ケニアのマサイ・マラ国立保護区でヌーの川渡り その1

弊社ナイロビ駐在員から、ケニアのマサイ・マラ国立保護区に流れるマラ川で例年8月~9月に繰り広げられる「ヌーの川渡り」の情報が今年初めて入りました。
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サファリドライバー曰く、既にマサイ・マラには相当な数の
シマウマがタンザニアからやって来ているそうです。
ヌーが来るのはもう少し後だそうですが、例年よりも全体的に
ちょっと早めとの事。
肉食動物もたくさん追って来ているそうで、最近マサイ・マラ
帰りのお客様からはハンティングや捕食シーンの報告をよく
いただきます。
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今年も、一年で一番ドラマチックな、ヌー達の命が躍動するシーズンが近づいています。
マサイ・マラにも訪問するケニアのツアー一覧はこちら。

2013年のラマダン(断食月)

この夏、イスラム圏へのご旅行をお考えの皆様
ご存知の方も多いかとは思いますが、イスラム教徒の方々はラマダン(ヒジュラ暦9月)と呼ばれるひと月の間、年に一度、断食(サウム)を行います。
月の状態を見て高位の聖職者が開始と終了の時期を判断しますが、今年はおおよそ7月9日 (火)頃から8月7日(水)頃になるであろうと言われています(雲が出ていて月の状態が確認できない場合は翌日に延期されます)。
この間、モロッコ、チュニジア、エジプト等の北アフリカ諸国はもとより、イスラム教徒が多い西アフリカ諸国でも、商店が閉まったり、営業しているレストランが少なかったり、普段は内部を見学できるモスクに入れなくなったりという状況が発生し、公共の交通機関等が運行数を減らしたりすることもありますので、注意が必要です。また、空腹でイライラしている地元の方ももちろんいますので、ケンカや交通事故が起こる頻度が普段よりも少しだけ上がることも。
ただし、日没の礼拝(マグレブのサラート)から日の出前の礼拝(ファジュルのサラート)までは、食事をとっても良い時間帯ですので、商店もレストランも開き、普段以上の活気を取り戻します。
日中が主な活動の時間となる旅行者にはちょっと不便ですが、ラマダン中の人々の暮らしぶりを見られる貴重な期間でもあり、特にラマダン明けにはイード・アル・フィトルという盛大なお祭りが3日間開催されますので、この時期に当たった方は非常にラッキーでしょう。
大っぴらな飲酒、派手な服装や行動など、異教徒である旅行者でも多少配慮した方が良いであろうことはありますので、「郷に入ったら郷に従え」の精神で、ラマダン中のご旅行を有意義なものにして下さい。

マダガスカルのユネスコ無形文化遺産「ザフィマニリの木彫知識」

富士山がついにユネスコ世界文化遺産に登録されましたね。
おめでとうございます!
ところで、“無形文化遺産”というものをご存じでしょうか。世界遺産と同じくユネスコの事業ですが、世界遺産が建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的としているのに対し、風習や口承伝統などの無形のものを保護することを目指したものです。アフリカの世界遺産はいくつか思い浮かんでも無形文化遺産はなかなか思い浮かばないのではないでしょうか。
無形文化遺産は無形なだけに世界遺産のようにいつでもお目にかかれるものではありません。祭礼や儀礼であればその日に合せて現地を訪れることになります。さらに割礼や成人式、婚礼、葬儀などの場面に催されるものであれば、それが必ずしも旅行者にオープンなものであるとは限りません。
お目にかかりにくいから見やすいようにしてほしいと頑張ってしまうと、それは単に観光用のショーに成り下がってしまい、本来の意義が失われてしまう危機に見舞われることになります。

無形文化遺産は単に伝統的な生産物やショーを見に行くだけでなく、それを継承する特異な人物に会いにいくだけでもなく、その創造的な文化的背景をもつ人たちのコミュニティ、生活場面にお邪魔するということだと思います。
その活き活きとした場と時間を過ごす旅というのがいつも気になっています。
そんな無形文化遺産の一つ、『ザフィマニリの木彫知識(マダガスカル)』を訪ねるツアーを作りました。バオバブやレムール(原猿)など、独特な自然で知られるマダガスカルですが、都市部から遠く離れた山間部に暮し、その文化を次代に伝えてきた人々とその文化を訪ねます。
森の叡智 ザフィマニリに学ぶものづくり 11日間のツアーページはこちら。

