北アフリカ、モロッコの青い街「シェフシャウエン」

先日、フジテレビ系列で放送された、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?-魅惑のモロッコスペシャル-」。ご覧になった皆様も多かったのではないでしょうか。
弊社でもモロッコのツアーは一つだけご用意していますが、一般的なモロッコではなく、少々趣向を変えた「モロッコを歩く」というテーマのツアーです。砂漠・オアシス・山岳地帯と地形のバリエーションも豊かで、歴史ある街も多いモロッコは、歩きというスローなペースで旅するにはもってこいの国です。
その他「カサブランカ・マラケシュ・フェズの三都市周遊」のような、一般的なツアーはご用意しておりませんが、ハネムーンカップルのお客様や、ご家族、あるいはお一人で自由に日程を設定して旅したい、という方向けに貸切車利用オーダーメイドでの手配旅行をご提案させていただいています。
上記の三都市があまりにも有名なため、「一度足を運んで三都市を見たらもうおしまい」というお客様も多くいらっしゃいますが、その他にも三都市に負けないどころか、勝ってしまう、MUSTの訪問先がモロッコにはあります。

例えば、古くからの隊商都市だったワルザザート、ポップな陶器で有名な港町サフィ、ポルトガルが建設した都市が残るアル・ジャディダ、土レンガ造りの要塞(カスバ)が残るカスバ街道、そしてアルジェリア国境に広がるサハラと、見どころは尽きません。先日のテレビ放送でも、エッサウィラという、大西洋に面した世界遺産の街が取り上げられていましたが、大型のパッケージツアーではまず訪問しない街ですので、こういう所に足を伸ばせるのは個人手配ならではでしょう。
私のとっておきとして、更に日本人ツーリストの方が足を運ぶことが少ない、訪れる価値のある街があります。
それが、青い街「シェフシャウエン(あるいは単にシャウエン)」です。リフ山脈の北側にへばりつくようにある小さな街ですが、旧市街の家々の壁は白く塗られ、アクセントカラーの薄いブルーが非常に美しい街です。旧市街の狭い迷路のような路地を歩けば、時間の感覚が狂ってしまったような錯覚に陥ります。
喧騒の街や広場もモロッコの一面ですが、こんな静かな美しい街もモロッコの一面です。
是非、一度きりと言わず何度でも、”日出ずる国”日本から、”日沈む国”モロッコ王国へと、足を運んでいただければと思います。
※画像は加工していません。
モロッコのツアー一覧はこちら。

アフリカの島国セーシェル、バード島にいる250歳のゾウガメ「エスメラルダ」

ガラパゴス諸島のゾウガメの亜種、ピンタゾウガメの「ロンサム・ジョージ」が死んだ、というニュースが届きました。
推定年齢は100歳とも120歳とも言われているようですが、まさに大往生ですね。
縄文杉やバオバブ、ナミビアのウェルウィッチャのような、樹木や苔などの植物であれば数千年という長寿の種も少なくありませんが、哺乳類で平均100年以上生きるというのは驚異的です。
ゾウガメは、肉食獣による捕食の危険に乏しいインド洋や太平洋などの島嶼で、互いに異なるリクガメから、大型化の進化をたどった種ですが、セイシェルにはおそらく地球上で最長寿の哺乳類、セイシェルゾウガメ(アルダブラゾウガメ)のメス、「エスメラルダ」が手厚く保護されていますが、彼女の推定年齢は、なんと250歳!!
250年も生きるってどんな気分なのでしょう?
欧米の旅行者の中では、セイシェルでリゾートを楽しむとともに、この『エスメラルダ』に会うためにセイシェルを訪れる観光客も少なくないようです。エスメラルダが暮らしているのはセイシェルの中でも、セグロアジサシの繁殖地として有名なバード島。ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?

