組が作った美しいアスファルトの道へ。まっすぐなアスファルトの道の傍らでキリンや象が、食事をしている。シュールな感じだけど、素敵!昼食を食べるファームまでの町で、路上で売っている赤いバナナを購入。k氏の奥様がお薦めのバナナは本当に美味しかった。Tさんは友達のお土産に黄色いバナナを購入。お土産なのに自分で摘み食い。大らかでいいなぁ。町の路上市場には色鮮やかな野菜が並べられています。荷物を頭に乗せて歩く姿が“アフリカッぽい“のです。
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昼食を取るファームに到着。コーヒー農場で、レストランや宿泊施設も併設。お庭がとても奇麗。色々な花と小鳥がいて、建物も可愛く、家具も素敵。ここのショップで販売していたお土産類が一番センスあって、良かった。アフリカじゃなく、ヨーロッパにいるみたいな感じでした。
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お昼を食べて、ンゴロンゴロのクレーターの見える展望台へ、車を降りて、撮影開始。何処からともなく物売りが・・・ 何処に行っても同じものばかり、どこの国も商魂たくましい人ばかりです。すると道路に「山田温泉病院」のマイクロバスが・・・。タンザニアでも日本の中古車は人気。漢字が書いてあるとカッコいいと思っているらしく、他に幼稚園も名前のある送迎バスも見つけました。温泉病院は決してカッコよくないけど、まぁいいか。
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ンゴロンゴロのゲートで、公園の説明はタンザニア7回目のK氏が差し棒を使って丁寧にしてくれました。まるで、ガイドさんのようでした。
ソパ・ロッジ
クレーターの周囲に建つロッジは見晴らしが良く、初日の夕日が美しかった。メインの建物のガラス窓が大きく解放的で、双子のように立っているバーとレストランの外でくつろいでいる人達がチェスをしたりして、絵になっていました。標高が高いので涼しいというより、肌寒いのですが、何故か欧州の人達はプールで泳いでいるんですよね。同じ人間とは思えない。
お猿さんがコテージに遊びに来ます。
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ンゴロンゴロクレーターサファリ -百獣の王はやっぱりスターでした-
今日は朝早くから一日サファリ。朝7時半は寒い!ロッジからクレーターに降りて行く。その森にはシダ類やイエローアカシアが生い茂り、今までの公園と違う雰囲気。それが終わるとテレビでよく見るンゴロンゴロの草原が広がってきました。最初に背黒ジャッカルの子供が兄弟でお出向かいに。一頭は人間なんて怖くないのか、リラックスしてずっと見ている。もう一頭は怖がりなのか、警戒しながらも、気になるから、こちらを見に来ます。ジャッカルの子供は優しい目をしていて、可愛い。
左がリラックスした子。右が警戒心の強い子です。兄弟でも一人一人個性が違うんですね。
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テレビや動物カレンダーでライオンと言えば、撮影地はンゴロンゴロというイメージがあります。その主役のプライドがムンバプライド。ムンバという川の名前をもらったプライドで、見に行ったとき、貫禄ある雄ライオンはじめ、みんなでお昼寝中でした。ケニアでもそうでしたが、夜行性のライオンを昼に見るからか、ライオンはいつもダラダラ寝ているんですよね。しかも無防備な姿で。怖いものが無いから、お腹を上にして、凄い格好です。
お父さんはゴロゴロ。子供たちは少し退屈。子供達がどこかへお散歩に行くと、お母さん達は少し心配そうです。
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寝むそう。大きな口だなぁ。私の頭くらい簡単に入りそう。大阪の女子達は食べられてもいいかも・・・と。でも食べられるのは嫌かも・・・
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目を閉じた時のライオンの顔は昔のロックバンドのKissに似てませんか?
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なんとなく哀愁が何を考えているのかなぁ。
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ダチョウ。あっダチョウ。またダチョウ。何故かダチョウがいっぱい。そして、オスがダンスしている。一生懸命ダンスして、メスに接近。顔を真っ赤にして、膨らまして、身体を右に左に、力を消耗するダンスを披露。そして、メスをget。交尾が始まりました。メスの上で身体を右へ。左へ。暫く続くと、急に終わり。あっさり離れて後は知らん顔。
子孫をつなぐことが、動物達の基本的な運命。世の男子達は女子の気を引く 引くために、頑張っているのです。最近の日本人男子みたい。
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そして、この日ダチョウと同じくらい見たのが、ホオジロカンムリヅル。子育てのシーズンなのか、どの鶴も3匹で行動。良く見ると子供らしい少しちいさいのがいます。家族の仲がいいので、微笑ましい情景でした。
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途中、トイレ休憩。何もない場所に清潔なトイレが、みんな寒いのでトイレへ。トイレを出たら、どこからかマサイの人達がお土産品を売りに来た。外貨獲得のため、一日中トイレ付近で待ち伏せ?