川嵜夫妻ケニア・タンザニア新婚旅行

2007年4月24日出発のハネムーン手配旅行で、ケニア、タンザニア、ドバイに行かれた川嵜様ご夫妻からのレポートです。

私たち二人は旅行が大好きで、今まで色々な所へ行きましたがアフリカは未踏の地。普段行けるところは魅力がないし、堂々と長期で休める絶好のチャンスなので、新婚旅行にアフリカは即決でした。
でもアフリカといっても広く、どこへ行ったらいいのかわからないので「野生の動物がみたい!」という希望のもとに、いつか行こうと前からパンフレットを購読していた道祖神さんに旅行を組み立ててもらいました。
出発は結婚式の2日後、その間会社に出勤や旅行の準備でほとんど睡眠不足で飛行機に乗り込んだため、行きの飛行機の中はほとんど記憶にありません(笑)
1. ナクル湖へ(サロバ・ライオン・ヒル泊)
ナイロビに到着後、少し雨がぱらついていたのでちょっと残念でした。出迎えてくれた現地ガイドのジョセフさんと3.5時間のドライブでナクル湖へ。ナクル湖に到着すると、湖の縁がピンク一色!何だろうと思っていたらフラミンゴの群れでした!!フラミンゴが見られると思っていなかったので、すごく感激しました!
湖の近くにはサイ、キリン、ハイエナ、シマウマ、ジャッカル・・・あちこちに動物がいて興奮していると、いつの間にか大きな虹が!!雨に感謝!虹の中のサイやシマウマ、フラミンゴ、とても幻想的でした。
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2. ナクル湖からマサイ・マラの道中
ナクル湖からマサイ・マラは7時間以上のドライブ。飛行機で移動することも出来るそうですが、陸路で村や街並みを楽しみながらもオススメということで専用の車で長時間ドライブです。道中は畑仕事をする女性、洋服屋さん(?) 何かイベントがあるのか同じ方向に歩いている人たち、ゾウの頭蓋骨(?)らしき骨が落ちていたり・・・とても楽しかったです。
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ビッグプロブレム!?
マサイ・マラのオロナナロッジに近づいた頃、ガイドのジョセフさんの様子がおかしくなってきました。話しかけても無視、車内に何となく緊迫感が。すれ違うマサイの人たちが何やら叫んでいたり、バイクで追いかけて来たり、最後はマサイに囲まれ車もストップ。マサイに車のキーまで奪われてしまいました。みんな石を持って殺気立っていました。私たちはここで死ぬかも、殺されちゃうかも・・・と不安でいっぱいの中、ジョセフさんが振り返り、私たちに「ビッグプロブレム!」と何度も言いました。今思えばここは「ノープロブレム」と答えて欲しかったところです(笑)。
私が半袖を着ていたので、主人が心配して肌をなるだけ露出しないよう「羽織って」と上着をくれました。いまでもこの緊迫した雰囲気の中の主人の優しさは頼もしく思います。
現地語で何を話していたのかわかりませんが、言い争っている人が顔のハエを払った仕草で何故か「私たちは大丈夫だ」と確信しました。
マサイの一人が英語で私たちに説明をしてくれました。何でも彼らの大事な家畜の山羊を車で引いてしまったそうです。そしてジョセフさんは逃げてしまったそうです。
「あなたたちは関係ない、悪いのはこのガイドだ!」と言って、ガイドを人質に取り、私たちはホテルまで送り届けてくれました。
今までの経験だと、お金を持っている旅行者の私たちに高額なお金を請求するところを、問題のあるガイドだけ連れ去り、私たちを解放したマサイの真摯な態度に感動しました。
ホテルで心配して待っているとジョセフさんが帰ってきました。2000円払って解決したそうです。たった2000円!?と気が抜けてしまいました。でも金額ではなく、山羊がとても大事な生活の一部なのですね。
何故次々と行く手をマサイが現れたのか不思議に思っていましたが、マサイも携帯電話で連絡を取り合っていたみたいです。世界は着実に進化している!
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3. マサイ・マラ(オロナナ泊)
ロッジに着くと、宿の方々がとても親切に出迎えてくれました。オロナナは14テントしかない高級ロッジ。テントと言ってもテントとは思えないほど素敵な部屋で、テントのすぐ側にマラ川があり、カバが住んでいて時々ブォーという貫禄のある鳴き声がします。
夕食はフランス料理のようで、味も最高に美味しかったです。デザートタイムになると、歌を歌いながらシェフやスタッフ、マサイの方々がホールケーキを持って来てくれました。私たちも誘われみんなで楽しく踊ってお祝いしてもらいました!とても楽しい一時でした。
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翌日はジョセフさんの提案で、ランチを持って1日中サファリ!
一番期待していたのはライオンとチーター。期待を膨らませていざこの目で見られたときは私たちよりもジョセフさんが一番興奮していました(笑)。私たちに見せなきゃという思いが強かったのでしょうね。ライオン、チーターを実際に見て感じたことは、意外にも平和でゆったりとした時間が流れていること。チーターなんか欠伸してずっとゴロゴロしていました。
一番感動したのはキリンが群れで移動しているところ。圧巻でした!
高級食材のホロホロ鶏も普通に歩いている!ハイエナの赤ちゃん、マングース、ハゲタカ等動物園やテレビでしか見たことのない動物がたくさん!
獲物の取り合い、争いも見られましたが平和な時間が流れていました。
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ランチは大草原の中にテーブルとイスをセットしてサファリピクニック!
どこまでも続く大草原の中、人生で最高のピクニックでした!
1日中サファリなので、もちろんトイレも大草原の中。ハイエナが去る後ろ姿を見ながら「大丈夫なのかな?」と不安で常にキョロキョロしながらです(笑)
車に乗っているとジョセフさんが慌てて車の窓を閉めました。そこにいたのは「ブラックマンバ」。猛毒のヘビだそうです。平和だなと感じる一方、常に危険と隣り合わせだと実感させられました。
