弊社はアフリカ専門の旅行会社として、来年設立36周年を迎えますが、「スタッフの皆さんの、アフリカで一番好きな場所ってどこですか?」というご質問をよくいただきます。単純に考えると、「一番好き=オススメ」ということが言えると思います。ということで、社内アンケートをとってみました。
現在、東京・大阪・ナイロビ・ヨハネスブルグと総勢22名のスタッフがおりますが、各スタッフの「アフリカで一番好きな場所」を順次ご紹介させていただきます。
「私の一番好きな場所inアフリカ Vol.1」
アフリカで私が一番好きな場所は、ボツワナチョベ川のボート上です。空の色と川の水の色の区別がなくて、空はどこまでも高く、青く澄んでいて、川は瑞々しく、深く澄み切っています。
川岸には象の群れが水を飲んでいます。時がどれほど経過しても全く変わらない生き物の営みが、自分も自然の一部だと思わせてくれます。
~大阪営業所 木下~
ボツワナのツアー一覧はこちら。
アフリカからコンニチハ!VOL.1 FROM セネガル
月に2回発行している弊社メルマガに掲載している、「アフリカからコンニチハ!」と題した、現地ガイドへのインタビューですが、スタッフが読んでも結構面白いので、Facebookにも転載させていただきます。
メルマガでは写真を掲載できないのですが、Facebook版では本人の写真付きでお送りします!
アフリカからコンニチハ!VOL.1 「FROM セネガル」
●自己紹介:
はじめまして。アイサトといいます。29歳女性、観光業を勉強して2008年から日本語ガイドをしています。新しい旅先を開拓するのが大好きです。私の話す日本語には面白いなまりがあるとよく言われますが、セネガルやガンビアなど、魅力的な場所を沢山ご案内します。“アイちゃん”と呼んで下さい。
●インタビュー:
Q.セネガルであなたの一番好きな場所はどこですか?
A.サルム・アイランドです。
※サルーム河口の三角州。マングローブが広がる野鳥の楽園。(世界遺産)
Q.セネガルで一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.セネガル南東のバサリ村の伝統的な儀礼です。
※山間の棚田での稲作をする定住民。精霊信仰、仮面舞踏で有名(世界遺産)
Q.お母さんの得意料理は何ですか?
A.難しい質問ですね。母は料理がほんとうに上手なので。あえて選ぶなら「ティエレバシ」、これは私のエスニックグループ独自の料理です。クスクスとミレットをピーナッツバターソースと肉で煮たものです。
Q.セネガルの格言をひとつ教えてください。
A.何かを急いでいる人、焦っている人に対して使う言葉です。
“ndanku ndanku moi dyapu golo chi nyai”(セレ語の読み方をローマ字表記)
※森の生活では一歩一歩着実にお金をかせぐものだという意。
セネガルのツアー一覧はこちら。
ナイロビ駐在員の現地情報
ナイロビ駐在員より現地情報が入りしましたので、お知らせします。
添付は昨日(11月22日)の朝刊です。
2週間ほど前から、ヌーとシマウマの群れ、それを追って肉食動物もセレンゲティからマサイマラへと戻って来ています。
ドライバーからの報告でも、マサイマラでは日々どんどん動物の数が増えているとの事。また、この時期ですが再びヌーの河渡りも始まっています。
~ナイロビ駐在員 生野
タイミング次第でヌーの川渡りも見られるケニアのツアー一覧はこちら。
2013.02.08発 エチオピア ダナキル砂漠訪問ダイジェスト10日間 後編
こちらも塩一面の世界ですが、アッサル湖という湖の一部です。
まるで雪原のように思えてきませんか?
なので、ここではちょっとしたトリック写真を撮ることができます。
人間が塩の大地に整列して座り、カメラを斜めに構えシャッターを切ると・・・

こんな写真になります。
雪山を滑っているようですね。とっても楽しそう。
写真では分かりませんが、気温45℃の世界。
さて、ここからはツアーのハイライトであるエルタ・アレ火山のトレッキングです。
まずエルタ・アレの麓であるドドムを目指しますが、この移動はかなりハードな凸凹道となります。しばらく土漠を走り続けた後、今度は月面のような溶岩大地を越えていきます。

お昼過ぎにドドムに到着したら、しばらく休憩です。日中のトレッキングは非常に暑く過酷だからです。夕方まで簡易小屋で横になり体力を温存したり、荷物を整えたりしてゆったり過ごします。手持ちのリュックサックには必要不可欠な水、カメラ、ストックなどをお忘れなく。また、山頂で1泊となりますが、その際、必要な荷物(例えば、寝袋や水、頂上での食事など)はラクダが運んでくれます。よって、ここでしっかりと荷物の仕分けをしておきます。

そして、陽が傾き始めた頃、いよいよ出発です。

エルタ・アレ火山の標高は613m。個人差はありますが、1時間毎に10~15分の休憩をはさみながら登頂まで4時間程でしょうか。途中、マグマが流れ固まった跡が至るところで見られます。まるで何かの模様のようにある場所では縄状、ある場所では波状、または塊であったり・・・。温度差が作り出す自然の芸術です。