この後、遠くにサイを発見。でも、遠い。絶滅の危機にさらされた黒サイ。ンゴロンゴロでいっぱい見れるのかと期待していたけど、その後に見た時も、サイの親子は遠くだった。でも、怖がりで遠くに見える方が良いのかも。サイの角を狙って、絶滅の危機にさらしたのは、私達人間。人間は怖いものだと思う方が身を守るためには必要かもしれません。
森の中でブッシュバック発見!
怖がりでなかなか見れないと聞いていたので、嬉しい。ケニアでは、草の中ではっきりビデオに撮れなかった けど、今回は背中と顔の斑点も取れました。レイヨウ類は耳も可愛い。
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車はナトロン湖へ。目に入って来たのは、一面のピンク。“フラミンゴだ”ケニアのナクル湖に行った時は季節がずれていたので、その時より沢山のフラミンゴ。昔、「愛と追憶の日々」のタイトルで壮大なアフリカの風景が映されていて、その中のピンクのフラミンゴを見てみたいと憧れていた風景が目の前に広がっていることに感動!!
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シマウマも平和に草を食べています。バーチャル種の模様がイマイチわからない。シマウマの柄は一頭一頭違うと言うけど、尻尾は?一頭一頭違います。
やっぱり、バーチャル種。尻尾の模様も全然違いました。
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お昼を食べにピクニックサイトへ。一か所しかないので、サファリしている車が、池の周りに20台以上止まっていました。上空をトンビが飛んでいて、草の上でシートを広げ食べている人のランチを狙って、急降下してきます。危険なので、私達は車の中で昼食。昼食後、その辺を散歩と思っていたら、ライオンが近くにいるので、近くに行かないよう注意されました。それでも、近づいて記念撮影している他のグループの人がいる中、ライオンの方が水を飲みに池に異動。止まっていた全ての車にゲストが戻って、ライオンを取り囲みます。どの車のゲストもカメラやビデオで必死になってライオンを撮っている。ライオンはスターの自覚があるのか、悠々と水を飲み、堂々と歩いてきます。やっぱり、ライオンはスターだ。
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昼食後、再びサファリへ。ライオンの遥か彼方にサイの親子発見。遠くて、双眼鏡で確認するのがやっとです。それでも、どの車のゲストも一生懸命にサイを見ていました。人気物ですね。
岩みたいだけど、サイです。
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暫く、草原を走って、チーター発見。美しい雄のチーターです。でも空腹なのか、お腹がペッチャンコ。Tさんはこれからチーター狩をすると予想して、このチーターを観察することに。無線でチーターの姿を見たことが分かると、次々と車が・・・。私達が一番最初に見つけたのに、後から車が厚かましく割り込んでくる。なんだか悔しい。Tさんはチーターが道路を渡って、インパラ達を襲うと予想して、待っていると、チーターが道路を渡りそうな気配。その時、後ろから他の車が大きな音を立てて、私達を追い越したので、チーターも渡るのを断念。チーターの反対側にはトムソンガゼルが一杯いるのに・・・。チーターは腐って、昼寝を始めた。「ごめんね。」次はいつ狩できるのかしら。人間はいつも自分勝手で、恥ずかしくなります。
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チーターが少し気の毒になって、車を移動した。あたりの雰囲気が緊張しているみたい・・・
ライオンがシマウマを仕留めたところに遭遇。首を噛んで留めを刺した後、おしりをなめてから食事。
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ライオン一頭で倒したのか、ぬかるみで足を取られたのか・・・。これが弱肉強食のあるべき姿なのだから、可愛そうなんて人間の甘えた感情は、抑えないといけない。テレビで見るときはいつも目を背けるけど、真の姿はやっぱり、この目でちゃんと見ないといけない。そう思って、しっかりと見ました。
ンゴロンゴロのサファリも終盤。もう一度フラミンゴにいる湖へ。朝とは空の色や日の光も違うので、また違ったピンクに染まっていました。
今度は鷲のお食事です。ネズミを食べてます。
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サーバルキャットを探したけど、会えなかった。クレーターの最後は朝のジャッカルが見送りに来てくれました。(本当はここに巣があるんです。)
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ンゴロの夕日は美しかった。ソパロッジのレストランで、スタッフのオセアさんがいつもハイテンションでサービス過剰で面白い。
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オルドバイ峡谷へ