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サファリ3日目はマサイの村を訪ねました。
マサイの女性達と歌ったり、一緒に火をおこしたり、子供達とふれ合ったり、お互いに質問をし合ったりしました。マサイの女性は家を作るそうです。「出来る?」と聞かれたことの何一つ私はできませんでした。いろんな事に感動させられっぱなしでした。マサイと貴重な一時を過ごすことが出来ました。
再びマサイ・マラからナイロビに向かいケニアの最終日、旅を終える頃にはガイドのジョセフさんと親密になり、ジョセフさんの奥さんとも電話で話をして、次に来るときはジョセフさんのお家でホームステイしよう!なんて話をして、ジョセフさんのご家族の写真をお土産にいただきました。
私たちを「カワサキ!」と呼び捨てにして、自分のことは「ジョセフさんは~」とさん付けにしていたジョセフさん、今ではFacebookでお友達です。
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ザンジバル(パラダイスビーチバンガロー泊)
セスナのような小さな飛行機で着いたザンジバル。宿のオーナーさんは日本人なので安心です。目の前は綺麗な白浜のビーチ。部屋の目の前がビーチなので、本やカメラを持ち込んで、海辺でボーッとしたり居眠りしたりとゆっくり過ごしました。
私たちが新婚旅行だと言うと、現地の従業員の人が、ビーチにテーブルとイスを置き、そこで夕食をと提案してくれました。葉っぱや花で綺麗に飾り、料理を一品ずつ運んでくれました。星空の下、ろうそくの明かりで食べるディナー。本当に素晴らしかった!!
ただ昼に夕食の分を注文したのですが、たくさん食べる主人は量が足りず、追加注文が出来なかったので私の分を少しあげました。それでも足りず、後は持ってきたお菓子を二人で漁って食べました。お腹は満たされなかったけど、心はいっぱい満たされました♪
次の日はオプショナルツアーを申し込みたかったのですが、申し込みが夜遅かったので難しいと言うことであきらめてのんびりすることにしました。
二人で海を眺めて何時間もボーッと・・・すると女性が袋を持って海を行ったり来たり。素敵な光景でした。後で聞いたら海草を採っていたそうです。
やることがないので、宿にあったサッカーボールで遊ぶことにしました。サッカーボールでビーチバレーをしていると従業員の男の子がやってきて一緒に参加。私は左手の薬指を突き指してしまい、しばらく結婚指輪が抜けなくなりました(笑)。
その日の夜は停電。真っ暗でシャワーも浴びられず、着替えも歯磨きも手探り状態。どこに何があるかわからないまま二人で大笑いしながら寝ました。
パラダイスビーチバンガローを去るときに、村長さんが挨拶に来ていただき、みんなで一緒に写真を撮りました。私と主人の間に居る子が一緒にサッカーをしたりビーチバレーをしたりして遊んだ子です。
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ストーンタウン(テンボ・ハウス泊)
世界遺産のストーンタウンもオプショナルツアーを頼んで散策しました。説明が英語であまり解りませんでしたが、珊瑚から造られたという建物の街並みが素晴らしかったです。ザンジバルはスパイスアイランドとも呼ばれていてあらゆるスパイスがあるそうです。市場に行くとたくさんのスパイス、顔の2倍ぐらいあるバナナ、赤いバナナ等がありとても楽しかったです。試しに赤いバナナを買ってみましたが、残念ながら美味しくなかったです。
昼はホテルのインドカレーを食べました。ものすごく美味しくて感動しました!夜は近くの中華レストランに行きましたがここも美味しかったです!
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ドバイ(ロイヤルミラージュ泊)
乗り継ぎついでに最後にドバイに寄りました。ここに寄って良かったと思います。アフリカでは快適でしたが、お湯が出なかったり、寒かったりと体が少々疲れていました。ロイヤルミラージュはとてもゴージャスなホテルで、旅の最後を締めくくりとして最高でした!!
朝食も美味しいし、ショッピングもたくさんしました。人に会わない造りになっているようで、滞在中ほとんど人に会うことはありませんでした。部屋を出るとすぐビーチなのですが、灼熱のように暑くて5分も居られませんでした。
砂漠ツアーにも行きました。本物の砂漠を見たのは初めてだったので感動しました。ラクダに乗ったり、ベリーダンスを見たり、夕日がとっても綺麗で、それに映える砂紋がとっても綺麗でした。
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旅を終えて
旅行から帰り、2人とも少々弱っていました。私は微熱と湿疹、主人は蕁麻疹。
どうやら食べ物が原因らしいのですが、思い当たるのはザンジバルで停電のあった次の日の朝食。冷蔵庫も停電していたはずなのでそこで出てきたジュースとかが怪しかったです。でも大したことはなく、2人とも帰国の翌日から元気に出勤しました。
道祖神の羽鳥さんにお礼の連絡をしました。その症状を話すとおそらく食べ物でしょう、マサイであった事件を話すと「大丈夫だったでしょう?」とあっさり。
色々な心配をしていたのが馬鹿らしくなりました。確かに大丈夫だったので(笑)。
オロナナでのビッグサプライズのケーキ&ダンスは羽鳥さんが仕組んでくれたとの事。
素晴らしい旅にしていただき、心から感謝しました。
旅の途中から私たち夫婦は「羽鳥さん」に興味を持ち、その羽鳥さんも今ではFacebookでお友達、毎年旅行博で子供と写真を撮るのを楽しみにしています。
旅を終えて2人で心に決めたこと。それはいつか子供ができたらまたアフリカに連れてこよう、檻に入れられた動物ではなく野生動物を生で見せたい。現在息子は3歳、あれから6年経った今でも同じ夢を語っています。
その想いを持ちながらいつか行こうと、息子には値段の載った動物の絵本として、道祖神さんのパンフレットを家族みんなで愛読しています。
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※アフリカでのハネムーンにご興味のある方は、ぜひアフリカでハネムーン&ウェディングのページもご覧ください。