アフリカで美女が多い国といえば、エチオピア

有名旅行雑誌であるトラベラーズ・ダイジェスト(Travelers Digest)が、世界の美女が多い都市ランキングを発表しました。
美女が多い都市の1位に輝いたのはウクライナのキエフ。次いでスウェーデンのストックホルムが2位、米国の大都市ニューヨークが3位という結果。4位から8位までは、アルゼンチンのブエノスアイレス、ブルガリアのバルナ、ロシアのモスクワ、イスラエルのテルアビブ、オランダのアムステルダムが続いています。
アフリカで美女の多い国といえば、誰もが納得するであろう3,000年の歴史を持つ国、エチオピアです。
おそらく長い年月をかけて、イエメン系の人々、クシュ系の黒人、スーダン系の黒人、ユダヤ人などなど、多くの民族の血が混ざり合った結果だと思いますが、スレンダーでエキゾチックな顔立ちの美しい女性が多い国です。
また、そのお隣のソマリアも黒人としては初のスーパーモデル、イマンを生んだ国です。

ですが、アフリカで魅力的なのはなんといってもどっしりと構えたママさん達でしょう。なんとも言えない安心感を与えてくれる各地域のママさん達との交流も、アフリカを旅する魅力の一つといえるのではないでしょうか。

アフリカの災害、サイクロンとバッタの大発生

皆さん天気予報を注視されていることと思いますが、台風4号が紀伊半島に接近し、今晩には関西・東海地方に上陸し、関東も暴風圏内に入る恐れがあります。
弊社の東京本社がある東京都港区でも、午前中は晴れていましたが、徐々に雲行きが怪しくなってきて、激しい雨が降り始め、徐々に蒸し暑くなって来ました。多量の雨が原因で大きな災害にならなければ良いのですが。
アフリカでは、日本の台風に代わって「サイクロン」がありますが、被害を受けやすい国は南アフリカ北部、マダガスカル、モザンビークの3ヶ国。南西インド洋のサイクロンは11月から2月に発生し、毎年数十名の犠牲者を出しています。ただし以前は、例えばモザンビークやマダガスカルではインフラが整っていないこともあり、大洪水が発生し大災害になることが多かったのですが、近年はインフラ整備も進み、被害を最小限に抑えられるようになって来ました。
不思議な事に、サイクロンの猛威にさらされるのは、たとえばマダガスカルであれば、島の東&北海岸であることが多いのですが、バオバブで有名な南西岸などはほとんど被害を受けません。さすが日本の1.6倍の大きさを誇る世界で4番目に大きい島、といったところでしょうか。

大陸側で深刻な影響をおよぼすのは、サイクロンではなく「蝗害」、時々発生するバッタの超大群です。かつては日本も悩まされたようですが、農耕民にとっては「悪魔」とも呼べるこの”蝗害”を避けるため、様々な儀礼が発達したという側面もあるようです。日本では全く発生しなくなりましたが、アフリカでは今でも数年に一度発生する、この”蝗害”との戦いが今も続いています。

東京都内でエチオピア料理を体験!「アフリカ料理を食べる会」

「アフリカ料理を食べる会」なるものを企画しまして、先日弊社スタッフとお客様とで東京都内のアフリカ料理のお店に行ってきました。
アフリカ料理のお店は、日本人向けに少々洗練されたお店から、日本に暮らすアフリカ各国の人々が集うディープなお店まで様々ありますが、初回ということでとっつきやすく、店舗数も多い”エチオピア料理”をチョイスしました。
お邪魔したお店は「SAFARI」。東京都港区赤坂にある、メインはエチオピア料理ですが、東~北アフリカの料理やおつまみが食べられるお店です。
店主のワンダサン(エチオピア出身)は、現在は閉店してしまった都内で一番古かったアフリカン・レストラン、「ローズ・ド・サハラ」で十数年働いていた方で、メニューもその当時のものを踏襲しています。
エチオピア料理といえば、インジェラを抜きにしては語れませんが、インジェラを作るためには仕込みに時間が掛かるため、インジェラをご希望の場合は数日前に予約が必要になります。
弊社スタッフも、やはり皆さんにインジェラを味わっていただきたい!と事前にワンダサンにお願いして、準備していただきました。
タスカーやカサブランカなどのアフリカのビールやワインを飲みながら味わう、ワンダさんお手製のインジェラは、弊社スタッフも懐かしさがこみ上げてくるほど、エチオピアローカルの味付けがなされていました。
東京都内や近郊にお住まいのお方、是非足を運んでエチオピアの味を体験してみてください!
エチオピアを訪問された方ならご存知の、ハニーワイン(本国のものとはちょっと違いますが)も飲めます!

アフリカ料理のお店 サファリ