初めて、タンザニアに来た人には、一度見て欲しいとIさんに言われ、大阪の女子チームがKのガイドと運転でオルドバイ峡谷経由でセレンゲッティへ先に出発。霧の深い道路をクレーターの周りをドライブ。途中脱輪したサファリカーが。一晩寒い中、車で夜を過ごしたらしい。Kさんの日本語はとても丁寧なんだけど、突然「何やってんだ?」と命令調になる。ホイッスルアカシアという風でヒューと音のするアカシアの地域を抜けると、低いアカシアが見えて来た。すると視界にキリンが・・・
ゴル山脈を背景に、絵になる~壮大な景色に、キリンの長い美しい首の姿が本当に奇麗。キリンはいつもこちらを見ている。
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サングラスをかけているみたいでしょ?!所ジョージに似てるなぁなんて思ったり。
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ガイドは楽しかったけど、化石より生きた動物が好きなので、早くサファリしたい大阪組。
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セレンゲティのゲート到着。360度地平線。何もない。四国の大きさに感動。ゲートで記念撮影。その時、後発隊のTさんの車がゲート通過。凄い。時間調整完璧。さすがプロと一人感動。公園を突き抜けるビクトリア行きのバスが通過。Kさんの故郷直通便です。
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セレンゲティ国立公園 -ため息。ため息。美しさに声もでない。-
Tさんがセレンゲティの入場手続。その間私達は展望台へ。美しいトカゲ発見。凄いポップなカラー。神様はどうしてこんなカラフルにしたのかなぁ。補色には見えないけれど・・・メスへのアピールか。トカゲを可愛いと初めて思った。
コモドドラゴンと同じ爬虫類とは思えない。
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入場料結構高い。一日の料金×日数と泊る料金とドライバー達の料金と・・・個人ではいくらになるか考えると恐ろしい。ツアーでないと無理だなぁ。と実感。
セロネラワイルドライフロッジ到着。昼食を食べて、夕方のサファリ。Iさんが言われる通り、変な電気が接続されてない無駄なジムとかインターネットできる空間だけあるとか聞いたけど、本当に不思議な感じのロッジ。でも、岩場を上手く利用した建物は雰囲気があるし、空港に近く、公園の中心で異動し易い。岩場なので、バーは蝙蝠が飛んでいて、雰囲気抜群。食べ物は毎回同じ。景色は最高に良いし、中庭に住むハイラックスが超可愛い。
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お猿さん達も沢山いて可愛い。部屋に入るとガラス越しにハイラックスが今度のお客はどんなだろうと覗きに来た。お猿さんもすぐに部屋に侵入してくる。窓の向こうで小人マングースが走り、インパラが柵をジャンプ。3日目の夜部屋に入る時、横をカバが通った。2日目の夜、ライオンが来て吠えたので、猿、カバ達は大騒ぎで、大興奮。なかなか寝付けなかった。これって幸せな眠れない夜ですよね。
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展望台と景色
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セレンゲティ初日は、気球に乗る組と二つに分かれ、サファリへ。気球チームは5時起きで、空からのサファリへ。円高のお陰で車2台になったので、オルドバイ峡谷同様、自由自在にサファリを楽しめる。朝からライオンの家族を発見。子供が4匹以上いて、みんなお母さんのおっぱいに食らいついている。ライオンは本当に人間なんて怖くないみたい。
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この後、木の上で食事する豹を発見。今日の食事はトムソンガゼル。豹のいる木の前の道はパパラッチが一杯。豹の人気は凄い。木の上の豹はなかなか動いてくれない。いつも我慢比べになってしまう。
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セレンゲティは広いので、何かが出れば凄いけど、出るまではひたすら走り続ける。1日目の夕方のサファリ、ハイエナを発見。まだ子供みたい。とにかく可愛い。ハイエナはいつも悪い比喩として使われて、可愛いイメージを持ってもらえないけど、実際はとてもキュートキリンと同じ祖先のような気がする体型。丸くてぬいぐるみのような漆黒の目が熊に似ている。と大阪の女子で「熊みたいに可愛い」と騒ぐとマサイの言葉では女性猥褻な意味があるらしくKが大興奮。「クマ」はタンザニアでは禁句みたい。Iさんに聞くと「熊谷」とかクマという名字の人は自己紹介しにくいとか・・・言葉って面白いですね。
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こどものキリンはふさふさしていて、可愛いです。キリンのまつ毛、今の女子がつける付けまつげみたい!