しかし、それゆえ、足場も固く安定性を欠くことから、靴はハイカットのトレッキングシューズがお勧めです。
ダナキル砂漠の中で最も活動的、かつ観光客が唯一その火口を見学できるのがこのエルタ・アレ山です。粘性の低い溶岩から成る楯状火山なので勾配は緩やかですが、山頂へ行くほど若干きつくなっていきます。徐々に頂上に近づき陽が落ちると、トレッキング中でも、活発なマグマが火口から噴き上がり、山頂を赤く染めている様子が確認できます。中はいったいどんな風になっているのだろう。疲労困憊した身体に再びエネルギーが漲ってくる瞬間です。

頂上はクレーター状になっており、その内側には、北火口、南火口の2つの火口があります。現在、活発に動いているのは南火口。百聞は一見にしかず・・・ということで、南火口の写真をいくつかご覧いただきましょう。

地を這う怪物のようなマグマの動き、地鳴りのような地中の轟きと鼻をつく強烈な臭いに、荒々しくむき出しの地球の鼓動を感じます。この活動が雲を生み出し、雨を降らせ、海を造り、緑の大地を育み、そして生物が誕生し、人類誕生へ至ったことを思うと、地球創設期の姿を垣間見たような気持になります。
クレーターの見学は、夜と朝の2回。頂上の外輪に沿って簡易小屋が設置されており、ここで仮眠を取りながら、漆黒の闇の中、赤々と浮かび上がる溶岩と、朝日が差し込む中、ハッキリ動きが分かる溶岩を見学します。

地球の鼓動をたっぷり感じた後は、塩田が盛んなアフデラ湖畔の温泉で汗を流します。こちらも火山活動による地球の産物。塩分が多く、40℃ほどのちょっと熱めの天然温泉が、疲れた身体に染み入ります。

どんな言葉や写真を並べたところで、伝えきれない地球の迫力と壮絶さがダナキル砂漠にはあります。周囲を一変させる巨大な爆発を繰り返し、その度に変貌を遂げてきたこの地は、地中の溢れんばかりのパワーを五感で感じられる地上で数少ない場所の一つです。
厳しい自然環境は人間にとって安住の地とは言いがたいですが、それでも遥か昔から人々の営みがあり、地球の恵みを授かり続けている。延々と続くラクダのキャラバンに人間のたくましさを感じ、生きている地球の息吹を目の当たりにすると、そこには、壮大な地球のロマンがあるように思います。
今野
WILD AFRICA 22 ナミビア沿岸のコシャチイルカ
ナミビアで撮れる野生動物というと、どうしてもサバンナの大型哺乳類や砂漠の爬虫類などを連想しがちだが、実は海にもユニークな動物たちがいる。
ナミビアの海岸は南極からの冷たいベングエラ海流に洗われているため、年間を通して水温がとても低い。また南西からの強烈な風が吹くため、荒海として昔から船乗りたちに恐れられてきた。スケレトンコーストに打ち捨てられた数多の難破船がそのことを物語っている。しかし、強い海流は海底の養分を巻き上げるためプランクトンが豊富で、非常によい漁場でもある。
魚が多ければ、当然それらを捕食する生き物も多い。コシャチイルカもその一つだ。イルカの中ではかなり小型な種で、南アフリカの大西洋岸からナミビア、アンゴラ南端部の沿岸域でしか見られない、この海域特有の動物だ。体の色は黒、灰色、白の三色で、背びれが三角形をしている。南部アフリカの他のイルカたちはすべて後ろに反った鎌形の背びれを持っているので、遠くからでもコシャチイルカは容易に見分けがつく。また、「くちばし」がないのも特徴的だ。
この写真は9月10日に、ヴァルフィスベイから出ているドルフィンクルーズに参加した際に撮影した。多くのイルカ同様、コシャチイルカも船の作り出す波に乗るのが大好きで、ボートの舳先に立っていると、目の前に姿を見せてくれる。大きな望遠レンズでなくともかなりのアップで撮れるのはありがたい限りだ。ただし、動きは相当速いのでピント合わせには多少注意が必要だとも感じた。
ナミビアの海は波が荒いと先に述べたが、ドルフィンクルーズに関しては船酔い等の心配は全くない。というのも、クルーズ自体はヴァルフィスベイ、即ち入り江から外洋に全く出ないからだ。そもそもこの場所が港としてヨーロッパ人入植者たちに注目された理由こそが、この波静かな湾の存在にあるのだ。現在ではナミビア経済を支える貿易の拠点となっており、巨大な貨物船や多くの漁船が常時湾内に錨を下ろしている。
ちなみにこの日はコシャチイルカたち以外にも、ザトウクジラを二頭見た。ヴァルフィスベイ(Walvis Bay)とはクジラの入り江という意味で、実はその昔ヨーロッパの捕鯨船の基地でもあった。それが今では南部アフリカでも有数のホエールウォッチングの拠点となっているというのは皮肉なものだ。
撮影データ:ニコンD4、AF-S VR 80-400mm f4.5-5.6、1/800秒 f9 ISO1000
コシャチイルカ
英名:Heaviside’s Dolphin
学名:Cephalorhynchus heavisidii
体長:1.7m
体重:70kg
写真・文 山形 豪さん
やまがた ごう 1974年、群馬県生まれ。幼少期から中学にかけて、グアテマラやブルキナファソ、トーゴなどで過ごす。高校卒業後、タンザニアで2年半を過ごし、野生動物写真を撮り始める。英イーストアングリア大学開発学部卒業後、帰国しフリーの写真家に。南部アフリカを頻繁に訪れ、大自然の姿を写真に収め続けている。www.goyamagata.com