北アフリカ、エジプトやスーダンの綿は世界屈指の品質

皆さんにおなじみの綿衣類。
綿(木綿)=コットンはワタという植物の種子からとれる繊維ですが、この繊維を編んだものが綿布、それを裁断・加工したものが綿衣類となります。
ここまでは、どなたでもご存知のことと思いますが、綿の原産地はインド。インダス文明を担った人々が最初の生産者と言われています。
世界への伝播は意外に遅く、1世紀頃にアラブの商人を介してヨーロッパに伝えられました。栽培法が伝わったのは9世紀頃。十字軍が持ち帰って一気に広まったという説もあります。当時のアラブ世界は文化的にヨーロッパの先をいっていたというのは、良く知られた話ですよね。
現在の綿輸出国ベスト5は上位から、アメリカ、インド、ウズベキスタン、ブラジル、パキスタン。インド・パキスタンが入っているのはさすが発祥の地といったところ。

質の良い綿は世界中にありますが、特にエジプト綿とスーダン綿は世界で1、2を争う質の良さを誇っています。アフリカ諸国では、他にモザンビーク、ジンバブエ、ベナン、マリ、チャド、ブルキナファソなどで盛んに栽培され、中国やブラジルなども技術指導を行なっています。
写真はスーダン北部の街シェンディで綿織物を生業とする一家が所有する綿織り機。弊社のスーダンツアーでも立ち寄り、見学させてもらいっています。
伝統的手法で今でも綿布が織られているのですが、この一家はイスラム教徒の比率が限りなく100%に近いスーダンでは非常に珍しいクリスチャン。
話す言葉はアラビア語、服装も他のイスラム教徒と全く変わらず、家の中にお邪魔してみなければ全くそうとはわかりません。
家業としての綿織りを何百年も続けてきたそうですが、安価な機械織り全盛の時勢で、後継者はいないそうです。
人が時間と手間をかけて作ったものは、機械で作ったものより味わい深いと思ってしまうのは、思い入れのせいなのでしょうか?
後継者が見つかり、質の高い、手織りの綿布がいつまでも作り続けられることを祈ってやみません。
スーダンのツアー一覧はこちら。