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セレンゲティの背黒ジャッカルの子供が、巣の前で辺りを見回している。車が近いので、お母さんジャッカルが心配そうに走り出した。どんな世界も母は子供の心配をするんだな。
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ワニの子だって、とってもキュートです。
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Kさんは日本に何年か住んでいたから、日本語が話せるのですが、日本で一番好きな歌は、千昌男の「北国の春」なんだそうだ。そんな話をしていたら、いきなり表情が変わった。「ハイエナが走っている。」車を止めて、双眼鏡を手に必死で何かを探し出した。「豹がいます。」と私たちは「エッー。何処?何処?」必死に探します。豹かなと思ったら、ただの草。ただの岩。すると何かが動いているのを発見。歩いている豹だ。「すっごーいぃ」こんな陳腐な言葉しか出てこない。何度も何度も、「すっごーいぃ」「高いの無理して来た甲斐あったわ!」等等、興奮止まず。ビデオを持つ手も緊張で震えて・・・
豹はやっぱりBIGCATです。この毛づくろい。うちの猫と同じ。
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セレンゲティで3日目の朝。今日は朝食ボックスを持って、長―いサファリへ。チーターが居る地域は少し遠く、7時半出発で向かいます。草原で朝食。青空トイレ。解放的な一日。最初に気球が目に入った。気球に驚いて、焦って逃げるカバの親子を発見。
一人5万円24人乗りでぼろ儲けだわぁ。
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結構、走るのが早くてびっくり。
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なかなか、チーターが出てこない。こんな広い草原のなか、草と同じ色のチーターを探すなんて無理なんじゃないかなぁと半ば諦めていたら、他の車から「チーターが出た」と無線が。
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一昔前、動物占いが流行ったことがある。私はチーターだったので、チーターに対しての思い入れは人以上なのです。チーターの体型、輝く毛並み、小さい頭、きゅっと引き締まったお腹。「美しい」なんて「美しい」一人興奮冷めやらず感動していると、「もう一匹出た。」との無線さっきは雄で今度は雌らしい。
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私にとって、お初のリードバック。この後、豹のご飯になっていたのは違うリードバックだった。
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次にライオンの雌がのんびりと昼寝していた。
この2匹のライオンはずっと、ユニゾンで動く。息ぴったり。顔もそっくり。変な所に感動してしまった。
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道路の真ん中で、水溜りで行水しているハイエナの子供が。車が来ても気持ちが良いので、「動きたくないよー」という表情です。
こどもは背中に産毛が残って馬みたい。ライオン達が金色に輝く毛で、ハイエナは銀色に輝く毛。お風呂好きみたいです。
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“やんちゃな小象の鼻相撲” -実写バージョン-
「お兄ちゃん、鼻相撲しようよ!」「いいよ。はっけよーいノコッタ。」「お兄ちゃん強―い」
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「困った子ね」「早く起こさなきゃ。」「みんなの鼻を合わせて」「よいしょ。よいしょ」
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「お兄ちゃん。もう一回しようよ!」
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みたいな感じでした。
また、歩いている豹がでたと無線が。エンジン全開“レッツラゴー”超ぶっ飛ばして現場へ直行この時のビデオに残った自分の声は“凄い”“あー”とかため息ばかり
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木を見たら、マーキング。うちの子は家でするので、困っています。
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最後の日、飛行機に乗るまで、サファリ。最後の最後まで、豹を眺めた。動いて欲しいけど、なかなか動いてくれませんでした。
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昨日仕留めた獲物が左に・・・
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セレンゲティからアルーシャは軽飛行機で2時間。「あー。とうとう終わった。」なんとも寂しい気分。次はいつ来れるかな。楽しい時間はいつもあっという間。一生懸命働いて、お金貯めて、また来たい。今回のスペシャルツアーはロッジも本当に良かった。サファリ中心のタンザニアを知り尽くしたIさん企画だけあって、本当に満足。2月は究極のタンザニア・サファリ 16日間かぁ・・・現役には難しい日数だ。Tさん・Kさんとはここでお別れ。全員で記念撮影。アルーシャ→ナイロビ→ドバイ→日本。日本とタンザニアは遠いなぁ。せめて、直通便があれば・・・
9時間も取ったビデオの編集。楽しみだけど、いつ完成するか。また帰ってくることを目標に一生懸命仕事します。それまでは「ダーウィンが来た」でも見ておこう。
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悠久の大地セレンゲティ 滞在型サファリ

2010年4月30日(金)出発の「悠久の大地セレンゲティ滞在型サファリ 9日間」へご参加の西裕子様から頂いたレポートです。お写真はこのツアーにご参加された吉岡康弘様に作品ご提供頂いております。
私達夫婦にとって新婚旅行以来、13年ぶりのタンザニア旅行だった。9日間という日程は、アフリカ旅行としては比較的短期間だと思うが、その替わり軽飛行機での移動や、セレンゲティ一カ所での滞在などで、無駄を省いた濃い内容であり、仕事を持つ身としては有難いプランだった。
今回のツアーは私達2名の他に2名(男性1名、女性1名)の参加で、添乗員は無し。最初は不安に思ったが、他の2名は私たち以上にアフリカ旅行の達人であり、旅行行程の要所については道祖神から説明を受けたので、出発してしまえば全く問題無かった。
ただし、現地ドライバーやガイドの方々と待ち合わせ時間や朝食準備等の確認を行う必要があったため、一人でもいいので英語が話せる人が必要だった。参考にしてほしい。
ナイロビから国境のナマンガを経て、アルーシャへ
現地ツアー会社の車に乗り、約6時間かけて移動した。 ガクン、ドウン、バーン!!車ってこんなに頑丈なのか、と感心するほど激しく揺れ、時には飛び跳ねながらひたすら到着を待った。大切なカメラをタオルに包み、膝に抱えて必死に守った。この荒れた道の激走もアフリカ旅行の醍醐味の一つだ。
アルーシャで一泊し、翌朝軽飛行機でセレンゲティ国立公園のセロネラへ
一時間のフライトの中で、天候にさえ恵まれれば蒼々たる名所を眺めることができる。オルドイニョ・レンガイ火山、エンパカイ・クレーター、ンゴロンゴロ自然保護区、マニヤラ湖国立公園などだ。私達は、幸い復路で素晴らしい景色を見ることができた。アフリカの広大な大地を堪能でき、大満足だった。
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セロネラへ到着し、いよいよセレンゲティ国立公園のサファリへ
セレンゲティ国立公園でセロネラワイルドライフロッジに4連泊し、待望のサファリを堪能した。セロネラ周辺は動物が多く生息し、コンスタントに出会えると言われており、そこに滞在できるというのもこのツアーの有難いところだ。
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ドライバーのTさんは、英語+時々日本語を話し、優れたサファリ・テクニックを持った人だった。
サファリのコツは、なるべく早朝に出かけることと、ドライバーに見たい動物を伝えることだ。この点について私達4名は意見が一致し、Tさんにまず毎日早朝サファリをお願いした。これはドライバーにとって負担も大きいはずだったが、4日間という短期間だからこそ引き受けてもらえたのだろう。
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また、経験豊富なドライバーは、最近どの辺りにどんな動物がいるかを把握しているため、自分が見たい動物を伝えることで、100%ではないものの殆ど見ることができた。
ドラマティックだったサファリ
ヌーの大移動に遭遇
何万頭ものヌーがセロネラ付近に集まっていた。その中をサファリカーで駆け抜けたのだが草食動物とはいえ迫力が凄かった!ロッジにいてもヌーの声が絶え間なく聞こえていたが、4日目には殆ど聞こえなくなった。ケニアに向けて移動していったのだろう。この時期ならではの体験だった。
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チーター親子との出会い
4頭の子供を連れたチーターに出会った。集まるサファリカーを警戒して、茂みからなかなか出てこない子供を、母親が「キャッ、キャッ」と鳴いて呼び続けた。15分ぐらい経ってようやく子供が順番に姿を現して、家族揃って歩き出した。4頭中、好奇心旺盛な1頭だけがサファリカーに気を取られ、なかなか家族に追いつかない。母親は何度も振り返って遅れた子供を気にかけ、兄弟のうち1頭が迎えに戻る等・・・動物園では見ることができないドラマを見た。
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小雨期の特徴
5月は小雨季のため、出発前からとにかく天気が心配だったが、幸いサファリ時間を外して雨が降ってくれた。おかげで埃が少なく、暑さもかなりマシだった。むしろ早朝サファリは寒いぐらいで、登山用の雨具を手放せなかったぐらいだ。一日の気温差に対応できるよう、重ね着することをお薦めする。
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また、この時期は草丈が高く、サーバルキャットやジャッカル等の小型動物を見つけにくかった。 ライオン頭の大型のネコ科も、寝転ばれると見つけることができない。 しかし風に揺れる草の中を歩くチーターやライオン、インパラの姿は本当に美しい! 乾季と甲乙付けがたい素晴らしさがあった。
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短時間でサファリを堪能できる道祖神さんならではのツアーでした。個人的には、一カ所に滞在し大自然をじっくり味わいたいというアフリカ経験者にお薦めのツアーです。
末筆になりますが、道祖神のこのツアーの企画手配の方に、ツアーにご一緒したお二方に、感謝申し上げます。
「悠久の大地セレンゲティ 滞在型サファリ 9日間」ツアーページはこちら。
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